昨日、病院の帰りに会社へ戻らずデパート行った。
もう疲れちゃったし、今さら戻って残業しても。
Dr.にも休むように言われてるし。
家に電話したらあまりの暑さに夕飯作る気がない、と母がいうのでお弁当を買いに行ったのだ。
いつもパンを買う店のところをボケーッとあるいてたら、
「あ、○○ちゃん!」
と元気な声。
なんとヒロ子ちゃんだった。
そっか、やっぱりあなたもパンを買いにここにきたのね。
ん? 銀座の方が美味しいって言っていたじゃない。なぜ日本橋にまで来たのよ。
とせめると
「だって、銀座は今工事中で、なんだか分からないんだもの」という返事。
「ねえ、ちょっとお茶していこうよ、久しぶりだし」
「あ、30分の乗り換え時間で買い物に来たのよ。でもいいよ」
ということで、30分の乗り換え時間内に珈琲ショップのベンチでお茶をした。
さすがのヒロ子ちゃんも、宝塚のすべてをみている訳ではなさそうだ。
最近はたしか、シュンくん(小栗旬)に夢中で、そっち方向へ走っているようだ。
とにかく元気。
同じ年とは思えない。
しゃべれるだけの会話を楽しみ、両手にパンを抱えて彼女は30分の乗り換え時間ギリギリで駅へ走っていった。
「またね~」
一陣の風のように彼女は去っていった。
残ったのは彼女の元気のかけら。
わたしも早く元気にならなくちゃ。
歌舞伎の追っかけができなくなっちゃう。