まこねこまどかブログ

マンガ家まこねこの気ままな日記

森有礼の暗殺

2021年02月11日 | まんが


今日は、1889年(明治22年)2月11日に、大日本帝国憲法が発布された日です。
森有礼が暗殺された日です。
亡くなったのは、翌日です。
森は、薩摩の武士でしたが、イギリス、アメリカに留学して、キリスト教に影響を大きく受けました。
今、み声新聞で連載中の漫画「海を越えて」に出てきます。
ホイットニーの家族が、日本に来るきっかけを作りました。
当時、新橋演舞場に前にあった森の屋敷内に商法講習所を作り、ホイットニー一家を住まわせました。
最初の奥さんと離婚した後、岩倉具視の娘寛子と結婚します。
森は、文部大臣の時、伊勢神宮の暦を廃止しょうとしました。
森が、伊勢神宮に行った後、新聞に「ある大臣が伊勢神宮内宮を訪れた際、社殿にあった御簾をステッキでどけて中を覗き、土足厳禁の拝殿を靴のままで上った」と掲載されました。
これは、デマでしたが伊勢神宮不敬事件となったのです。
これを森のことではないのかと、疑った若者によって、憲法発布の朝に自宅で刺されました。
後妻の寛子と息子の明は、クリスチャンとなり、明は牧師となりました。
家の蔵には、森が暗殺されたとき着ていた血のついた礼服がしまってあったそうです。

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