『 小出川の河津桜 』
森川 由美子さん 撮影
3回目のワクチン摂取率は未だに20%台だと言うし、感染者数は多少は下降気味とは言え、
すっかり何万何千という数字に慣れてしまって驚かないが、よくよく考えてみると、現実には
上か下かどちらに転ぶか全く掴めず、まだまだ恐ろしい数字である。
世界中が今や緩和の方向に向かいだし、あらゆる規制が緩み或いは解除されつつある。
マスクも解禁、酒場も集まりも劇場も全てOK、全て通常通りという国が表れた。
もはやオミクロンとその変異型とでも共存して普通の社会生活を営みながら、徐々に減らして
いこうという機運になっている。
こうも長くなれば、社会生活で大きな不便と障害と不具合が出ている現状ではやむを得ない事
かも知れない。
共存は良いけれど、我々、か弱い高齢者の救命や援助は心してやって欲しいものだ。
何しろコロナの死亡者の大半は高齢者だと言う。
年寄りは基礎疾患が多い、抵抗力が弱い、体力がない等の原因はあるだろうが、ベッドがない
医者がいない呼吸器設備がない、放置される等の悲劇だけは、国は何としても防いで欲しい。
今の年寄りだって昔はこれでも結構、国のお役に立ち貢献したのだから。