いずれは、今まで住んでいた家を売ろうと思っている。
でも考えると寂しくなる。
30年近く住んでいたし、父と母はその家で亡くなったし。
思い出がありすぎて考えると涙が出てくる。
私は一人暮らしだから、最終的にはどこかのホームにお世話になることになると思う。
それまでは今のところにいるつもりだけれど。
なんだかまた、戻りたくなってしまった。
交通の便も不便だし、近所付き合いは私にはなかったし。(母はあったけど)
なんの未練も本当はないはずなのに、考えると哀しくなる。
最近会社からの帰り、いつも乗換駅で、今までの家のほうへ行く電車に乗りそうになる。
懐かしさしか残っていない古びた家だけれど、庭があった。
庭いじりも楽しかった。
昔は犬もいた。
そして父も母も・・・・・。
結局、今の一人暮らしが寂しいから、思い出にすがっているだけかもしれない。
また今は緑のものがない無機質なマンションだから、余計寂しいのかもしれない。
補修工事が終わったら何か観葉植物でも買ってこよう。
部屋のなかが、少しは華やかになるかもしれない。
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