長くつきあってきた「ローマ人の物語」も残り僅かとなった。
まだあと1ヶ月半あるが、むさぼるように本を読んだこの1年間の中でも、この本と過ごした時間(主に夜、息子たちを寝かしつけた後)は至福の時だった。
塩野七海氏に感謝。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
塩野 七生
1937年7月7日、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の一千年を描く「ローマ人の物語」にとりくむ。93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労賞を授与される
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以上、アマゾンより
この本を短い文章で表現するのは難しいが、特に印象に残ったのは、ローマとカルタゴの死闘。中でも名将ハンニバルとスキピオが闘ったザマの会戦は興奮した。また、ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が「ルビコンを渡った」時の葛藤と決意、天才的な総司令官ぶりのカッコよさなどは印象に残っている。また、塩野氏ならではの、ローマ人のインフラについて一巻を費やした「すべての道はローマに通ず」も面白かった。
文庫版は、持ち歩きやすく貨幣をテーマにした装丁はシンプルで素敵だ。
面白くてどんどん読んでしまうので、5冊づつくらい買っておいた方が良いと思う。
まだあと1ヶ月半あるが、むさぼるように本を読んだこの1年間の中でも、この本と過ごした時間(主に夜、息子たちを寝かしつけた後)は至福の時だった。
塩野七海氏に感謝。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
塩野 七生
1937年7月7日、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の一千年を描く「ローマ人の物語」にとりくむ。93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労賞を授与される
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以上、アマゾンより
この本を短い文章で表現するのは難しいが、特に印象に残ったのは、ローマとカルタゴの死闘。中でも名将ハンニバルとスキピオが闘ったザマの会戦は興奮した。また、ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が「ルビコンを渡った」時の葛藤と決意、天才的な総司令官ぶりのカッコよさなどは印象に残っている。また、塩野氏ならではの、ローマ人のインフラについて一巻を費やした「すべての道はローマに通ず」も面白かった。
文庫版は、持ち歩きやすく貨幣をテーマにした装丁はシンプルで素敵だ。
面白くてどんどん読んでしまうので、5冊づつくらい買っておいた方が良いと思う。
![]() | ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫塩野 七生新潮社このアイテムの詳細を見る |