『 みなとみらい 』
高橋 嘉子さん 撮影
降伏して奴隷になるなら死を選ぶ!
これは徹底抗戦を唱えるキエフ市長のセリフである。
勇ましくて格好良いものだ。しかしこれは戦闘下で気持ちが異常に高揚
していなければ出ないセリフだろう。それだけに大変な事だと思う。
昔の日本の、国民一丸火の玉で…とか捕虜の辱めを受けるなら死ね…といった
思想を思い出した。このようにお国の為なら…とか滅私奉公等という言葉は、
今では一部の右翼系の人にしか使われないだろう。
あの生死をかけた異常な状態の元での、あのゼレンスキーという大統領もなかなかの
人物だと思った。落ち着いた口調で、国によって内容を変え、訴えることも適切に変化
している。そして何よりこの事態でも激せず穏やかに訴えている。
これはなかなか出来ないように思えた。頑張れ! ゼレンスキー大統領閣下!
それにしても早くギリギリ許せる妥協点を見つけて欲しい。さもないとますます国民の死者は
増え街は復興が難しいほど破戒されてしまう。
偉大なる大統領として歴史に名を残すなら、さぁ一刻も早く停戦への和解点を見つけて欲しい。