『 先日の燃える夕方 』
河津 米子さん 撮影
昨夜の地震には驚かされた。もう私はベッドの中で本を読んでいたのだが、とうとう
直下型が来たのかと不安が一杯。下の孫のカリンが心配して部屋へ様子を見に来てくれた。
午前中は徳州会の皮膚科へ先日の検査の結果を聞きに行った。
年を取ると情けないもので、乾燥肌になっていたり、可愛いミーちゃん(さざなみインコ)に
噛まれたりした所がやたらと痒くて堪らない。掻けば赤くなって広がりまた一段と痒くなって
しまう。昔ならすぐ治ったものが治らない気がする。痒いのも痛いのと同じようにかなり辛い
ものだ。もしかしてインコアレルギーでもあるのかと検査をして貰ったのだが、これは大丈夫
だった。晴れてまたミーちゃんと遊べるわけだ。
ところで政治家を見ていると、どんな悪徳政治家でも故郷の選挙区に帰れば、オラが村さの先生で、
マスコミで幾ら叩かれても、選挙をすれば結局は当選しその党も大勝して、本人の罪も消えてしまう。
国民の多くはその犯罪をいつの間にか忘れてしまう。
道路を作って呉れた、橋を作って貰った、働く場所を誘致してくれた、就職の世話をしてくれた、
寄付をしてくれた、家の年寄りの葬儀には手厚い悔やみや香典を貰った等と言った事でその候補者に
投票する時代はもう終わりにしたいものだ。悪徳政治家は故郷に行っても悪党で、そんな人物を国政
に携わせるなんて事は故郷の恥である。
日本の民主主義政治も、もうそろそろ成熟しても良い頃だろう。
それには皆が平和で安心な環境で豊かな生活が出来る様な社会じゃないとそれは実現しないという。
そうした環境でないと良識の有る強い国民は育たないのだろうか。
それには政治力が不可欠である。国民が悪いのか政治家が悪いのかと堂々巡りになってしまうが、
今こそ我々は、良い人物を、本物の人を選ばねばならない。
秋の自分の1票が、それがとても大事なのだろうと思う。