今日は宇治へ行ってきました。長らく修理を行っていた平等院鳳凰堂が一部を(尾廊)を残して竣工し、拝観再開されました。ただし、2日に落慶式が行われ、内部拝観は3日からです。(内部は以前のままです)修理中の様子は【前ぶろぐ】にて。
平等院は、今から1000年ほど前、藤原頼道(道長の子)が、永承7年(1052)に別荘を仏寺に改めたのが始まりです。永承7年は、末法思想が貴族や僧 侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行しはじめた年です。
鳳凰堂は池の中島に建ち、極楽の宝池の浮島に浮かんでいる宮殿のよう に、美しい姿を水に写しています。堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された丈六(約4.8m)の阿弥陀如来坐像が安置され、華やかさを極めたとされています。(ミュージアムに一部が再現されています)
本日より公開された鳳凰堂は朱色が鮮やかになりました~!!!以前の様子は【写真こちら】です。特に鳳凰さんがピッカピカ!!!
周辺の桜は・・・紅しだれ桜は咲きはじめです。
ソメイヨシノは、ほぼ満開です。(京都はまだ満開宣言が出ていません。たぶん明日)しだれ桜も満開です!
鳳凰さんの他に・・・宝珠もピッカピカ~!!!
平等院の後ろ側にある塔頭の「浄土院」のしだれ桜も満開です。ここには初代通園さん【前ぶろぐ】のお墓があります。
また、ここには「見事なボケ!(木瓜)」があります。(^m^)満開でした。
本堂脇には初瀬という名の紅しだれ桜があります。まだ咲いていませんでした。ここからは、桜越しに鳳凰さんが見えます。
現在、修理中のなのは↓「尾廊」の部分です。秋には完成するそうです。右下写真:鳳凰さんにカラスがとまってました。完成したばかりだし、こわさないでね・・・(^^;)
近年、藤の花の生育が悪かったのですが・・・今年はどうでしょう?表門の藤棚(無料区域)には所々花芽もできていましたが、観音堂そばの藤棚(有料区域)は、刈り込まれていました。今年も無理かな?きれいな藤棚の様子は【前ぶろぐ】にて。
平等院 http://www.byodoin.or.jp/ 拝観料(入園・ミュージアム):大人600円 中学生:400円 小学生:300円 駐車場:700円ぐらいから(南門側に民営の駐車場があります)
この後は、宇治川周辺の様子をご報告します。桜は満開でした!詳細は次のぶろぐにて。
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