江戸しぐさ=江戸思草とかく。
江戸の人たちは(特に商人)、他人に思いやることを知っていた。
そしてそれが商売に繋がるから、丁稚はそこから常識と商売を仕込まれる。
先日地下鉄の駅をホームへ向かって降りていた。
今、膝がちょっと痛いので、手すりにつかまって1歩、1歩。
ちょうど地下鉄が着いたところで、登ってくる人もいる。
私とちょうど一直線に、若い男性がすごい勢いで上って来た。
私が端を手すりにつかまって降りているのは、見えるはず。
当然よけてくれると思った。
そうしたら睨み付けられた。
「オレはよけないからな」とその目は言っていた。
にらむような怖い目だった。
しょうがないから、私がよけた。
よけるといってもちょっと人1人分だけだけど。
何も言わずに彼は上っていった。
手すりにつかまって降りている人の事情くらいさっしてほしい。
狭い道ですれ違う時、江戸思草では「肩ひき」というのがある。
互いに右肩、右腕を引いて、人にぶつからないようにするのが決まり。
そんなところでぶつかって、ケンかになっても時間の無駄。
江戸っ子は気が短いからねぇ。
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