たまに観るのですが、
今日は「万能細胞」について説明してくれて
とてもわかりやすかったです。
科学的なことだけでなく、
「中東問題」などの国際情勢や、
政治、経済、なんでも丁寧に説明してくれて
これはいいなあといつも思って
聞いています。
だって、わかったつもりでいても、
じゃあ、いざ子供に聞かれたときに、
うまく説明できるかっていうと、
難しいですよね。
難しいことをわかりやすい言葉に置き換えることができて
はじめてそのことを理解できていると
言えるのではないかと思いました。
今日は「万能細胞」について説明してくれて
とてもわかりやすかったです。
科学的なことだけでなく、
「中東問題」などの国際情勢や、
政治、経済、なんでも丁寧に説明してくれて
これはいいなあといつも思って
聞いています。
だって、わかったつもりでいても、
じゃあ、いざ子供に聞かれたときに、
うまく説明できるかっていうと、
難しいですよね。
難しいことをわかりやすい言葉に置き換えることができて
はじめてそのことを理解できていると
言えるのではないかと思いました。
しつこくてすみません。
ふたたび日経ビジネスの記事のお話です。
先ほどの特集の中でとりわけ興味深かったのは、
「融合する企業とNPO」というところ(P44~)でした。
変化を遂げる、企業とNPOの関係が図式化されており、
(なんとなく写真でわかるかしらん)
わかりやすくまとまっていますよん。
リードがまたうまいんだ~。
(プロだからあたりまえですね)
―企業はNPOをステークホルダーと位置づけ、関係強化に動き始めた。
「非営利」と「営利」はもはや対立軸ではない。
両社の知恵の融合こそが企業活動の限界を破るカギとなる。
大きな会社だったら、とっているセクションは多いと思いますし、
日経BPに電話すれば注文もできますよん。
ふたたび日経ビジネスの記事のお話です。
先ほどの特集の中でとりわけ興味深かったのは、
「融合する企業とNPO」というところ(P44~)でした。
変化を遂げる、企業とNPOの関係が図式化されており、
(なんとなく写真でわかるかしらん)
わかりやすくまとまっていますよん。
リードがまたうまいんだ~。
(プロだからあたりまえですね)
―企業はNPOをステークホルダーと位置づけ、関係強化に動き始めた。
「非営利」と「営利」はもはや対立軸ではない。
両社の知恵の融合こそが企業活動の限界を破るカギとなる。
大きな会社だったら、とっているセクションは多いと思いますし、
日経BPに電話すれば注文もできますよん。
NEC社会起業塾は、ソーシャルベンチャー創出プロジェクト。
事業立ち上げ期の社会起業家を募集している。
価値観や社会構造が大きく揺らいでいる現在、
社会に新たなビジョンを提起する「社会起業家」が
強く求められいるところに着目した。
ソーシャルベンチャー・事業型NPOといったアプローチは、
先行事例も少なくまだまだ発展途上の分野であることから、
志ある人々を応援する試みだ。
とにかく非常に興味を持った。
立上げから最初の成長に向けて重要な局面を迎える
ソーシャルベンチャーや
事業型NPO3~5団体を支援するとのこと。
詳しくはHPまで。
事業立ち上げ期の社会起業家を募集している。
価値観や社会構造が大きく揺らいでいる現在、
社会に新たなビジョンを提起する「社会起業家」が
強く求められいるところに着目した。
ソーシャルベンチャー・事業型NPOといったアプローチは、
先行事例も少なくまだまだ発展途上の分野であることから、
志ある人々を応援する試みだ。
とにかく非常に興味を持った。
立上げから最初の成長に向けて重要な局面を迎える
ソーシャルベンチャーや
事業型NPO3~5団体を支援するとのこと。
詳しくはHPまで。
今日の夜21時、ビートたけし主演でドラマ化される「点と線」。
視聴率25%を超えたあの伝説的ドラマ「兄弟」と同じ製作陣(脚本・竹山洋氏、演出・石橋冠氏)が手がけています。
「これはもう絶対見逃せない」
と今から身構えているのでした。
松本清張の初の長編「点と線」が発表されたのは1958年ですが、
この作品は数ある清張作品の中でも人気が高く
代表作と言われ、今日に至るまで増刷を重ねています。
交通通信手段に汽車や電報が使われるあたりは、
さすがに時代を感じさせますが、
未だに汚職事件が後とたたないこともあり、
この小説には普遍性があると思います。
ストーリーの組立も見事ですし、
人の先入観による盲点の恐ろしさなどを描いた心理描写が
見事な作品です。
「空白の4分間」が一体テレビドラマではどう表現されるのか?
