金持ち父さん貧乏父さんと合わせて読みたい本です。
稼いでどうするのか?
資産運用してどうするのか?
ステージアップしてどうするのか?
それが、お金の教養だそうです。
以下抜粋。
第2章 お金はあなたを映す鏡
お金はあなたの知性、思考、人間性といった教養そのものなのである。
1ヵ月のレシートとクレジットカードの明細を見れば、あなたの1ヵ月の思考、行動、性格がすべて見える。
食生活、飲酒量、趣味、浪費癖、読書量、健康状態、交友関係の広さ。
さらにレシートの発行場所を見ると、行動範囲も見えてくる。
お金というものはそれくらい人間をありのまま映し出す。
第3章 スペースお金とは何か
お金と幸せの関係
・お金があって、幸せな人
・お金があるのに、幸せを感じられない人
・お金がないのに、幸せな人
・お金がないために、不幸な人
お金があるにもかかわらず、幸せを感じられない人がいるのはなぜか?
その答えはお金を「目的」としているか「道具」と認識しているかの違いにあるのではないだろうか。
第4章 7つのお金の教養
資産運用をしてお金と共働きをする。
お金持ちは2種類に分けられる。
1つは、たくさんの稼ぎがあるフローリッチ。
そしてもう1つが、たくさんの資産を持ったストックリッチ。
フロー収入とは、自分が働くことで得られる収入のことで、労働所得とも呼ばれる。
ストック収入とは、不動産や会社を資産として所有することで労働に関係なく、それらの資産から入ってくる収入のことで、資本所得と呼ばれる。
早いうちから戦略的に、将来に向かって安定的なストック収入を築いていく道程を描くこと。これが、資産運用を本当の意味で人生の味方につけるための極意だ。
第5章 お金の教養にはSTAGEがある
分散投資から集中、そして再び分散へ
資産運用の世界で最も定番の成功方法とされるのが分散投資だ。しかし、分散投資だけをやっていたのでは、資産は少しずつ増えていくかもしれないが、人生に劇的な変化をもたらすほどの影響は望めない。
分散投資は、「大きく勝つための方法」ではなく、「大きく負けないための方法」だ。
分散投資に意味がないと言っているのではない。得意分野が見つかったら、そこに時期と時間とお金を集中させていく。
自分が働くことで得られる収入と匹敵するぐらいの成果を生めるようになればSTAGE4だ。資産運用によって「少し増えた」という垣根を越え、時間とお金に縛られない人生が送れるようになっていくのだ。
そして、自分が働かなくなっても生活できるだけの資産や、そこから収入が得られる仕組みが築けたら、本当の意味で分散投資が必要な段階がやってくる。
分散投資の真骨頂は、億単位の資産を持つ人が、自分の資産を目減りさせないために行うところにあるのだ。
第6章 お金と人格
お金を使って身を置いた空間で、教養のある立ち振る舞いができてこそ、教養のあるお金の使い方と言えるのである。
人格は誰と付き合い、誰を模範にするかによって決まる。
付き合っている人を見れば、その人がどんな人なのかがわかると、よく言われるように、あなたの周りにいる友人や家族の平均が紛れもない、あなた自身なのだ。
人から求められ、必要とされることほど、ぜいたくな事は無い。これこそが、人生を豊かにするためのお金で買うことができない究極の贅沢と言えるかもしれない。
自分の人生を自由に謳歌するリベラルアーツが注目される時代だからこそ、
もう一度、お金の教養を高めた方がいい。