ん、なんだか車内が明るいな。
と、少しすいてきた電車で座っているときに気付いた。
車内が、ピンクっぽいのだ。
椅子も扉も窓も、床さえもピンク系。
普通は青いシートにグレー系の扉が普通なのだけど、この電車はピンク系なのだ。
そのため、なんだか車内が明るく見えたのだ。
乗る時には普通の、今まで通りの電車で、特に変わった様子はなかった。
乗ってから、暫くしてから気づいたのだ。
たぶんこういう車両は初めてだと思う。
でもなんだか明るくていいな。
たいていの電車が青系のシート、グレー系の窓なので、それに慣れていたが、こういうのもいい。
路線ごとに、車両の色だけでなく、車内の色も変えていったら面白いのになと思う。
それにしても、なぜ、この車両だけがピンクなのだ?
昨日のダンスのレッスンは、ステップを一つずつ確認するので、シャドウ(ひとりで踊ること)が中心だった。
ワルツの後半が、あやしかったのが、大分わかるようになってきた。
いくら相手がリードしてくれると言っても、リードの弱い人だと、全然伝わってこないで、何をやるのかわからない時がある。
やはり、自分の足でしっかりステップを踊れなくてはダメなのだ。
だが、一つ一番簡単なところでひっかっかった。
それは、一番最初にでてくるステップ、また、あちこちで出てくるステップ、「ナチュラルターン」だ。
右回りの基本ステップなのに、一人で踊ると、方向感覚を間違えてしまう。
なぜ、こんな簡単なステップができないのか。
ナチュラルターン→スピンターン→リバースターン。
これは最初にもやったし、基本中の基本。
そこを何回もやるはめになり、ようやく、足の出し方が悪かったとわかった。
また、顔もきちんと左を向いていないと、進む方向、回る方向がわからなくなる。
二人で踊ると、連れて行ってもらえるので、何となくできてしまうのだが、ひとりだと、正しくやらなければ、進む方向が間違ってしまう。
レッスンが終わって、先生と談笑。
私はいつも女性の先生に教わっているので、気持ち的にもちょっと楽。
ところが昨日は、話の流れで、男性の先生が「踊ろうか」と言ってくれた。
うわぁ~ラッキー!
これはレッスン外だから、サービス!?
ワルツを通して踊ってもらう。
途中、あやしげな部分もあったけれど、なんとなく最後までついて踊れた。
ここの先生は、レッスン後に、いろいろな話をしてくれたり、質問に答えてくれたりと、結構、サービス(?)がある。
今日は踊ってもらっちゃった。
早く、自分の頭で考えている通りに足を動かして、踊れるようになりたいな。
本来なら休みの日曜日。
カフェの方で、ランチタイムだけ手伝ってほしいと言われた。
午後から美容院へいくだけだったので、手伝うことにした。
朝、9時に店へ行く。
いつもの通り、掃除をしたり、下ごしらえを手伝ったりと、開店の準備。
開店10時。し~ん。誰もこない。
スタッフのコーヒータイム。
開店1時間後、11時。やはり誰もこない。
12時頃になって、ようやく知り合いが来て、お客さんが入り始めた。
お客さんが一度に入ってくるので、注文をとったり、料理を作ったりとするのが大変。
この日は天ぷらそばが「売り」の日。
ほとんどの人が、天ぷらそばか天ぷら定食を頼む。
天ぷらを揚げるのは大変。
お客様に待ってもらうことになる。
辛抱強く、お客様も待っててくれて、一段落。
その後、お客様は途切れることなく、天ぷらも途切れることなく、結構忙しい。
それでも1時過ぎには客足も減り、私はそろそろ上がることにした。
マカナイは天ぷら定食をつくってもらう。
普通は白飯なのだが、カレーをかけた。
天ぷらカレー?
