先日、蓮の花が満開の嵯峨の天龍寺(てんりゅうじ)へ出かけました。蓮池の様子は、前のブログをどうぞ。
天龍寺は、暦応2年(1339)、吉野でなくなった後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が、夢窓国師を開山として創建しました。
大方丈から見る庭園は、国の史跡・特別名勝第1号に指定され、平成6年に世界文化遺産に登録されています。広い縁側に座って、お庭をのんびり眺めていると、時間が合っという間にたってしまいます。庭にかかる石橋は日本最古のものだそうです。
大方丈や書院のなかは、自由に見て回ることができます。寝転ばなければ、ゆっくり座ってお庭を眺めるのもOKなようです。
書院から多宝殿へは、長い回廊を通っていくことができます。多宝殿には昭和9年に再建され、鎌倉時代の様式を取り入れた建物で、後醍醐天皇の像が祀られています。獅子を描いた襖絵も大変見事でした。
今の季節、大方丈や書院には、あちこちにツバメが巣を作って、かわいいひなが、孵っています。世界遺産のこの寺を、ツバメも気に入っているのでしょうね(^m^)
この他、法堂に直径9メートルの運龍図が描かれているのですが、こちらは土日のみ公開となっています。
この後は、庭園と精進料理をご紹介します。次のブログにて。
天龍寺 拝観料(500円) 駐車場(終日1,000円)
天龍寺サイト http://www.rinnou.net/cont_03/10tenryu/index.html
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