花瓶の花―(1)
国葬も強行されたが何とか無事に終わった。あの日の警備畑は神経ぴりぴりで
さぞ大変な数日だったことだろう。
政府はあれほどの反対にもめげずに、質問に対して「国民に丁寧に説明します!」
と説明するばかりで何も説明していない。
安倍氏と統一教会との関係は不問で封印された。統一教会と政治というものや政治家個人、
政党との関係は、虚辞回答、隠蔽工作、都合の良い急性健忘症で曖昧にされそうだ。
彼等がこれで良しと考えているならば、神をも恐れぬ本当の悪党だろう。
五輪汚職もどんどん広がり、角川会長の「ワシはそんな姑息な商売をやってこない!」
という啖呵にはどうにも悲しく哀れだ。元理事は未だに賄賂ではないと否定している
という。そうした姿には腹立だしくも、人間の業というのか、金欲、権力欲への欲望の
強さと弱さを感じて、同じ人間の端くれとして妙に恥ずかしく情けなくなる。
もし人間を創ったのが神だとするならば、神はこんな筈ではなかったのにと嘆いて居られる
かも知れないし、我々も神に謝りたい位である。
この年まで人間性善説を信じ、それを信条として生きて来たが情けない気持ちだ。
それでも私の周りの知った多くの方々に対しては、私のその性善説を全く替えるつもりはない。
人間万歳!