久しぶりに行くことができた山科犬散歩ボランティア。
この日は朝から雨。
ソフトの試合や練習が流れた、我家にいる小学生3人が一緒に同行することを希望。3人一緒に山科へ行くのは、萌ちゃんが亡くなったとき以来二度目となる。しかも今回は、散歩ボランティアの一員として参加すると張り切ってくれた。
どうなることやら...
到着すると、まずは一番気になっていたアマちゃんとクロちゃん姉妹の様子を見るため、ネコズユニットへ。
エレベーターが開くと、エレベーターホールにはチョロちゃんとキラちゃんが寛いでいました。脳に障害のあるかっちゃん以外、猫達が勝手にエレベーターに乗ってしまうことは無いようです。
ヒラヒラした可愛いカラーをつけているチョロちゃん
おしゃれキャットのキラちゃん
二頭ともとても甘ったれ。子供達の足にスリスリ絡みついたり、撫でてもらったり。
こんなに触りまくられても怒らない
トイレの角から顔を出しているのは、脳に障害を持つかっちゃん。
子供達が気になるのか、じーっと見つめている
お姉ちゃんが近くに寄って名前を呼んだら、ようやくフロアに出てきました。
アマちゃん達がいるフロアに移動、最初に目に入ってきたのはアマちゃんとクロちゃん。
なんとフリーに...
慣れたのね、良かったー!!
私がトラノスケと遊んでいるとき、じぃーっと静かに、とても穏やかな顔で見ていました。
テーブル下でお兄ちゃんを遠慮がちに見ているのは、
タロウチャン
動物が大好きな子供達も猫達と触れ合うことができて嬉しそう。フクミちゃんやタイガちゃんには会えなかったけれど、遅くならぬうちにと急いでワンズフロアに移動。
久しぶりのワンズフロアは、ダイちゃん達皆が吠えながら大歓迎してくれた。
子供がやや苦手なジローちゃん以外は、皆、とても友好的。萌ちゃんが亡くなった時以来の再会であることも判っていた。
とはいえ、ジローちゃんも一緒に遊んでいたいオーラがむんむん。
チビ兄ちゃんは、ワンズ皆への平等な挨拶に大忙し。
どのイヌもたくさん触りたいのよね。
大きいお兄ちゃんもお姉ちゃんも、再会を喜んでいる。
この日は、ワンズの散歩ボランティアが目的であった小学生達。チビ兄ちゃんとお姉ちゃんがぷーにゃん、大きいお兄ちゃんがブンちゃんを担当。引率係の私はダイちゃん。
小学生ドモは、リードを渡され、さてどうなることやら。
チビ兄ちゃんとお姉ちゃんは二人の気持ちを合わせ、ぷーにゃんの動きを見ながら歩かなくてはなりません。
しかしぷーにゃんは忍びのオトコ。壁に沿って歩きたがる。
思ったとおり、ぷーにゃんはエレベーターを降りると、壁を伝うように歩き始めました。二人の気持ちも少しチグハグでぷーにゃんをリードするのが難しそう。
苦労する二人に大笑いのお兄ちゃん
しかしどうにかコントロールしながら玄関先へと進む。
玄関脇のロビーで、入居者の方に撫でてもらうぶんちゃん
外へ出ると、
少しずつ歩を進め、
気持ちも合わせられるようになった二人。
我家のイヌドモとは異なる、マーキングばかりのお散歩も慣れてきた様子。
霧雨がときおり降るため、散歩に行きたがらないブンちゃんやダイちゃんを説得しながら歩くお兄ちゃん。しかしどうにかいつもの散歩コースの公園まで進み...。
まさに解き放たれた犬となって、思いっきり走るお兄ちゃんとブンちゃん。そしてお姉ちゃんとブンちゃん。
ぶんちゃん、大はしゃぎ。お兄ちゃんも本気で楽しそう。
リードを咥え、ときに齧りまわしながら走りまわるブンちゃんは、アスリート系のこの小学生達に人気モノ。ダイちゃんもお兄ちゃんと走ったものの、ボールがないためかイマイチ気分が乗らず!?それでもなんだか楽しそうであった。
チビ兄ちゃんは、ぷーにゃんと一緒に少しだけ走り、これまたナイスなペア。
帰路はワンズの扱いに慣れてきたため、先を歩く小学生チーム。
しかしその先で足を止めているのが見えた。どうした???
B「デヘ...」
お兄ちゃん達「うわぁ~...」
ブンちゃんがオシッコしたあとで、いつものように派手な後ろ足パッパで、たんまりと土をかけられたそうで...。
それはキミ達が油断していたから仕方無いね。(笑)
さて、ホームへ戻ると、エレベーターホール前で、いつものように事務職員さんが出迎えてくれました。でもいつもと違うのは...
良く見れば、職員さんのほうから、求めているではありませんか!?
ブンちゃんとハグ&キス
この事件がきっかけとなり(笑)、この日はさらにブンちゃんのテンションアップ!!
ユニットへ戻ると、来客者に甘え出したブンちゃん。
B「オトーサンミタイダ」
優しそうな男の人を見ると、ここに来る前を思い出すのか、とても甘えるブンちゃん。
B「オトーサン」
ぶんちゃんはさらに調子に乗り...
ぶちゅ!!
お客様、苦笑。
ぶんちゃんも嬉しそうなこの笑顔。
※肖像権、ブログ掲載許可を頂いております。
お客様、申し訳ありませんでした。また、有難うございました。
足を拭くために、ここで係留。でもおかげでこんなに可愛い画像が撮れました。
何気に後ろに隠れているのは忍びのぷーにゃん
さて、ここでアミちゃんがお散歩へ出発。
りりまむさんとお友達には、この一カ月間、毎週末の散歩でとてもお世話になりました。ここに改めてお礼を申し上げます。
それにしても、ホントにスタイルの良いフタリ。ダルメシアンと一緒に絵になりますね。
さて最後に、この日のお部屋での可愛いワンズの様子をご紹介。
素敵な笑顔は、
むっちゃん
おばあさんの足の動きに合わせ、スリッパ裏を舐めるのは
ぶん、お前しかいないね。
おばあさんが履いているスリッパ裏に食べ物がくっついているらしい...。
キッチンコーナーで、手をかけて覗いているのは...
あらし君
弱々しいのに、一生懸命なところがとてもかわいい。
ほら、ね。
ここでワンズの手作りご飯も作っている。
動物担当責任者でもある畠職員さんお手製
やわらかい肉や野菜、魚をバランス良く配合。ゼラチンで固めた低カロリー食なのだそう。幸せモノだね、キミ達。
そして、新たな他の来客者にも甘えていたブンちゃんとむっちゃん
人が大好きなワンズ
食べ物の匂いがして慌てて移動...
テーブル下に落ちてくるのを期待中
椅子に添えた手に勘違い中のジローちゃん
さて、そろそろお別れの時間....
ずっと触っていたい...
あみちゃんと同じスタイルしたり...
じゃれあったり...
走ったり...
3人とも、ちょっと厳つい顔で大きなボディーのアミちゃんを怖がることなく、触りまくっていました。アミちゃんも子供が好きな様子。
もっと一緒に遊んでいたい、小学生チーム。
萌ちゃんの写真に手を合わせ、
そして帰路につきました。
子供たちにとっては、たっぷりと犬達に遊んでもらって、ボランティアも体験できた貴重な一日。
私にとっては、コンパニオンアニマルの素晴らしさを改めて感じた日でもありました。