昨年の地震で
いたるところで液状化現象がおこり、
台風が来れば地滑りが起こり、
どこに住むかで住民の生活をも左右する土地。
土地には地名があり、
その地名は先祖がその土地の特徴を表現した情報です。
著者の小川豊氏は
災害検査官として従事し、
その仕事の中で災害と地名に繋がりがあることを発見しました。
それをまとめた本が
「あぶない地名」。
そのまんまですね。
災害が起きるところには特徴があります。
近年では開発により一見何もなさそうな土地でも、
歴史的にみるとその地は地滑りが多かったり、
昔は沼だったり。
不動産会社はその土地の歴史など教えてくれません。
なぜなら不動産価格に影響を及ぼすからですね。
なので自ら調べて安全な土地を探さなければなりません。
その一つの手掛かりとなるのが、
そう 地名というわけです。
小川さんは2007年に他界。
弊店のお客様が出版に関わられ、
今年になってやっと発売にいたったというわけです。
これからマンションや一軒家を買おうと思われている方、
是非読まれてみてください。
下に例をあげます。
ミタという地名
田と付いている時点でちょっと怪しい気がしますが、
ミタというのはミチの転訛語。土地が死んだところという意で地滑り地。
なおミタには①皇室御料田の屯田、②深い水田、③ムタの転訛語からの湿地、湿田、④神の田、神田などがある。また、ミダは乱れるの語幹で、崩れやすい地形の意。
三田、美田、見田、御田、箕田、実田、味田、右田、美太、三多、水田
例)東京都港区三田、福岡県筑後市水田(ミズタ)
あと 屋敷とか、灘とか付くとちょっと。。。
気にし過ぎるのもなんですが、
でも知っておいて損はない気がします。
ちなみに青山は人の名前に由来しているので、
特に意味はなく確かにこの本には載っていないですね。
今住んでいる地名が気になる方、
これからマンションや土地を買おうとされている方、
是非読まれてみてくださいね!
「あぶない地名」
著者:小川豊
出版社:三一書房
定価:1,890円
いたるところで液状化現象がおこり、
台風が来れば地滑りが起こり、
どこに住むかで住民の生活をも左右する土地。
土地には地名があり、
その地名は先祖がその土地の特徴を表現した情報です。
著者の小川豊氏は
災害検査官として従事し、
その仕事の中で災害と地名に繋がりがあることを発見しました。
それをまとめた本が
「あぶない地名」。
そのまんまですね。
災害が起きるところには特徴があります。
近年では開発により一見何もなさそうな土地でも、
歴史的にみるとその地は地滑りが多かったり、
昔は沼だったり。
不動産会社はその土地の歴史など教えてくれません。
なぜなら不動産価格に影響を及ぼすからですね。
なので自ら調べて安全な土地を探さなければなりません。
その一つの手掛かりとなるのが、
そう 地名というわけです。
小川さんは2007年に他界。
弊店のお客様が出版に関わられ、
今年になってやっと発売にいたったというわけです。
これからマンションや一軒家を買おうと思われている方、
是非読まれてみてください。
下に例をあげます。
ミタという地名
田と付いている時点でちょっと怪しい気がしますが、
ミタというのはミチの転訛語。土地が死んだところという意で地滑り地。
なおミタには①皇室御料田の屯田、②深い水田、③ムタの転訛語からの湿地、湿田、④神の田、神田などがある。また、ミダは乱れるの語幹で、崩れやすい地形の意。
三田、美田、見田、御田、箕田、実田、味田、右田、美太、三多、水田
例)東京都港区三田、福岡県筑後市水田(ミズタ)
あと 屋敷とか、灘とか付くとちょっと。。。
気にし過ぎるのもなんですが、
でも知っておいて損はない気がします。
ちなみに青山は人の名前に由来しているので、
特に意味はなく確かにこの本には載っていないですね。
今住んでいる地名が気になる方、
これからマンションや土地を買おうとされている方、
是非読まれてみてくださいね!
「あぶない地名」
著者:小川豊
出版社:三一書房
定価:1,890円