まこちゃん日記2

まこちゃんのピンポン日記です。

3月26日  祖国のためには……

2022-03-26 10:12:19 | 日記

 

      『 みなとみらい 』

        高橋 嘉子さん 撮影

 

降伏して奴隷になるなら死を選ぶ!

これは徹底抗戦を唱えるキエフ市長のセリフである。

勇ましくて格好良いものだ。しかしこれは戦闘下で気持ちが異常に高揚

していなければ出ないセリフだろう。それだけに大変な事だと思う。

 

昔の日本の、国民一丸火の玉で…とか捕虜の辱めを受けるなら死ね…といった

思想を思い出した。このようにお国の為なら…とか滅私奉公等という言葉は、

今では一部の右翼系の人にしか使われないだろう。

 

あの生死をかけた異常な状態の元での、あのゼレンスキーという大統領もなかなかの

人物だと思った。落ち着いた口調で、国によって内容を変え、訴えることも適切に変化

している。そして何よりこの事態でも激せず穏やかに訴えている。

これはなかなか出来ないように思えた。頑張れ! ゼレンスキー大統領閣下! 

それにしても早くギリギリ許せる妥協点を見つけて欲しい。さもないとますます国民の死者は

増え街は復興が難しいほど破戒されてしまう。

偉大なる大統領として歴史に名を残すなら、さぁ一刻も早く停戦への和解点を見つけて欲しい。

 

 

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3月25日 プーチンの嘘と冷酷さとゼレンスキーの頑固さ。

2022-03-25 13:46:35 | 日記

 

     『 静かな夕暮れ 』

      高橋 裕一さん 撮影

 

先夜は国会でのモニター演説をみた。原稿も見ずの語り口に訴えるものがあったし、

ヨーロッパ人特有の意思の強さを感じた。

 

プーチンは、虐げられているウクライナ人を救うための作戦である、幼稚園とか病院や

居住地への砲撃は、ウクライナの仕組んだ自作自演で、ロシアを非難に落とし込める為の

偽装なのだ、彼等は市民を盾にして抵抗している、病院は名ばかりで患者はいなくて弾薬

の保管所だったので攻撃したのだと言っていた。

ウクライナは生化学兵器の工場がありそれを使うという情報があるので、それを使わせぬ

為にロシアも使わざるを得ないと牽制しているのだ。

非武装化、全面降伏、新大統領選挙を納得するまで攻撃は止めないと言う。

 

よくもまあ言えたものだが、しかしこれか過去何度もあった侵略の時の常套手段であり、

征服する際のロシアパターンである。驚くような卑劣で冷酷な汚いやり方であり、それを

恥じることもない彼等は一体何を食べているのだろうか。

キャピアとかボロシチやウオッカを摂るとああした逞しい神経になれるのか。

 

それでも北朝鮮のように、いきなり何の言い訳も作らず昨日の様に大陸弾道弾を他国の領海へ

発射するのに比べて、ロシアは勝手で理不尽なものだが世界に対して大義名分を作ろうとして

いるだけ未だましなのかも。

 

一方ゼレンスキーも、降伏明け渡しは絶対しない、停戦まで抵抗は止めない。領土は渡さない

妥協はないと頑なに宣言している。その陰では国民がどんどん倒れ街は破戒され被害が拡大して

いる。ロシアの暗殺団も入って来ていて己の命の危険も出てきたという。

しかし彼は頑として考えを変えていない。

 

一体何処に互いの妥協点とか落とし処があるのだろう。困ったものだ。

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3月24日 皆の良識に賭ける!

2022-03-24 16:23:48 | 日記

 

    「 桜と天守閣(小田原城) 」

        

今日の様に暖かい日射しで良い天気だと、花見への関心はあってもコロナやウクライナ

のことは忘れられそうだ。

しかしこの地球上で、今同じこの時間にも生きるか死ぬか、電気も食料も水も医者もなく、

恐怖と不安と寒さとに震えている人々がいるのに、こんなのんびりした事を言っていて

申し訳ないようだ。

 

日本中がコロナの制約から解放され、後は人々の良識や常識に任せるだけとなったわけだ。

その肝心の日本人の良識があまり頼りにならないような気がする。

花見、宴会、集まり、クラス会に同窓会、旅行と想像するだけで、お出掛け嫌いな私でさえ

心が落ち着かない。

 

