アズサストリートのリバイバルは、ペンテコステ派の流れになりました。
それから、数十年後の1960年4月3日に、ロサンゼルスの2600人も教会員のいる聖公会のデニス・ベネット司祭が、自分は聖霊のバプテスマを受けて異言で祈るという話を礼拝でしました。
もともと自由神学だったデニス司祭は、聖霊のバプテスマを受けてから、聖書をよく読むようになり、聖書をそのまま信じるものになったのです。
しかし、彼が告白した後、新聞やマスコミに叩かれ、その大きな教会を追い出されてしまいました。
7月に、デニスはシアトルの崩壊しかけた教会の司祭になりました。
この教会で、御霊の9つの賜物(異言・異言の解き明かし・見分け・預言・いやし・知恵・知識・奇蹟・信仰)を用いて牧会したのです。
1年で200人も、教会員が増えました。
このように、自分の教会に残ったままや、教会の教理に立ったまま賜物を用いて行くのをカリスマと呼ぶようになりました。
カリスマとは、ギリシャ語のχάρισμα (恵み、賜物)で、「神より賜った能力」という意味ですが、「神の賜物、恩寵」とも言います。