竹中平蔵教授のオフィスアワー「防衛省騒動 おかしいのは官僚」を読んだ。
竹中氏の書かれていることに私も同感。
また、本質をとらえているとも思った。ぜひ一読をお奨めする。
一部マスコミが、防衛省幹部の談話を面白おかしく伝えていたのは、なんだか、嫌な気分がしてた。
マスコミは政治家の行動をチェックし時には批判するのが仕事だが、官僚の言うことを鵜呑みにして、騒ぎ立てるのはいかがなものだろう。
何故、同時に、「イージス艦機密漏えい」に関して、触れないのだろうか。
防衛大臣と仲が悪いとされる官房長官のところへ直訴した次官の狡猾さに、総理大臣も官房長官はまんまとはまったとしか言いようがない。
そんな官邸を防衛大臣は見限ったのだと、私は思う。
それにしても、今回勉強になったのは、シビリアンコントロール(文民統制)がいかに民主主義国家において大切かということだ。
文民統制・シビリアンコントロールとは民主主義国における軍事に対する政治優先または軍事力に対する民主主義的な政治統制をいう。
日本においては、自衛隊の予算、人事、そして行動の「最終的な」命令権が、自衛隊そのものにはなく政府や国会にあるということだ。
今回のケースでは、防衛省事務次官はまぎれもなく自衛隊員であるから、次官は当然、シビリアン(文民)の防衛大臣の命令に従わなければならない。
防衛大臣が手作り弁当を作ったとか、犬の名前なんかはどうでも良い。
本質はそこなのだと思った。
竹中氏の書かれていることに私も同感。
また、本質をとらえているとも思った。ぜひ一読をお奨めする。
一部マスコミが、防衛省幹部の談話を面白おかしく伝えていたのは、なんだか、嫌な気分がしてた。
マスコミは政治家の行動をチェックし時には批判するのが仕事だが、官僚の言うことを鵜呑みにして、騒ぎ立てるのはいかがなものだろう。
何故、同時に、「イージス艦機密漏えい」に関して、触れないのだろうか。
防衛大臣と仲が悪いとされる官房長官のところへ直訴した次官の狡猾さに、総理大臣も官房長官はまんまとはまったとしか言いようがない。
そんな官邸を防衛大臣は見限ったのだと、私は思う。
それにしても、今回勉強になったのは、シビリアンコントロール(文民統制)がいかに民主主義国家において大切かということだ。
文民統制・シビリアンコントロールとは民主主義国における軍事に対する政治優先または軍事力に対する民主主義的な政治統制をいう。
日本においては、自衛隊の予算、人事、そして行動の「最終的な」命令権が、自衛隊そのものにはなく政府や国会にあるということだ。
今回のケースでは、防衛省事務次官はまぎれもなく自衛隊員であるから、次官は当然、シビリアン(文民)の防衛大臣の命令に従わなければならない。
防衛大臣が手作り弁当を作ったとか、犬の名前なんかはどうでも良い。
本質はそこなのだと思った。