東京ビッグサイトで開催の「2024国際航空宇宙展」を見てまいりました(10/19まで)。私が見た日はトレードデーということで、一般の方は入ることができません。本業で関係のある企業が出展されていたこともありまして、トレードデーに見ることができました。
本業もまじめに勤めを果たしてきましたが、私の興味の範囲内どころか、趣味の対象ですから趣味人目線にもなってしまいます。そんな中でいくつか写真を撮ってきました。
入り口にあった「はやぶさⅡ」の模型
企業ブースで目立っていたのがこちら。川崎重工のドクターヘリ
内部も観ることができます。この実機、どうやって会場に運び込んだのかなあ
川崎のブースにはC-2輸送機、P-1対潜哨戒機の大型模型もありました。
スバル(富士重工)には
UH-2のモックアップ
さらには、空飛ぶ車(左)とスバル360
こちらは日・英・伊の共同開発が予定されている次期戦闘機
共同開発は大概、紆余曲折がありますので、開発が順調に進むことを祈りましょう。
航空自衛隊のブースにはこんな模型が・・・
退役の近いC-1輸送機の模型でした。
IHIの展示はほとんど撮影禁止でしたが、こちらは撮影できました。以前ご紹介したジェット機・橘花の「ネ20」エンジン
ノースロップ工科大の貸与品であることを示すプレート
民間航空関連の展示も多くありました。JAL、ANAはビジネスクラスのシート体験などができたようです(仕事で来ているのでそこまで体験しませんでしたが)。
旅客機つながりでこちらは旅客機が地上で移動する際に使うmototok spacer。前輪を乗せてリモコンでプッシュバックできるようです。
海外勢の展示もたくさんありました。
韓国、KF-21戦闘機。
アメリカは大きなパビリオンに主に軍事関連の展示を出していましたし、エアバス、BAE、レオナルドといった飛行機好きにはおなじみの企業の展示もありました。
宇宙関連も・・・
月着陸実証機。月面は探査計画がいくつかありますので、月面用のビークルなども含め、展示をいくつかみかけました。
H3ロケットの模型
最終日の「トレード・パブリックデー」では一般向けのイベントも行われるようです。
今では「国際航空宇宙展」となっていますが、昔はこのイベント「国際航空宇宙ショー」として入間基地などで開催されていました。1976年のショーは9日間にわたって開催され、F-14、F-15が次期戦闘機の売り込みのためにフライトを行うなど、とても華やかだったと聞きます。このあたりの話は、月刊誌モデルアートのライターだった黒須吉人さんがレポートされています。ちなみにこの年のショーの最終日は朝からずっと雨でフライトがなく・・・とあり、調べてみたらショー最終日の10月24日は富士でF1が初開催され、ふりしきりる雨の中、レースをやるかやらないかで協議が重ねられ、午後しばらく経ってようやくレースがスタート、劇的なタイトル決定という日でもありました。