ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

今年の最初の記事と最後の記事

2005年12月31日 | Weblog
ついに年末ということで、年賀状のプリントアウト待ちの間に今年(2005年)最初に書いた記事を見直してみる。タイトルは「「捨てる技術」から「管理・把握する技術」へ」。まぁ、モノを捨てることができず片付けべただけどこんな言い訳もできるんだよ!って内容なのだけれど、実際、2005年3月7日にgoogleデスクトップがスタートするわけで、実際に使っている者の立場からみても、割と的を得ていたことを書いているなぁなどと感心してしまう。何ていうのだろう、時代の端境期にあっても、基本的には誰もが(潜在的に)求めているものは同じであって、それを「実現する人」と「待つ人」、「気付く人」と「気付かされる人」に別れるのだろうということなのだろうか。

 「捨てる技術」から「管理・把握する技術」へ

そう考えるとこの1年というのは、早かったようで大した進歩もなかったような気になってしまう。例えば先の記事で書いた中には、動画の管理に関わる部分も書いているのだけれど、そこで書いていたことと、最近、関心を持っている「動画検索」のあり方なんて基本的に求めている部分というのは変わっていない。

Yahoo!がついにディレクトリ検索を終了(したわけでもないけれど…)したのも、突然というより「いつかは」って感じだったし、iTMSの上陸というのも「ようやく」という色が濃い。ロケーションフリーの躍進というのも、基本的には「エアボード」の延長だし、PSPも「今年」というわけではない。STBやトリプルプレイといったものも大きな飛躍はなく、EdyやFelicaなどの電子マネー・ポイントといったもものでも新たなニュースとしては、セブン&アイが参入したことくらい。ちょっと驚きだったのは、「GyaO」と「Yahoo!サウンドステーション」の登場か。

そう考えると、2005年は2004年以前までに用意されていたものが、実を実らせつつある段階だったということだろうか。あるいは目立った記事にはなっていないのだけど、来年以降の新たな「種」が蒔かれているのかもしれない。



コメントを投稿