まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

廬山寺秋季特別展「皇室と廬山寺」見てきました。

2014年11月07日 | 京都市上京区

先日(3日)、秋季特別展「皇室と廬山寺」開催中の「廬山寺(ろざんじ)」へ行ってきました。 廬山寺は、天台宗系圓淨宗の大本山、正しくは「廬山天台講寺」といいます。もともとは、京都の北にある船岡山に開いたお寺です。現在は、京都御苑の東側にあります。前日ぶろぐでご紹介した清浄華院と並んでいます。紫式部が源氏物語を執筆した地として、また、節分会の鬼おどりが有名です。

廬山寺がここに移転される前は、紫式部の曽祖父、伯父、父へと伝えられた広い邸宅でした。廬山寺がこの場所に移転したのが天正元年(1573)の事です。源氏物語が書かれたのが1000年ごろからですから・・・映画や小説などで、紫式部が廬山寺で源氏物語を書いてるみたいなシーンがありますが、その当時は、お寺ではなかったのです。(^^;)あ、でもそれは石山寺として描いているのかな?

参拝のみは自由にできます。堂内拝観の場合は、通常でも拝観料がかかります。(大人500円・小中400円)秋季特別展開催中は特別料金です。(大人700円・小中600円)11月16日まで。特別展では、天皇ゆかりの品がたくさん展示されています。初公開のものも5点あります。(全体の展示数はそれほど多くありません)

室内や展示品は撮影NGです。方丈前の「源氏庭」のみ撮影OKです。平安朝の庭園の「感」を表現したもので、白川砂と苔の庭です。

源氏物語に出てくる朝顔の花は、現代の桔梗の花だそうです。紫式部に因み、紫の桔梗が6月末から9月初め頃まで楽しめます。すでに花季は終了です。その代わりにリンドウの花を見ることができました。

この日(11月3日)、天候が不安定だったからか、なんとあられが降ってきました。(10分程)

紅葉は、木によりますが、色づいているものもあります。

廬山寺 http://www7a.biglobe.ne.jp/rozanji/

特別展 平成26年10月31日(金)~11月16日(日) 9:00~16:00

参拝料:大人700円 小中学生600円  所要時間20分~

廬山寺は、以前、街かど古典カフェでの「源氏物語と紫式部」の講座をご紹介しています。1回目は、紫式部が「源氏物語を書くようになった背景」前ぶろぐ】2回目は「光源氏と紫式部の闇―その身」前ぶろぐ】、3回目は「光源氏紫式部の闇―その心」前ぶろぐ】4回目は「宇治十帖」前ぶろぐ】です。