変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




難しいことになった!
未だ今年の優勝を諦めた訳じゃない。諦めてもいけない。
プロ野球のチームであり選手な訳だから、何時でも優勝を追い求めねばならない
し、それをファンは応援するのだ。
それは、今年だけ優勝を目指せばいいということを意味しない。今年のペナントを
争った挙句、来年から争いに加われないようなダメージを受けるようなことになれ
ば、本末転倒と言っていいだろう。その場合、ダメージの補填を外部に求めること
は可能かもしれない。今年の阪神で言うと、投打の要の稼働率を上げ過ぎて来年
に使えなくなったら、来年は要になる選手を他から調達するのだ。
この方法とて、近視眼的と言わざるを得ない。選手をそんな風に扱う球団に、果た
して人は集まるだろうか。贔屓の選手が潰れていくのをファンは黙って見ているだ
ろうか。

イスラエルにモサドという諜報機関があった。現存するかは知らないが、その世界
では精鋭集団として知れ渡っていたという。小さな国力で危機に対するには、何処
よりも優秀で屈強な集団である必要があるのだろう。モサドのスタッフは、あらゆる
状況において、全力で保護されたという。命の対価を量ることなく、不測の事態に
おいて、代償を省みずに守られたらしい。そういった姿勢が、組織への帰属意識を
強力ならしめただろうことは、想像に難くない。
おいらはイスラエルの支持者では無いし、モサドを賞賛する訳でも全く無い。
強い組織は、強い意思によって構成され、強い意思は磐石な組織によって醸し出
されるということを証明している訳で、その引き合いに出したに過ぎない。

スポーツの世界に、諜報の分野を当てはめるのは適当ではない。
しかし、示唆を得ることはできるはずだ。
増してや、球団は企業が経営しているのだから、組織の運営には各社のナレッジ
が蓄積されているはずだ。
今年のこの難しい状況において、阪神球団はどういうプロセスで優勝を目指すの
か。球団の戦略と監督の戦術。

見えて来ない。

ま、阪神にそんなモノが見えた試しは無いのだけども。。
試合結果と選手の起用から、何かは見えてこないだろうか。今週を振り返って
検証みよう。

9/2 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   杉山が頑張るのは頼もしい。彼のタイムリーは
T   0 3 0 2 0 0 0 0 0  5    オマケとして、鳥谷の援護射撃も理想的。更に
B   0 0 0 2 0 0 1 0 0  3    ベテラン矢野の加点。これでいいのだ。

9/3 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   この日は安藤の好投&完投&完封! 素晴ら
T   0 0 3 0 2 0 0 3 0  8    しい! ベテラン主砲と助っ人のタイムリー。
B   0 0 0 0 0 0 0 0 0  0    そして浜ちゃんの一発。ホントこれでいいのだ。

9/5 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   先発の完投は気持ちがいい! 福原にはまだ
G   0 0 0 1 0 1 0 0 0  2    まだやってもらわねば。ベテランの活躍で勝利。
T   0 0 0 2 1 2 0 0 X  5    打線では、浜ちゃん復調が好材料な試合。
9/6 Tigers Giants @甲子園 雨天中止。  恵みの雨。
この日の竜は、名古屋ドームでヤクルトに敗戦!

9/7 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計   6安打完封負け。う~む。。しかし、失策が無い
G   2 0 0 1 0 0 0 0 0  3   訳だし、こういうこともある。もう1枚分厚い層が
T   0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   攻撃陣にあれば・・・、今後の課題だ。

ま、順当な結果だろう。今シーズン、Gに負け越すのではないか、という恐怖は
残るものの、唯一の負け試合の日に竜も負けた。川上で負けた。大丈夫かなぁ、
川上。いい投手なんだけど。ちょっと心配。
今週の結果からも、今の阪神は「かみあえば」強いのである。選手の実力は確
かに高い。
選手力で劣るチームは、戦法を凝らして向って来る。その要は何か。
相手に「自分達の野球をさせない」ことが重要なポイントであり、それがミソな訳
だ。つまり『アタマ』を使って来るってこと。
なるほど、分が悪い訳だ。
考える野球は、考えられる監督が指揮せねばならない。選手を勢い付かせる術
は大切だけども、それだけではね、岡田君。


ランキング参加中です。
宜しければクリックをお願いします。
    ↓
にほんブログ村 その他趣味ブログへ
にほんブログ村 その他日記ブログへ


コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )