先日 もうお正月飾りのご予約をいただきまして。
まだ入荷もしていなければ製作も開始されておりませんが、
昨年ご購入いただきとても気に入っていただいたようで、
今年は年末のご挨拶にとご利用いただけるのでしょうか、
まとめてご購入くださるとのご連絡をいただきました。
ご存知の通り弊店のしめ飾りはその年に栽培された稲を使って作るので、
まだ緑の新鮮な稲の香りが特徴です。
ただ殺虫剤などを極力使わないように作られているので、
蛾が孵化して出てきてしまう事がありまして。
神聖なものですので殺虫剤を使いたくないというのが職人さんの心なのですが、
稀に蛾が付いていたとクレームされることも。
天然の物で薬品漬けにしていない為だとご理解いただければ幸いです。
また入荷の際にはご案内をさせていただきます。
さて本日ご紹介をさせていただきますのは、
備前焼作家さんの大江一人さんの新作の茶器、
湯呑と宝瓶。
宝瓶は取っ手の無い急須。
玉露などの低目の温度で淹れるお茶に適している茶器。
茶漉しも付いているので、
そのまま茶葉を入れていただきます。
玉露以外でも良いお茶は低温で入れると美味しいですね。
玉露ですと60度程度のお湯で淹れると甘味が感じられる奥深い味わいのお茶になります。
玉露以外でも試してみましたが、
同じように高温で淹れるお茶より断然美味しくなります。
温度が低いと取っ手が無くても手で持て、
ソシテ片付ける時に取っ手が無いと省スペースで便利という特典付。
桟切(サンギリ)の豊かな黒が美しい。
小ぶりな湯飲みはゆっくり味わっていただくのにぴったり。
渇きを潤すというより、
これからの季節 お茶の香りや味わいを楽しんでいただくのにぴったりの茶器です。
湯呑は直径約7.5cm x 高さ約5.5cm
価格は2,000円+税
宝瓶は10,000円+税