私が枝廣淳子氏の本を読んで、一番勉強になったのは、
「一見複雑にみえるものでも、視点を変え、仕組みをみつめることで、スッキリみえてきて、解決策を考えることができる」
「物事ななんでもしくみをつくってしまうとラクである」
ということです。
日常の瑣末な出来事から、お仕事、はては経営、地球環境まで、
どんなことでも、うまくいかない、ということは、
「仕組みのどこかがうまくいっていない」
からだということ。
だから、一度、ちょっと下がって、よく観察して、考えて、
「問題の遠くにあるかもしれない解決の為のツボ」
を探すことが必要だということです。
また、逆にはじめに上手に「仕組み」さえつくってしまえば、
仕事はぐんとラクに効率的になります。
私自身も含めて、努力してもなかなか結果が出ないことは多いと思います。
その努力の方向が正しくて、あと一息なのか、それとも本当に必要な努力は他にあるのかを見極めることは、人生においてとても重要なことだと思います。
そんな正しい努力の方向、本当に必要なことを見極めるために必要な知恵の数々を与えてくれる良書です。
1冊目では「自己マネジメント」「エコロジー」に焦点をあてておられます。
2冊目には、システム思考を実際に活用する方法が書いてあり、主に仕事に活用できると思います。
アマゾンより
出版社/著者からの内容紹介
7分後、7年後の自分が見えますか? 目標を達成したいけれど、「時間がない!」「近道が見つからない!」「一人でがんばっても中途半端で終わってしまう……」とあきらめていませんか?
同時通訳者、翻訳家、環境ジャーナリスト、企業コンサルタント……いまや環境問題を切り口に、八面六臂の活躍を続ける著者が、「エコ」をとおして学んだ知恵、夢を実現するためのハウ・ツーを披露。
ちょっとだけ視点を変えたり、もういちど目的を見つめなおしたり、ときにはゆっくりと、心の声に耳を傾けたり……毎日の小さな選択の積み重ねで、人生も環境問題も、ぐんぐん前進、解決できる! 自分とじょうずにつきあいながら、もっと幸せな自分になる=「自分マネジメント」のヒントや刺激が満載です。
| なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方枝廣 淳子,小田 理一郎東洋経済新報社このアイテムの詳細を見る |