旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

ウィーン 10月28日「ふたたびオペラ座!」

2005-12-22 | 海外旅行記(2001~2005年)
この日の公演のチケットは、前日、オペラ座近くのチケットセンターで購入しました。
ウィーン初日にお会いしたHM氏のススメもあって、桟敷1RangLogeの席をチョイス。
開演は夜8時からなので、今日はゆっくり腹ごしらえをしようと、早めにホテルを出て、初日にも入ったホテル・ブリストルの「カフェ・シルク」へ。

ハンガリー料理のグヤーシュスープ(具沢山でスパイシーでめっちゃ美味しい!)とブラウナーカフェを注文。
スープにはパンもついてくるので、これだけで十分満足。

時間に余裕があったので、早めにスタッツオーパーに入って中をゆっくりと見学。
あーなんでデジカメを持ってこなかったんだろう・・・
と、いまごろボヤキたくなるくらい、国立オペラ座の中は素敵な所なんです!!
そしてオペラ座桟敷。
席は、日本で言うと2階桟敷にあたるところで、オーケストラピットを見下ろせる位置。
舞台もだいたい見えるし、なにより演奏がよく見えるのがいい。

さて、今宵の演目。
リヒャルト・シュトラウスの『ダフネ』1幕ものです。
このオペラは、ギリシャ神話がモチーフになっていますが、えーと、話の内容は、日の神アポロンに見初められた娘ダフネと、そのダフネのことが大好きな男との三角関係・・・みたいな・・・ちょっと切ない恋の物語(最後、ダフネも月桂樹に変身しちゃうし)・・・ですよね?(テキトー)
全然知らない演目だし、間違いなく寝ちゃいそうで最初は観る気なかったのですが、音楽好きのHM氏が「ウィーンフィルの演奏は素晴らしいから!」と薦めるので、「まあ、シュトラウスの作品だし、ためしに」と観ましたよ。で、ストーリーはまあともかくとして・・・

音楽!が素晴らしい!!

びっくりです。曲のメロディーが素敵なんですよ~
まあ、演奏がウィーンフィルということもあるかもしれませんがね。
スタッツオーパーという最高の場所で聴くオペラの素晴らしさ。
詳しいストーリーなど知らなくても、最高の音楽は最高の感動を与えてくれるのだと、ひしひしと実感・・・

つづく!

ウィーン 10月28日「グロリエッテ」

2005-12-21 | 海外旅行記(2001~2005年)
ウィーンの町を見下ろす見晴らしのよいグロリエッテ。

ここはいま、カフェ・グロリエッテとしてお茶や軽食を楽しめる場所になっています。
私もここでアインシュペナー(ブラックコーヒーの上に生クリームをのせたもの。グラスで出てきます)とザッハトルテを注文しました。
午後になると、西日が背の高い窓を通して入ってきて、最初入口から入って左側の奥に座ったのですが、とにかく陽射が眩しすぎて(そのうえ暑くて)、耐え切れずに右側へ移動。


グロリエッテの周囲には、散策を楽しめる小径のある木立が左右に広がっています。
この季節だと赤や黄色の秋色に染まった木々の葉が、陽射を受けて暖かい色彩の光を地上に降り注ぎ、味わい深い風情に。
(おお!なんと文学的~♪←自画自賛)
  
木立の間から見える、ウィーンの街並やグロリエッテ。
グロリエッテの周囲を散策したあとは、ちょっと休憩~
ベンチに腰掛けて、遠くに見えるウィーンの町や木々の紅葉を眺めながら、ボーーッとしてました。
丘の上では気持ちよい風が吹いていて、あたたかい陽射がポカポカと・・・

ウトウト・・・ウトウト・・・

気持ちがええです・・・

バリのリゾートでまったりのんびり~というのもよかったけれど、こういうちょっとした合間の長閑さも実は好きだったよなー・・・と思い出しました。


グロリエッテからの戻り道、迷宮・迷路庭園にも入ってみました。子供向けっぽいけど、チケット代に入ってるしー
と、「ついで」のつもりで入ってみましたが、これがなかなか面白い!
もう少し迷路の植え込みが高かったら、ハリー・ポッターの魔法大会状態ですよ。
そして、たどり着いたゴールのプラットフォームから見た写真を撮り忘れてしまいました・・・
これ、どこが迷宮迷路なんだか、分からない写真ですよね。

