昨日、トミーズツアーのお客様をご案内して、醍醐寺と宇治平等院へ出かけました。醍醐寺の様子は前ぶろぐにて。続いて、平等院です。
平等院の入り口は2つあります。北門(正門)と南門があります。団体用のバスが南側にあるため団体は南門より入ります。こちらは人は少なめで、紅葉がとてもきれいです。
真っ赤なもみじがとても印象的です。
平等院は、今から1000年ほど前、藤原頼道(道長の子)が、永承7年(1052)に別荘を仏寺に改めたのが始まりです。永承7年は、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行しはじめた年です。
極楽の池に浮かぶ鳳凰堂・・・ご本尊の阿弥陀如来坐像は、日本の仏像作家を代表する仏師定朝によって平安時代後期に造られたものです。(堂内内部拝観は人気でこの日もすでに満席でした)内部拝観しなくても、遠くから阿弥陀様を拝むことができます。ちょうど内部拝観中で、阿弥陀様のお顔が照らされていました。
朱色の鳳凰堂に紅葉はとても似合いますね~。
平等院の鐘は「姿(形)の平等院」として日本三大銘鐘のひとつです。鐘身に施された装飾が美しいことで知られています。現在の鐘は昭和47年に復元されたものです。
鐘楼のある場所からから見下ろした紅葉もとてもきれいです。
平等院 http://www.byodoin.or.jp/ 拝観料(入園・ミュージアム):大人600円 中高生:400円 小学生:300円 拝観所要時間:40分~ 駐車場:700円ぐらいから(南門側に民営の駐車場があります)*鳳凰堂内部拝観は別途300円かかります。平等院は昨年の秋もご紹介しています。【15/11/16】今年のほうが紅葉の見ごろが早いようです。
門前も見どころがいっぱいあります。
宇治川沿いの遊歩道でも紅葉が楽しめます。
あじろぎの道沿いには宇治市観光センターがあります。誰でも自由に立ち寄れます。観光案内のほかに、トイレ完備、宇治茶の無料サービスがあります。 センター内のお茶室「対鳳庵」でお抹茶を頂きました。
この日は裏千家のお茶席でした。(一客500円)目の前でお茶を点ててくれます。この季節のお菓子は、紅葉を表した「山の錦」です。
宇治市観光協会 http://www.kyoto-uji-kankou.or.jp/
*煎茶席の時もあります。(詳細は協会のサイトの対鳳庵のページをご覧ください)
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