『 静かな夕暮れ 』
高橋 裕一さん 撮影
先夜は国会でのモニター演説をみた。原稿も見ずの語り口に訴えるものがあったし、
ヨーロッパ人特有の意思の強さを感じた。
プーチンは、虐げられているウクライナ人を救うための作戦である、幼稚園とか病院や
居住地への砲撃は、ウクライナの仕組んだ自作自演で、ロシアを非難に落とし込める為の
偽装なのだ、彼等は市民を盾にして抵抗している、病院は名ばかりで患者はいなくて弾薬
の保管所だったので攻撃したのだと言っていた。
ウクライナは生化学兵器の工場がありそれを使うという情報があるので、それを使わせぬ
為にロシアも使わざるを得ないと牽制しているのだ。
非武装化、全面降伏、新大統領選挙を納得するまで攻撃は止めないと言う。
よくもまあ言えたものだが、しかしこれか過去何度もあった侵略の時の常套手段であり、
征服する際のロシアパターンである。驚くような卑劣で冷酷な汚いやり方であり、それを
恥じることもない彼等は一体何を食べているのだろうか。
キャピアとかボロシチやウオッカを摂るとああした逞しい神経になれるのか。
それでも北朝鮮のように、いきなり何の言い訳も作らず昨日の様に大陸弾道弾を他国の領海へ
発射するのに比べて、ロシアは勝手で理不尽なものだが世界に対して大義名分を作ろうとして
いるだけ未だましなのかも。
一方ゼレンスキーも、降伏明け渡しは絶対しない、停戦まで抵抗は止めない。領土は渡さない
妥協はないと頑なに宣言している。その陰では国民がどんどん倒れ街は破戒され被害が拡大して
いる。ロシアの暗殺団も入って来ていて己の命の危険も出てきたという。
しかし彼は頑として考えを変えていない。
一体何処に互いの妥協点とか落とし処があるのだろう。困ったものだ。