昨日は東京で6600人、神奈川で2830人、我が茅ヶ崎で24人という数字だ。

確かに前より少なくなってはいるが、これは比較の問題であり、そして大きな数字への慣れに

よる感覚マヒがあって、もう大丈夫という気になるのだろう。

 

先日は茅ヶ崎市内で80代の男性が、基礎疾患があるが急変して救急搬送されたが亡くなった

そうだ。調べたらコロナに侵されていたという。まことに身につまされる話である。

最近の数字に惑わされず十分な注意と自制した生活をしなければならないと思った。

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3月23日 歴史の傍観者

2022-03-23 11:56:46 | 日記

 

    『 冬の花火 』 高橋 裕一さん 撮影 

 

今日は良い天気になったが風が冷たい。花見には一寸肌寒かろう。

行く気は全くないけれど、昨日の雨と風で桜は又萎んでしまったかも。

 

今日もTVを付けるとウクライナだ。夕方には大統領の演説が日本の

国会であるという。国会が強く反応することを期待している。

 

最近ではTVのスイッチを入れるのが憂鬱になってきた。あの殺戮の

悲劇の光景を見るのが辛くなり始めてしまった。

何も出来ない自分がもどかしくもあるし、本当ならよくよく見定めて、

一方の情報だけでなく、事の善悪、真実の在処を知って声を上げるべき

なのだろうが。

 

もう今の私には何も出来ない。声を上げることも、デモに参加する元気も

体力気力もないのだ。

最も、よくよく考えてみると、学生時代は勉学に忙しく、勤め人時代は仕事に

追われ、定年後は絵画とピンポンとが忙しく、何も出来ず結局はノンポリ、能天気、

政治的無関心(あっても行動には至らず負け犬の遠吠えばかりだった)という多くの

日本人の典型的な1人だった。

 

ただただ社会が移り変わり歴史が動くのを、ある時は怒り、ある時は非難したり

悲しんだり、そして又或る時は喝采したり喜んだりはしたが、何もしない何も出来ない

のが多くの市民である。

国政選挙で自分の一票の虚しさを感じるのと同じように、傍観者としての悲しさと虚しさ

を覚えるのである。

 

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3月22日 戦争とは何と辛くて哀れなことだろう!

2022-03-22 18:47:07 | 日記

 

                         『 渋田川の桜 』

          河津 米子さん 撮影

 

今日からマン防が解除されてどっと人が繰り出すのではと心配したが、この天気のお陰で、

天の邪鬼じゃないけれどホットしている。この寒さと雨では幾らお出かけ好きでも少しは

躊躇するだろう。これを機に徐々に普通の生活に戻りながら、終息に辿り着ければ万々歳

なのだが。

 

こんな事を言っている日本は、災害などはあるけれど何と平和で幸せなのだろう。

TVをつけると、あのウクライナの惨状が目に飛び込んでくる。これだけ連日朝晩見せられると、

しっかり頭に刻み込まれて知らず知らず我々も影響を受けているだろう。

 

この平和な日本にいると、同じ地球上で昔のことでなく今この現在に爆弾が落ち目の前で人が死ぬ

光景があると思うと不思議な気がする。今でも一寸本当かしらと思うことがある。

 

すっかりウクライナの報道ばかりで、オミクロンの話題は影が薄くなった。

あの恐ろしい映像を見せつけられると、憲法9条改訂者も、その改憲反対論者も勢い付くのではないか。

だから迎撃力攻撃力をも持って抑止力として国民を守らなければという改憲派。

国民をあんな惨状に巻き込まないためには9条はしっかり堅持するべきなのだと改憲反対派。

武器を整え強くないと国民を守れないのは現実論だが、防衛するのみを強く明言すればこれも一種の

抑止力になって戦争に巻き込まれる確率は少なくなるのかも知れない。

 

こうしている間にも、遠く離れた彼の地では、爆撃があり砲弾が飛び交い市民が倒れていると思うと

やり切れない。これから熱いおでん鍋でお銚子1本だけと思っていたが可哀想で出来なくなった。

市民はマイナス5度で電気もガスも食料もなくトイレもない地下室に籠もらざるを得ない情況に、

もしそれが自分だったらと考えると、もうそれだけで直ぐにも心臓が止まりそうだ。

一刻も早い停戦を熱望している。

思わずプーチンの暗殺を!と喉まで出かかってはそれを呑み込んでいる。

人道とは一体何なのだろうか。回廊と言う言葉は知っているが、人道という意味が分からなくなった。

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