「 桜と天守閣(小田原城) 」
今日の様に暖かい日射しで良い天気だと、花見への関心はあってもコロナやウクライナ
のことは忘れられそうだ。
しかしこの地球上で、今同じこの時間にも生きるか死ぬか、電気も食料も水も医者もなく、
恐怖と不安と寒さとに震えている人々がいるのに、こんなのんびりした事を言っていて
申し訳ないようだ。
日本中がコロナの制約から解放され、後は人々の良識や常識に任せるだけとなったわけだ。
その肝心の日本人の良識があまり頼りにならないような気がする。
花見、宴会、集まり、クラス会に同窓会、旅行と想像するだけで、お出掛け嫌いな私でさえ
心が落ち着かない。
昨日は東京で6600人、神奈川で2830人、我が茅ヶ崎で24人という数字だ。
確かに前より少なくなってはいるが、これは比較の問題であり、そして大きな数字への慣れに
よる感覚マヒがあって、もう大丈夫という気になるのだろう。
先日は茅ヶ崎市内で80代の男性が、基礎疾患があるが急変して救急搬送されたが亡くなった
そうだ。調べたらコロナに侵されていたという。まことに身につまされる話である。
最近の数字に惑わされず十分な注意と自制した生活をしなければならないと思った。