先日以来、お仲間さんたちと、「シックデイ」を、おこがましくも考えております。
半年くらい前、診察室で、高血糖時のインスリンによる血糖値降下スピードについて、話題にしたことがありました。
そのことを、数日前の記事から思い出しましたので、書いてみよーと思います。
あっ、先に申し上げておきますけど、MYブログは、DM闘病記でもなーんでもありません。ただの愚痴日記です。
個人ブログほど、個人の主観だけで書かれているものはありません。( 元来、ブログって、そんなモンでしょ? 書き手の自由、読み手の選択・・デス。)
なので、真偽のご判断は、ご自身の主治医先生とお決めください。
そーんな前置きするほど、大したことも書けないんですけどね。
何度か、「高血糖の時は、速やかに、正常血糖値まで落とすべし」と、書いてまいりました。
ですが、慌てて落としてはいけない、それによって、「脳浮腫」を起こす時があるんですって。
その理由と、違いを、主治医センセから、お教え頂いたことがあるんです。
ケトアシドーシスの時、大量のインスリンで、急激な血糖の降下をさせると・・・。
脳浮腫を起こして、あわや、致命的な状況になるんですって!!
だから、1時間に、50-70mg/dlくらいで落としていくスピード調整が必要なんですって。
このケトアシの高血糖と、通常の高血糖の時は、どう違うのかを質問したんです。
my 「センセー、えっと・・。」
そもそも、血糖値がいくつ以上でDKAって線引きするわけでもなく、お仲間のスージーさんのように、敏感な方は、300-400mg/dlでもなっちゃうみたいですね。
以前、MYブログにもよくコメントくださっていたお仲間さんが、「あんまり急に(血糖値を)落とし過ぎるのは良くない。」と、混同なさっていたのは、たぶん、こーゆー事だろうと思います。
主治医センセ 「糖尿病による昏睡の時は、高血糖だけでなく、ほかにも、脱水による電解質のバランスが崩れていることがほとんどなので、急激な浸透圧の低下が怖いんです。」って。
私は、劇症型ですが、なんども、劇症で命を落とされた患者さんの症例を聞いたことがあります。
それは、こーゆーDKA時の処置が上手くいかなかった(されなかった)んだと思います。
6年前の昏睡状態の私が、何が何だか分からなかったけど、意識が戻ったのは、主治医センセのおかげだったと・・・思う。