白馬のグリーンプラザホテルにバスで行きました。
バスが最後の山道を登っていたら、対向車に道を譲ることになりましたが、その瞬間にスリップしたまま止まってしまいました。
バスの前の方は崖です。
なんとか、ハンドルを回そうとしても、ズズーと後ろに滑り落ちていくのです。
運転手さんは、万が一崖に落ちたとしても、自分だけですむからと、みんなに降りるようにと指示を出されました。
雪が45度吹く中、バスから降りたとたん、滑って転んでしまいました。
私たちが、坂道を登っている間、ホテルから帰る車とホテルに行く車の大渋滞ができていました。
後で、運転手さんからお聞きしました。
バスの前にチェーンのフックをつけるところを探したけれど見つからなかったそうです。
すると、見知らぬ外国人の男性が来て雪かきをしてくれました。
その後、別の外国人が来てそこにチェーンのフックをつけてくれたというのです。
そして、2人とも、あっという間にいなくなったそうです。
まるで、天使のようですね。
おかげで、バスを別の車で引っ張って移動させることができたのです。
怪我人は、誰も出なくて、本当に感謝しました。