すごいボリュームになった。
せっかく昨日、お客さんに「痩せたね、くびれが出てきたね」と言われたばかりなのに。
でも美味しかった。
日曜日に仕事にでると、休みの日がなくなる。
しかも忙しいから疲れる。
今度は日曜日の出勤は断ろうと決めた。
そうでなければ、一週間、身体がもたない。
昨日、ダンスのレッスンに行ったら、サークルの先輩が来ていた。
先生と、格好よくラテンを踊っている。
いいな~。私も早くあんなふうに。
確かに年期がちがうけれど、考えてみたら習い初めてまだ2か月しか経っていないのだ。
先生には「2か月でここまでできるのは、早いですよ」とは言われても、比べる人がいないからわからない。
サークルの人たちはみんな10年くらいやっている人たちだから、比べようがない。
昨日は、仕事の合間にもステップの順序を書いたものを書類の間から見ながら、机の下で足をそっと動かし練習していた。
そのせいか、結構すんなりと踊れた。
まだまだ、脚を動かすのができるようになっただけで、とても踊っているとは言えないが、それでもきちんと動けると嬉しい。
タンゴを復習する。
こちらはまだ2回しかレッスンを受けていないし、私自身ワルツをまだ覚えている段階なので、ステップと名称とがリンクしない。
一緒に踊ってもらうと踊れるという状態。
なんだか、エンディングのポーズをとるのが気恥ずかしい。
よく、タンゴを踊っている人を見ると、顔を前後にキッと動かす、あれがなんとなく恥ずかしくてできない。
終わってから先生たちとちょっと雑談。
「こんなにはまるとは思っていませんでした」というと
先生は「嬉しいですね」といってくれた。
本当に、こんなに夢中になれるものが、また出てきたとは思ってもみなかった。
ダンスは奥が深い。
足が動かせるだけではだめで、表現力も必要になってくる。
だから、まだまだ、夢中で楽しい毎日を送ることができるだろう。
(その分、ダイエットから関心が薄れてしまった。いけない、いけない。あと5kgを目標にもう少し頑張らなくては。)
久しぶりの観劇日。
五代目中村雀右衛門襲名披露公演だった。
演しものは
寿曽我対面
女戻駕/俄獅子
鎌倉三大記
団子売
という見ごたえたっぷりな演目。
曽我ものは何度もみているが、やはり歌舞伎の醍醐味でもある。
曽我五郎に松緑、十郎に勘九郎と若手が配置されていて、二人の対照的な演技が光る。
鎌倉三大記が雀右衛門お披露目の舞台だった。
戦国の世を鎌倉時代に置き換え、秀吉や家康、真田幸村にあたる役どころが、歌舞伎の様式美をふんだんに魅せる。
「ダンスをしているのですか?」
と、いきなり隣の人に声をかけられた。
歌舞伎を観た後にレッスンに行くつもりで、荷物をもってきていて、手提げ袋から、ダンスのステップを書いた表が見えていて、それを見て声をかけてきたらしい。
何でも、もう何十年もダンスをやっていたけれど、ご主人の具合が悪くなってやめたこと。
インストラクターにまでなったこと・・・など、話してくれる。
ダンスの難しさ、楽しさに、しばし歓談。
「ある時から急に(ダンスが)できるようになるわよ」
といわれ、ある時っていつごろだろうと、ちょっと期待をする。
こんなところで、ダンスを楽しんでいた人に出会えるなんて奇遇だ。
私も、いつまで続けられるかわからないけれど、「ダンスを楽しんでください」と言われ、出来る限りはダンスを楽しめる今を大事にしていきたいと思った。
歌舞伎座の桜
この間のダンスサークルでは、タンゴの前にワルツを復習することになった。
ちょうど前の日に、個人レッスンでやったので、少しは踊れるだろうと思っていた。
が、
組んだ人が、出足のところで何回か揺れてから足を出した。
そうしたら、かえってタイミングがずれて、最初から合わなくなってしまった。
途中で立て直そうと思い、リードにあわせようとした。
が、
リードがわからないっ!
