放送大学は、放送法を根拠として、学生の政治的な発言を禁じている。しかし、放送法よりも、思想信条の自由のほうが優先されないと、学問の自由もへったくれもない。
そういう意味では、放送大学は、国のご用大学だといってよいだろう。
そのため、私が専攻している「心理と教育」に関する科目も、学ぶ姿勢も重要だが、教授や講師たちの学習教材への批判的まなざしを忘れてはならない。
一般の人は、引用論文が、アルファベットで書かれていると、そのような箇所は読まないだろうという思いがあるのか、タイトルが、間違っていたり、その後、著者が書物にしている本があるのに、その元になった雑誌論文から引用し、参考文献にも
あげていないのがあったりする。
これは、著者に対する敬意が払われていないばかりか、かなり不親切言わねばならない。
そのような教授は、過去に自分が書いた部分をコピペしているのだろうと思う。自分のパソコンに、データが残っておれば、そのあたりを引っ張りだし、前後の文章を整えるだけで、印刷教材をつくることができるのだから自分の労力が押さえられる。
また、滑舌が悪く、ほとんど教科書を朗読しているのに等しいくせに、へたくそな講義を流していたりするが、そのほうが、放送法に抵触するのではなかろうか。
わたしは、インターネット番組を見る機会が、過去に比べると増えた。
とりわけ、CS放送朝日ニュースター「愛川欽也 パックインニュース」のあとを受けて立ち上げられた「デモクラTV」は、本来のニュース番組としての色合いをのこしており、なかなかよい。
その中に、クラウドセブンから提供された「竹内+愛のコードレスでいこか」は、ABCラジオで放送されていた「北野誠のサイキック青年団」のパーソナリティのひとりであった竹内義和アニキとタレントの八幡愛が、自粛も萎縮もせずに、政治ネタからエロまでを語り尽くしており、必見の番組であろう。
しかも、今のところ無料放送なのがよい。
そのうち、インターネット番組にも圧力がかかるかも知れないので、今のうちにしっかり見ておこう。
とりわけ、某有名作家や某有名出版社社長などに関しても、語られており、このあたりを通して、圧力がかかる可能性もある。
わたしは、「デモクラTV」のアーカイブから、mp3でダウンロードし、ipodで聞きながら眠り付くのだが、竹内義和アニキの美声で、どんな睡眠薬よりも早く眠りにつくことができる。
著作権やタイアップの関係で、それしか使えないのだろうけれど、ジングル代わりの歌も聞き飽きた。
それでも、毎週欠かさずダウンロードしているのは、この年までは、ここまで語られていたという証拠を残したいからでもある。
孫娘にも、この番組を聴かせてやりたいのだが、竹内義和アニキの例のエロネタがネックになって、今はできない。
ただ、放送で話すと言うことは、このように自分の言葉で話すということであって欲しいと思う。放送大学のラジオ番組は、放送というスタイルを取っているが、そうではないものがあるのが残念である。