
高円寺の古本市で、明治時代のキリスト教の教誨師である原胤昭を主人公にした小説「明治十手架」の本を買いました。
幕末明治に与力から警察官に移行していく話が面白いです。
江戸が東京になった時、当時の奉行所は、全部新政府に明け渡したそうですが、薩摩側は、東京に関して全く知識がなく、何かあっても対応できないので、与力たちはそのまま警察機構として残ったそうです。
その中で、14歳で与力となった原がどのようにクリスチャンとなり、人々を助けていくか、続きが楽しみです。
十手架は、与力の持つ十手と十字架をくっつけた造語だと思います。
写真は、昨日の予選会の一コマです。