放送大学で、学んでいます

大学を出ているので、編入で全科生になりました。心理学を中心に学びまして、今は、再入学により、再び学びを始めました。

クーロンの法則のことなど

2012年09月12日 | 数理系科目について

法則とは、それ以上分解して説明できないエッセンスだと言われている。そのため、クーロンの法則を理解するには、どうしても力学についての知識が必要になる。

点電荷間の「力」に関して、二つの電荷の積に比例し、距離の二乗に4パイと定数を掛けたものに反比例するというのが、この法則の大まかな説明だが、

誰が実験しても、そうなるというのだから仕方が無い。

4パイR二乗のパイは、3.141592というπのことで、円周率である。円周率とは、くるっと円を書いたときの線分の長さと、直径との割合である。

直径0.1mの円周は、0.314mである。

こういうのは、小学校の時に習ったのであろうか?

 

日常生活である仕事の場で、足し算や割り算はよく使うが、こういう係数のようなたぐいは、ほぼ使わないので、理数系科目となると、

かなり昔、それも、10年20年ではなく、40年も50年もさかのぼらないといけないため、ごくわずかな教科書の記述ですら、

かなりの時間が費やされることとなる。

 

しかし、このことは逆に、自分の歴史を探ることにもなり、自己確認のためには、数理科目を学び直すのもよいのだろう。

 

ただ、中学でも、高校でも、実験はあったが、ほとんどは割愛されていて、体験的な理解をしている事柄は少ない。

 

幾何学的世界を代数的なものに変えようとしたのが、デカルトだと言われているが、それにより、感覚的あるいは直観的幾何の世界にあった知が、

抽象化により失われた部分はあるのだろう。

 

そのようなことを誰かが述べておられたことをふと思い出した。