見て歩記

暮しの中で心に留まったこと、なんでもかんでも。

またたび(木天蓼)

2021-06-17 22:33:55 | 自然観察


「またたび」を飾っている。



先に「掛頭山」から、持ち帰ったものだから、
かれこれ1週間になる。
水あげがいいようで、今日もまだ葉が生き生きしている。

猫に「またたび」の枝葉・果実を与えると、
「陶酔」して、腰砕けになると聞いたことがあるから、
一度、試してみたいなどと、
悪ふざけの思いつきも湧いたりしているのだが、
友だちつきあいをしていた猫の「クロ」が、
突然やって来なくなって、今は周辺にネコ気がない。
眺めるだけの毎日で、「またたび」はコップの中なのだ。

それにしても、
「またたび」は、その名前の由来に、
旅で疲れた弘法大使がマタタビの実を食べて、
たちまち元気になって、
「また旅」を続けることが出来たことからついたという
俗説もあるくらいの植物で、恐れ多いのである。

花期は6~7月、蕾はコップに挿している分にみえるように丸い。
雌雄異株で、
花の時季、虫を呼ぶために白くなる葉は色素ではなく、
葉にわずかに出来た空気の層で、波が白く見えるのと同じらしい。
花が終わると再び緑に戻るというから、
なんだがすごい植物に思える。
実は、ドングリ型と虫こぶ型と2種類あるそうで、
ドングリ型の方が正常と書いてあった。







↓ 虫こぶ型の実が出来つつある?




今の時季、山で白い葉をよく見かけるし、
調べてみるといろいろユニークな植物のようで、
興味が本日投稿の記事に繋がりました。

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