昨日、京都の桜の名所の「原谷苑」へ行ってきました。その前に、近くにある「金閣寺」にも寄ってきました。金閣寺は、ピカピカで、写真に撮ると模型みたいですよね。(^^;)お釈迦様のお骨(仏舎利)を祀った舎利殿「金閣」がとくに有名なため金閣寺と呼ばれていますが、正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)で、臨済宗相国派の寺院です。
方丈が特別公開されていました。(拝観料:大人1,000円、5月中旬まで)方丈とは、住職の居住する建物で、延宝6年(1678)、後水尾天皇のご寄進によって再興されています。現在の建物は、平成17年に解体修理されたものです。鬼瓦がなんともいえずかわいい感じです。
後水尾天皇の后は、現在放映されているNHK大河ドラマの江の娘の東福門院和子様です。ここのご本尊は、東福門院和子が寄進された念持仏の聖観世音菩薩です。
方丈の前庭には後水尾天皇お手植えの侘助椿があります。唐門の高さを超えるほどの大きな木ですが、かなり衰弱しています。その代わりに、周辺に2世3世の椿が花を咲かせています。
方丈の客殿からは、金閣寺がよく見えます。・・・正確には見えましたかな?現在池のほとりに木が植えられていて全景は見えません。金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世にあらわしたそうです。金閣の上に立つ鳳凰は現在3代目のものです。2代目は火事で焼失、1代目はこの特別拝観で間近に見ることができます。
普段は外国人観光客にも人気の金閣寺ですが、今回はあまり見かけませんでした。その代りに、修学旅行生がたくさん来ていました。懐かしい・・・私も中学の修学旅行でここへ来ました。(^^)金閣を見て参道をぬけたところに、不動堂やお土産店があります。お守りもびっくりするほどいっぱい売ってました。(^^;)
金閣寺には、桜がほとんどありません。山桜の木がちらほらあるぐらいですでに見頃は過ぎていました。その代りに、もみじの木がたくさんありました。新緑、紅葉の季節が楽しみです。
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