全然伝わってこない。
パニックになってしまった。
結局、最後まで踊りきれなかった。
サークルの練習が終わった後、別な人にワルツの相手をしてもらった。
そうしたら踊れるではないか。
ということは、あの時組んだ人とは相性が悪い(?)ってことかもしれない・・・。
先生となら、最後までできるのに。
と、個人レッスンの日に、先生にいってみた。
そうしたら、「パーティーとか不特定多数と踊る場合は、相手のリードに合わせて、サークルのレッスンの時は、自分もきっちりと正しいステップで踊ってください」といわれた。
まだまだ未熟だな。
今はルーティンを書いたものをひたすら暗記している。
電車の中ではスマホで、家ではパソコンで、ワルツのステップの動画を見て覚えている。
いきなりテストされてもできるように。(そんなことはないけど)
とにかくひたすらワルツの勉強は続くのだった。
土曜日のマカナイはとてもヘルシー。
この日のシェフがお客様の意見を聞いて、野菜たっぷりランチを考案した。
お客様に出すのは温野菜と生野菜がたっぷり。
私は生野菜が苦手なので、温野菜のみ。
ブロッコリーにカリフラワー、スナップエンドウ、菜の花とトッピングはスモークサーモン。
ご飯は黒豆ご飯。
わかめ入りの卵焼き。
具だくさんのスープは私が味付け担当。
結構おいしくて、ご飯をおかわりしてしまった。
しかし、この日は雨。
天気が悪いと客足も悪い。
けっきょく、このヘルシーランチは3食しかでなかった。
暇でもおなかはすく。
マカナイをたっぷり食べて、ゆっくりと食後のコーヒーまで飲んでくつろいだ日だった。
昨日も個人レッスン。
ダンスは楽しいのだが、行くまで、またレッスン中も緊張している。
次のステップはどうだったかな?とか、上手くロックがかからなかった・・・とか。
いろいろなことが、問題となって頭の中にある。
だから、いつも緊張状態。
もっと、踊ることが楽しくならなくてはと思う。
それには、早くステップと名称と先生の作った順番とを覚えなくては。
最初のうちはスムーズに踊ることができる。
真ん中あたりから、あやしくなってくる。
リードされていると、なんとなく踊れるが、自分が今、何をやっているのかが、まだ正確ではない。
それでも、あ、このステップができた、また、できなかったという意識がでてきた。
そして、次は何のステップか聞かれても答えられることが多くなってきた。
少しずつだけど、進歩しているのだろうか。
まだ始めてから、ようやく3か月目になろうとしている。
今は、毎日でも踊っていたいと思い、仕事中もステップを考えて、机の下で足を動かしてみたりしている。
先生は、覚えが早い方だと言ってくれるが、私はもっと早くにスイスイと踊れるだろうと考えていたのだ。
今度はステップももちろんだが、きれいに踊れることを身体に覚えさせなくてはならない。
そして、音楽にあわせることも。
音楽がかかると、そちらに気をとられてしまい、ステップがおろそかになってしまう。
本当に、ダンスは奥が深い。
だから楽しいのかもしれない。
今日はサークルの日。
今はタンゴを習っている。
これはこれで、また新しいステップが面白いし、難しい。
またまた、緊張の時間がやってくる。
初いちごだ。
私はいちごが大好きなのだ。
この時期、もっと早い時期から、毎日のようにいちごを食べていた。
ダイエット中の果物はダメだったのだけど、かくれて(?)食べた。
Pal Systemのカタログから選んだいちご。
本当は、「あまおう」とか「とちおとめ」とかのブランドいちごを食べたかったのだけど高い。
そこで、ふつうに「いちご」と載っているのを注文した。
いちごはいちご。
やっぱり美味しい。
でも、そのまま食べるよりも、牛乳などをかけて食べるほうが、栄養価が損なわれないとテレビで言っていた。
どうしてかは忘れたが、とにかく今日は、いちごみるく。
父はいちごにウィスキーと砂糖をかけて食べていた。
結構な量のウィスキーなので、ただ飲みたいだけ?と思ったほどだ。
父も母も、私がいちごを好きなのを知っていて、数を多くくれた。
その時ばかりは、子どもに戻って、いちごを堪能する。
まだ、いちごの季節は終わっていない。
また、頼んでみよう。
やっぱり「あまおう」食べてみたいな。
でも、砂糖と牛乳をかければ、味は一緒か。
このシーンだけで、このソロダンスだけで、この公演は元をとったと思った。
元を取ったといういい方は、少々下品かもしれないが、芝居が面白くなかったので、ついそういう表現になってしまった。
それほど、朝夏まなとクンのソロダンスは素晴らしかった。
裸足で軽やかに、爽やかに、艶めかしく踊るダンスは絶品だった。
昨今、これほど踊れる人に出会ったことがない。
出来る人には、やはり、ちゃんとしたシーンを作ってくれるのだなと思う。
芝居はシェークスピアを題材にしたもの。
劇中劇もあり面白くなるはずなのだが、起伏に乏しい脚本のため、つまらなくなっている。
シェークスピアに詳しい友達は、怒りまくる。
「アンとシェークスピアは、本当は仲が悪かったのよ」
「衣装もこの時代のものではない!」
と手厳しい。
だから、ショーでソロダンスを見たときは、これがこの公演のすべてだと思ったのだ。
この場面だけでも、もう一度観たいと思う。
やはり、この組、朝夏まなとクンからは目が離せない。