WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

「防衛省騒動」について考えてみました。

2007-08-26 20:15:41 | 時事問題
竹中平蔵教授のオフィスアワー「防衛省騒動 おかしいのは官僚」を読んだ。
竹中氏の書かれていることに私も同感。
また、本質をとらえているとも思った。ぜひ一読をお奨めする。

一部マスコミが、防衛省幹部の談話を面白おかしく伝えていたのは、なんだか、嫌な気分がしてた。
マスコミは政治家の行動をチェックし時には批判するのが仕事だが、官僚の言うことを鵜呑みにして、騒ぎ立てるのはいかがなものだろう。
何故、同時に、「イージス艦機密漏えい」に関して、触れないのだろうか。

防衛大臣と仲が悪いとされる官房長官のところへ直訴した次官の狡猾さに、総理大臣も官房長官はまんまとはまったとしか言いようがない。
そんな官邸を防衛大臣は見限ったのだと、私は思う。

それにしても、今回勉強になったのは、シビリアンコントロール(文民統制)がいかに民主主義国家において大切かということだ。
文民統制・シビリアンコントロールとは民主主義国における軍事に対する政治優先または軍事力に対する民主主義的な政治統制をいう。
日本においては、自衛隊の予算、人事、そして行動の「最終的な」命令権が、自衛隊そのものにはなく政府や国会にあるということだ。
今回のケースでは、防衛省事務次官はまぎれもなく自衛隊員であるから、次官は当然、シビリアン(文民)の防衛大臣の命令に従わなければならない。

防衛大臣が手作り弁当を作ったとか、犬の名前なんかはどうでも良い。
本質はそこなのだと思った。


組閣前夜「官邸崩壊 安倍政権迷走の一年」に思う

2007-08-26 12:03:19 | 時事問題
いよいよ組閣。
小泉さんのときほどではないが、選挙なみに興奮してしまうのが組閣である。
若い頃は、新聞記事の内閣一覧を切り抜いて、手帳に貼っていたっけな。

それにしても、安倍内閣では、不祥事の連続で努力せずして内閣の方々の名前が刷り込まれたような気がする。
あまり良く知らなかった久間元防衛大臣の名前も頭に刻み込まれたし、亡くなられた松岡元農水大臣については、やはり辞めさせてあげなかった安倍さんが死に追いやったように思う。

そして金曜日に小池防衛大臣が「続投せず」明言。
「安倍さんが小池さんを切る前に、小池さんが安倍さんを見限ったのだな」
と思った。

そういえば、参院選のときに、「あのマスコミ対策の人、広告代理店みたいな人、あの人、何しているの?」(セコウさんのこと)と言っていたら、世耕氏はちゃっかり当選してた。

そんな中で、日経新聞で、「官邸崩壊」の広告を発見。

この本は参院選惨敗後、安倍総理が辞任することを想定して書かれたのかな、と思った。
結果的には安倍さんが居座り、内閣改造となり、このタイミングでの出版となったのだろう。

著者の上杉隆氏は元ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者のフリーのジャーナリスト。
主な著書
「石原慎太郎五人の参謀」(小学館)
「田中真紀子の恩讐」(小学館)
「田中真紀子の正体」(草思社)
「議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている」(小学館)
「小泉の勝利 メディアの敗北」(草思社)

以下、アマゾンより
「官邸崩壊」(新潮社)
内容紹介
歴史的惨敗! 支持率70%で船出した安倍政権に、一体何が起きていたのか――。気鋭のジャーナリストが描く、瓦解する「首相官邸」驚愕の内幕。

内容(「MARC」データベースより)
手柄争いに明け暮れる「チーム安倍」。自殺、辞任、更迭、次々と「脱落」していく閣僚たち。そして迫り来る危機に何一つ有効な手を打てない首相。颯爽と登場した安倍政権で一体何が起きていたのか。驚愕の内幕ドキュメント。

出版社からのコメント
塩崎(官房長官)は、調整しなかった。
世耕(広報担当官)は、戦線を離脱した。
井上(秘書官)は、ごまをすり続けた。
そして安倍(首相)は、何も決断しなかった----。
手柄争いに明け暮れた「チーム安倍」。彼らこそ、真の「戦犯」だっ!
「戦後レジームからの脱却」を高らかに謳い上げた首相官邸の深淵で、一体何が起きていたのか?気鋭のジャーナリストがその真相を炙りだす、驚愕の内幕ドキュメント。
瓦解した官邸の「本質」が変わらない以上、内閣改造などしても無駄である......。
(以上、アマゾンHPより)

官邸崩壊 安倍政権迷走の一年
上杉 隆
新潮社

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それにしても、いくら「鈍感力」といっても、「お友達」が去ったら安倍さんは、いま以上に過敏性大腸症候群が悪化するのではないかと今から心配だ。
また、この人にとって「続投」という決断が果たして、自分自身にとって良かったのだろうか。
やはり総理をやれるチャンスとは、運よくめぐってきたとしても一生に一度だということを父の姿をみて思ったのだろうか?

Shirokanetei(白金亭)のケーキ食べました。

2007-08-26 08:15:42 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
昨日の夜、長男と一緒に母と弟の家に遊びに行った。急遽決まったので、夜遅くまで空いていて、母の好きなモンブランがあるShirokanetei(白金亭)でケーキを購入。母には天津甘栗のモンブラン、私と長男はココナッツレアチーズケーキ(美味しかったよ)弟には、お店の人が薦めてくれたジュレ・シャンパーニュというフカヒレ入りのシャンパン味のジュレ、を買っていった。(ジュレは弟が食べなかったので結局、旦那と長男が食べた)
「フカヒレ」でわかるように、ここの特色は、さりげなくチャイニーズが混ざっているところ。カフェでは、中国茶が楽しめる。併設の中国料理店も美食同源で有名。

詳しいメニューは、HPに詳し~く載ってる。シェフもパティシエも経歴が凄いよ。
ケーキは写真つきで、じゅるるんです。

店舗名 Shirokanetei
 ■1F CAFE&SHOP
 ■営業時間
   AM11:00~PM10:00(LO PM9:30)
 ■定休日 火曜日(祝日の場合は営業)
 ■所在地 〒108-0071
        東京都港区白金台4-19-13白金TFビル
 ■TEL  03-3280-1237 FAX  03-3280-1238
 ■E-MAIL info@shirokanetei.com