最後に、宮廷ベーカリーへ。
ここではApple Strudelアップルシュトゥルーデルの実演が見学できます。
ウィーンの伝統菓子で、ミルフィーユ風アップルロールケーキみたいなものでしょうかね。



こんなカンジで、なんだか大きなピザを作ってるみたいです。
この薄いベースが、ミルフィーユのような食感を生み出すのだと思いますが、実演はここまで。説明も英語とドイツ語と交互にやってくれるのですが、ぼんやり聞いていると、英語にいつ切り替わったのか分からなくなることも。
会場に入るときに、小さな容器に用意されたひと口大の試食品を手渡されます。これは無料。ま、試食も無料なりの大きさですよ。
ちゃんと味わいたい場合は、ベーカリーの上にあるカフェで自腹を切ってお召し上がりを、ということ。
ちなみにベーカリーでドリンクを頼むと、これは無料ではなく別料金。ご注意を。

午後4時をまわって、そろそろ帰路へとつきますか。
今日の夜はまたまた国立オペラ座へ!

つづく!

あらしのよるに

2005-12-20 | お手軽ケータイ日記
成宮君に獅堂という組合せに、公開前から観たいと思ってた作品。
成宮君のことは前のブログでも、ファンでもないのに彼の舞台は欠かさず観ている話をしましたが…いまだ自覚症状はないのですが、やはり好きみたいです。
フジタツと同じくらい好き、と思っていただければよいかと(なんだ、それ)
で、『あらしのよるに』を観てきました。
いろんな意味で深~い映画でした。
多分いや間違いなく、子供と大人とでは受ける感覚が違うはず。
気に入ったので帰りに本を買ったのですが、本でも映画のドキドキ感を味わえるのか…
期・待♪デス

<追って書き>

本、昨日の夜からさっそく読んでみました。
目次に「蜜月」とあるのを見つけて、おもわず身悶え。
いやん、いやん
お、お、大人バージョンっすか、これ・・・・・・
えーっと、たしかに絵本とは違って、ちゃんとした長編小説になってます。
でも、子供が読んでも問題ないです。
文と文の合間に見え隠れするあの「ビミョー」な感覚は、大人でないとつかめないと思います。
子供が素直に読んだだけでは、ぜったいに分かりっこない、はず。

ヤギとオオカミの友情ものなんですけどねー
でも、登場人物の名前「メイとガブ」だけで読んでいくと、なにやら違う錯覚を起こしそう・・・。
映画でも動揺した「ふたりっきりになれたね」という言葉に、本でも動揺・・・
(つーか、正しくは「二匹っきり」ではないのか???言いにくいけど)
しかも「おいしそう」だの「なめまわすように見る」だの、いちいち別の意味に取れる私って・・・
(でも、きっとみんなもそうだと思う!だから読んでみて~)

ウィーン 10月28日「庭園からグロリエッテへ」

2005-12-19 | 海外旅行記(2001~2005年)

まず最初に訪れたのは、皇太子の庭園
中を散策してみましたが・・・・・・
花咲く季節に訪れたら、もっと感動するのかもしれません。
晩秋・・・も風情があってよいのですが、やはり庭園には花がないと、ですねー


そしてこちらは宮殿の正面に広がる庭園。
何度も言いますが、花の季節に訪れたら、それはそれは色鮮やかに・・・
ま、この季節の緑一色の濃淡も味わい深いものがありますよ・・・
遠く丘の上に建つ白い建物は、かつてマリア・テレジアが祝宴を開いた当時の姿に復元されたグロリエッテ
あそこまで、歩きます!


丘の手前にあるネプチューンの泉。
ここから丘の上のグロリエッテを目指します。
まっすぐ頂上めがけて歩くわけではなく、くねくねとゆるやかな道を歩いていくので、最初に思っていたほど大変ではないのですが・・・
暑い!!!
晩秋とは思えないあたたかい陽気。
陽射もまぶしくて、歩き出すとアドレナリンの上昇とともに、体感温度まで上昇。
多少暑くても頑張って(?)着ていた革のコートをとうとう脱ぎました。
「北風と太陽」の話はあなどれん・・・
ふとまわりを見ると、半袖Tシャツ姿の外人さんが・・・そこまで暑いか!!

途中で宮殿の方を振り返ると・・・おお!絶景です!(↑一番トップの写真がそれね)
さあ、グロリエッテまであと少し!

