ラブ★コンの街から西へ東へ

趣味の旅行・街歩き・日常のどうでもいい事をを綴ったブログです。

東京:NTT技術史料館 3

2018-12-29 23:38:29 | お出かけ・風景
ダイヤルがない電話
これは昔(昭和40年代)私のおばあちゃんの家にありました。
受話器を上げて、横のハンドルをグルグル回すと、
電話局の交換手に直接つながります。
そして交換手に相手の番号を口頭で伝え、一旦切ります。
待っているとベルが鳴り、電話局から「つながりました」と電話がかかってきます。

私の家は、ダイヤル式の黒電話で、今の電話と同じように使えましたが
おばあちゃんの家に電話をかける時には
地元の電話局にかけて交換手に「〇〇(おばあちゃんの地域)局の〇〇〇番 即時」と口頭で言います。
一旦切って30分程待っていると、電話局から「つながりました」と電話がかかってきます。
「即時」(急ぐ)と言っても大阪から和歌山につなぐのに30分もかかりました。
おばあちゃんの家の電話番号は3ケタでした。
多分役場が1番で、公共機関から順番になっていたと思います。

その後、和歌山の山の中も電話が自動化されて、交換手を呼び出さなくても
普通にダイヤルするだけで、すぐに電話できるようになりました。
その時に電話番号も普通に10ケタになりました。

これは1970年の大阪万博の電気通信館に展示されたワイヤレステレホン


夢のワイヤレステレホン、ショルダーホンとしてお金持ちが持てるようになりました。


さらに小型化して庶民にも手が届くようになりました。


スマホも登場しました。

携帯電話は、両国にドコモの博物館があるので、ここでは扱っていないのかと思いきや
展示されていたので意外でした。