木の根っこに空いた穴を見つけると、顔を入れて中を確認するヴァレンシア。
蛇やトカゲを探しているのかしらね。
マムシだったらとんでもないことになるけれど、今は冬。ある程度は好奇心を満たしてあげることにしています。
底が見えている穴
下の画像は倒木や伐採した木を再利用して作られたカタツムリのオブジェ。
そのオブジェの台座になっている木はコナラのようです。
実は最近、衣笠山のエリアで大きな木のいくつかが伐採されています。
この日ちょうどお会いした管理人さんのお一人に、その理由等を聞くことができました。
このところはコナラの枯木被害が神奈川県内のあちらこちらで相次いでいるのだそうで、衣笠山においても同じ現象が起き始めていると懸念されていました。
そのため、衣笠山のコナラも該当する何本かの大木を伐採されたと。
帰宅後にググってみると、該当する記事がありました。
それによると、キクイムシが媒介する「ナラ菌」によって引き起こされる病気により、木が根から水を吸い上げる機能を失い、急速に枯死に至ってしまう。根元に大量の木屑のようなものが落ちていることで、その被害に気付くのだそう。
周辺の他のコナラへの被害の拡大ばかりか、落枝・倒木による危険もあり、該当する樹木は伐採するしか手段が無いようです。
衣笠山にはコナラの木が数多くあり、どこかで食い止めねば里山の生態系をも脅かすことになってしまいますものね。
これ以上、広がらぬよう祈るばかり...