つづく!(おいおい、こんなところで終わりかよ~)

ウィーン 10月28日「シェーンブルン宮殿」

2005-12-18 | 海外旅行記(2001~2005年)
ハプスブルク家の栄華をしのばせるヨーロッパ有数のバロック宮殿のひとつで、「美しい泉」という意味の夏の離宮「シェーンブルン宮殿」
その歴史は、1696年レオポルト一世の時代に建設が始まって、18世紀マリア・テレジアの時代に完成。
あたたかさを感じさせる印象的な外壁の黄色は、「マリア・テレジア・イエロー」と言われています。
青い空に映えるいい色です!
そして宮殿内の部屋の総数は、なんと1141室!
・・・うーむ。掃除がタイヘンですなー(←庶民的発想)
そのうちたったの40室だけが一般公開されています。


この日はシェーンブルン一本にしぼろうと決めていたので、宮殿40室の全見学と、庭園の見学を網羅したClassic Passを購入。
オーディオガイドは日本語のものがないので、英語のガイドをチョイスしましたが、子供でも理解できるように、分かりやすい英語(中学卒業程度のレベルかな?)で説明されているので十分に楽しめます。
フランツ・ヨーゼフ一世やシシィことエリザベート皇妃、マリア・テレジアの部屋など、ハプスブルク家の人たちの居住のほか、6才のモーツアルトが御前演奏をした「鏡の間」(このとき大理石の床ですべって転んだモーツアルトを、マリー・アントワネットが助け起こし、モーツアルトが「僕のお嫁さんにしてあげる」と“プロポーズ”したという話は有名)、ウィーン会議の時の舞踏会でも知られる大広間などなど、どの部屋も絢爛豪華、ひたすら優美!
ほえええ~ってなカンジです。
ベルサイユ宮殿もすごかったけれど、こっちも負けず劣らずです。
とはいえ、写真がなくて申し訳ない。(たしか写真禁止だったと記憶してます)
いつか、みなさまご自身でその目でお確かめを。

宮殿見学のあとは、こちらも素晴らしいと評判の庭園へと向かいます。
この日も天気は晴れてて、しかも暖かかったことに感謝。

つづく!

堺雅人in新シルクロード

2005-12-15 | お手軽ケータイ日記
日曜日に録画しておいたのを、今日やっと見ました。
おおむね(?)良かったですね、内容もすごく興味深かったし。
異国のものや人を寛大に受け入れてきた唐の時代の西安に中国の奥深さを感じて、そこで生きて活躍した遣唐使たちに思いをはせて。
ただ当時と今の西安の成長を重ね合わせるのは、ちょっと無理が…。
いや。
一番の無理は、あの格好で西安の町中を歩く堺さん。
本人も言ってた通り、完全に『浮いて』ました…
番組の意図は分かるけど、別にあの姿でなくても、と思ったのは私だけ~?
(よく似合ってましたけどね)


ウィーン 10月28日「3日目の朝」

2005-12-14 | 海外旅行記(2001~2005年)
この日も、晩秋とは思えぬ、暖かくさわやかな天気に恵まれて、「よっしゃー!今日はシェーンブルン宮殿へ行こう!」と即決。

ところで。
昨日は朝食を遅めにとったこともあって気付かなかったのですが、同じホテルに大阪JC(青年会議所)の方たちがウィーン視察だかなんだかで宿泊していて、ちょっと早めに起きたこの日の朝、朝食の席は関西弁を話す日本人でいっぱい・・・

ここはウィーンですよね??

別に大阪の人に何の恨みもござんせんが、9割方日本人で埋め尽くされると、外国に来ているという雰囲気がどこにもない!!のでございますよ?
・・・日本人のスタッフとかがいそうなヒルトンとかに泊まってくれればいいのに。

ま、そんなことをボヤきながら、ホテルを出て市立公園を左手に見つつ、最寄のヴァイフブルクガッセ駅へ。

市立公園の近く。
こんな彫像が何気に立っていたりする町です。
青い空に白と緑のコントラストが美しい~!
駅からメトロ4号線に乗って、一路シェーンブルン駅へ。


つづく!

