まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都:重陽の節句のお菓子「亀屋良長」

2014年09月09日 | グルメ・お土産

今日、9月9日は重陽(ちょうよう)の節句です。中国では、奇数は縁起のよい陽の数とされ、一番大きな陽の数である九が重なる9月9日を、「重陽」として節句のひとつとしてきました。陽が重なるのは良いことではありますが、陽が強すぎるため不吉とする考えもあり、それを払う節句の行事もたくさん行われていました。

別名を菊の節句ともいい、邪気を払い長寿を願って菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒を酌み交わしたりしたそうです。また、その昔、宮中では重陽の節句の前夜に、菊の花に綿をかぶせて菊の香りと夜露をしみこませ、宮中の女官たちがその綿で身体を撫でてたりもしたそうです。なお菊にかぶせた綿を被綿(きせわた)といいます。*以前、古典カフェに参加した時に、被綿をかぶせた菊の花などをご紹介しています。【前ぶろぐ

今日ご紹介するお菓子は「亀屋良長」さんの「重陽:378円」です。菊の花が表現された重陽の節句の生菓子です。ほっこり、やさしい甘さです。ここのお菓子は女性らしいかわいらしいものが多いです。以前、おしゃれな干菓子をご紹介しています。【前ぶろぐ】にて。

亀屋良長 http://www.kameya-yoshinaga.com/

重陽の生菓子は、以前、とらやさんのものをご紹介しています。【前ぶろぐ】にて。

なお、現在の重陽の節句は、新暦の9月9日では菊の季節には早いことから、一般には浸透されていませんが、神社などで神事が行われています。上賀茂神社の重陽の神事や相撲の奉納、車折神社の重陽祭が有名です。

今日は、午前中、上賀茂神社の重陽の神事と氏子の子供たちの相撲の奉納を見てきました。詳細は明日のぶろぐにて。

写真は、今夜の月です。昨夜は中秋の名月、今夜はスーパームーンです。月が地球に最も近づいたときに、満月もしくは新月の形になった月の姿、またはその現象をスーパームーンというそうです。写真は、昨夜より今夜の方が上手に撮れました。日々進歩ですσ(^^;)