ラブ★コンの街から西へ東へ

趣味の旅行・街歩き・日常のどうでもいい事をを綴ったブログです。

暗黒空間の体験

2015-09-14 23:43:03 | お出かけ・風景
13日、友達と梅田へお出かけしてきました。

まずはランチ。
天王寺のカフェでサラダパスタを食べました。


それから電車で移動し、梅田のグランフロントへ
ダイアログ イン ザ ダーク の体験に行きました。
ここは何をする所か、私もイマイチわかっていなかったのですが
グランフロントのビルの中に、真っ暗な空間があって、その中の生活を体験するものです。
受付を済ませると、荷物はもちろん、身に着けている時計・アクセサリー・メガネまで預けます。
もし中で外れたり失くしたりしたら見つからないからです。

今回の体験は私と友達と若いカップルさんの4人です。
スタッフの案内で一歩中に入ると、薄暗くなっています。
そこで視覚障碍者が使う白杖が配られ、使い方を教わります。

さらに奥の部屋に入ると、そこは暗黒の空間です。
しばらくしたら目が慣れる…という事もないらしいです。
そこから先は本当の視覚障碍者のスタッフの案内で進みます。

玄関前のアプローチからドアを開けて家の中に入る…という事から始めます。
玄関で白杖を置いて靴を脱ぎ、上り框の段差を超えてのれんをくぐって部屋に入ります。
部屋には冷蔵庫(期待に反して開けても中は真っ暗、でも冷たい)やクッションがありました。
部屋の外にはウッドデッキがあり、その下の庭にはサンダルやハープの鉢植えがありました。
庭に木製の一人乗りブランコがあり、順番に乗ってみます。
…という真っ暗な空間を、手探りで体験するのです。

もちろん何があるかという事は一切説明されません。
自分の手や足の感覚で建物の雰囲気や置いてあるものを理解していきます。
嗅覚は大丈夫なので、ハープの種類を当てた人もいました。

お部屋には素材や大きさが違ういくつかのクッションが置いてあり
好きなのを使っていい事になっていて、自分の手の感覚で選びます。
そして輪になって床に座り、スタッフの方が暗黒の中を移動して飲み物を配ってくれました。
そこで暗黒空間の感想や、それぞれの自宅のリビングの様子などを話し合いました。

その後、家を出て白杖を持って外に出ます。
暗黒の空間からいきなり明るい場所に出ると目を傷めるので
段階を踏んで少しずつ明るい場所に移動していきました。
真っ暗な空間、しかも初めて行く場所は思った以上に怖かったです。

このようなイベント(?)があるというのを私は知りませんでしたが、
友達が教えてくれて、貴重な体験ができました。
私も常に「何か面白い事はないか?」と情報をキャッチするようにしていますが
自分以外の人が持っている情報というのも大切ですね。
私と違った感覚で情報を探しているかも知れないので。

                        
このあと、同じグランフロント内にあるキルフェボンでお茶。
ここはいつも大行列ができています。
この時も90分待ちの表示が出ていましたが、意外と早く30分で入れました。
タルトの種類が多くて迷ってしまいます。
これはイートインしたネクタリンのタルト


これはテイクアウトしました。