ウィーン 10月27日「レオポルト美術館」

2005-12-13 | 海外旅行記(2001~2005年)
自然史博物館を出て、マリア・テレジア像と美術史博物館を左手に見ながら、その名もマリア・テレジア広場を横切って、MQ・ミュージアムクォーターへ。
すでに時間は夕刻へとさしかかっているのですが・・・
メランジェ・カフェとケーキのおかげで、アドレナリンがゆるーく活性化。

2001年にオープンしたウィーンの美術芸術文化の新名所「MQ」。
ここは、かつては皇帝の厩舎だった6万㎡の敷地内に、3つの美術館やカフェ、レストラン、ショップなどが集まっている大規模な文化施設。
入口でそれぞれの美術館の開館時間を確認して、この日21時まで開いている「レオポルト美術館」へ行くことに。

レオポルト美術館は、世界最大のエゴン・シーレのコレクションを所蔵しているほか、クリムトやココシュカといった近代作家の作品が充実しています。
また、ちょうどこの時期、「IMPRESSIONISTEN」オルセー美術館所蔵の印象派展を行っていて、ゴッホやドガ、セザンヌやルノワールの作品が来ていました。
その作品を人込みに邪魔されることなく、間近でじっくり見られるという幸せ・・・
夜9時までオープンしている気楽さも相まって、心おだやかなひととき・・・

この日の夕食は、昨日お会いしたHM氏がオススメしていた、ホテルインペリアルのカフェで、・・・・・・えっとなんだったかな? トマトとチーズの何かを食べたような・・・?
・・・ま、いっか。料理もティーも美味しかったですね!
心もお腹も満たされて、店を出ると・・・ううう・・・さむいっ!!
急ぎ足でホテルに帰って、すぐにバスタイム。
日本からはるばる持ってきた入浴剤が頼もしいのでありました。

つづく!

ウィーン 10月27日「自然史博物館」

2005-12-12 | 海外旅行記(2001~2005年)
リヒテンシュタイン美術館を後にして、とりあえずは美術館・博物館が点在するホーフブルク王宮へ。

海外旅行の時差ぼけ…私は現地で時差ぼけになることはあまりなくて、日中は普通に観光をして過ごして、夜は疲れてしっかりと眠れるのですが、日本に帰国した時に激しい時差ボケになるんですよね。
ところが。
今回は初日の午後から眠気におそわれました。
ウィーンらしからぬポカポカとした陽気のせいもあるかもしれません。
うすらぼんやりとした頭でトラムに乗って・・・窓から差し込む日差しのあたたかさに、思わずウトウト・・・

美術史博物館にでも行こうかと最初は思っていたのですが、ウィーン一の美術の宝庫を見るにはちょっと時間が足りないな~と思い、まあここでもいいか、と気軽な気持ちで美術史博物館の真向かいにある「自然史博物館」へ。
中へ入ると、子供たちがたくさんいたので、「あちゃー子供向けの博物館だったかー。ま、いっか、頭使わなくていいだろうしー」と、いい大人が一人で中へ。

子供だまし程度だろうと軽~く見てましたが、建物いっぱいに展示されたものすごい膨大な数の動物・鳥、虫、魚貝のコレクションに超びっくり!!眠気もふっとびました。
(最初、ガラスケースいっぱいに展示された大中小たくさんの鳥の姿を見て、思わず笑いが出ちゃいましたが)
動物はいわずもがなですが、鳥鳥鳥・・・虫虫虫・・・魚魚魚・・・世界には、何千何万という種類の生物が生息していることをあらためて実感。
これだけの種類が展示されていると研究にも使えそうで、子供向けというには見ごたえがありすぎ。
ちなみに、この自然史博物館、マリア・テレジアの夫であるロートリンゲン公のコレクションが基になっているとかで、宝石や鉱石のコレクションも展示されています。

自然史博物館の中にある「カフェ・ノーチラス」(いいネーミングだ!)で一息。
モーツアルト・トルテと、メランジェコーヒーをいただきました♪

この日の観光はまだまだつづく!

またまた閑話休題

2005-12-11 | お手軽ケータイ日記
つい先日、ハイリゲンシュタットの話の中で、ベートーベンの交響曲『第9』の話題を出しましたが、今日、その第9を聴きに行ってきました。
第9はこの時季の風物詩みたいなもので、あちらこちらで演奏会が開かれておりまして……
私が行ってきたのは、北区の『フレッシュ名曲コンサート』。
別に知り合いが北区合唱団に入っているわけではなく、ここの第9に行ったのは、指揮者が金聖響だから!
序曲『レオノール』と『第9』。どちらも堪能しました~♪
ほとんど指揮者ばっかりを見ていたけれど……