『 富士山とお月様 』 河津 米子さん 撮影 12日早朝
先日、地元のタウン紙を見ていたらふと目に止まったのが、NPO法人主催の
心理カウンセラー講座の小さな参加者募集記事だった。
普段なら出掛けること、新しいことなんてまるで無視なのだが、この時はどうしたのだろう、
体調が良かったのだろうか迷い逡巡しながらもいつか電話を掛けていた。
こうした類の積極的な行動は今までの人生でも珍しい事なのだ。
年令制限はないのか、試験はないのでしょうね等を確認して思い切って参加を決めた。
有料で都合悪くなっても返却はなしだそうで結構厳しい。
朝、体調が悪くて行けそうもない時(時々あるので…)はという心配だったのだが。
よく老化防止では、歩くこと、運動すること、食事のバランス、良い睡眠をと言われる。
そしてそれ以上に大切なのが、人との会話、笑いであり特に新しいこと初めてのことに
挑戦する。好奇心を意識して維持させ能動的に動き、刺激を受け意欲を失わないことが
大切と老人の教科書にもある。
これをかなり意識した行動であったかも知れぬし、自分の意志で己の能動的なアクションで
何かを実践してみようという、刺激を求めた無意識でかなり無謀な若返り作戦だったかも
知れない。
確かに私は、若い頃から心理学というのは興味があった。
少年の頃、アキレス・カレルの著書『人間この未知なるもの』を手にして以来のことだった。
人間とは、人間の心理は、ということが私の最も大きな関心事であった。
しかし勉強嫌いな私は、大学の心理学科は論文論文で遊ぶ間もないと聞かされて忌避して
しまった。サラリーマン養成学部のような一般学部を選んでしまった。
しかし、この人間と心理は自分なりの一生のテーマでありライフワークにしようと内心では
思っていた。それも人生の荒波という現実社会では思うように実践実現できなかった。
そんな気持ちが心の何処かに残っていて、知らずに私の脳を刺激して申込みさせたのかも知れない。
どんな講習会だったかは又別な日の日記に書くとして、ともかく今日は、自分で決めて自分で
行動を起こしたという珍事に今日は自分でかなり酔っているのです。
最も夕方には一杯だけは飲みましたが、普通はこれでは私は酔わないのですけど…。