楽しみです。
そしてトリックもさることながら、
ミステリーと通して人間の内面を描くことが出来た、
稀有な作家であるところの清張作品を、
やはり、それができるテレビ界の貴重な財産であるところの、
脚本・竹山洋氏、演出・石橋冠氏が
どう表現するのかが、本当に楽しみです。
視聴率25%を超えたあの伝説的ドラマ「兄弟」と同じ製作陣(脚本・竹山洋氏、演出・石橋冠氏)が手がけています。
「これはもう絶対見逃せない」
と今から身構えているのでした。
松本清張の初の長編「点と線」が発表されたのは1958年ですが、
この作品は数ある清張作品の中でも人気が高く
代表作と言われ、今日に至るまで増刷を重ねています。
交通通信手段に汽車や電報が使われるあたりは、
さすがに時代を感じさせますが、
未だに汚職事件が後とたたないこともあり、
この小説には普遍性があると思います。
ストーリーの組立も見事ですし、
人の先入観による盲点の恐ろしさなどを描いた心理描写が
見事な作品です。
「空白の4分間」が一体テレビドラマではどう表現されるのか?
楽しみです。
そしてトリックもさることながら、
ミステリーと通して人間の内面を描くことが出来た、
稀有な作家であるところの清張作品を、
やはり、それができるテレビ界の貴重な財産であるところの、
脚本・竹山洋氏、演出・石橋冠氏が
どう表現するのかが、本当に楽しみです。
点と線松本 清張新潮社このアイテムの詳細を見る |
枝廣氏がコラムの中で、手厳しいけれど、
鋭いことを書いておられました。
***日経エコロミーより******
企業の社会に対する責任をきちんと果たすことなく、どうせ分からないだろうと社会を見くびって「うそ」を内包したままの企業は、持続可能な事業経営を続けるために何よりも必要な企業としての「志」や「良心」となってくれる優秀な人材を惹きつけることはできません。
NPOはこの点で、株主のための利潤を上げる必要もなく、自分たちが定めた目標のためにひたすら活動することができます。活動を続けていくための適正な資金を生み出し続ける工夫は必要ですが、組織を大きくする必要もなければ、成長を加速する必要もありません。株主や投資家の意向を気にすることなく、「社会」や「途上国の人々」や「未来世代」など、「自分たちが定めたステークホルダー」のためだけに活動することができるのです。
今の企業で、真に「未来世代」のことを考え、その声を事業活動に反映しようとしているところがどれほどあるでしょうか? 四半期ごとの決算や毎日のように上下する株価に縛られて、どうしても近視眼的にならざるをえない企業が多いなか、この点でもNPOは優位性を持っているのです。
****************
これは耳の痛い話です。
実際、私の周囲には、高額の収入を投げ打ってでもこうした活動に身をささげる方が何人もいます。
また、あきらかに「社会的責任」を放棄している企業が多いことも事実です。
私も「企業が世の中の為にできることは何か」
と毎日考えながらも、
ときにはその限界を感じることもあります。
しかしその一方で、企業だからできることもあるはずです。
いまは一企業人として、
「自分には何ができるのか?」
「何をすることが正しいのか?」
をじっくりと考えていきたいと思います。
枝廣氏はこう結びます。
****************
「もっとたくさん」「もっと金持ちに」ではない、真の豊かさや幸福や幸せを模索する人々が増えてきているなかで、人格や品位の本当に優れた人材を惹きつけ、保持し続けることは、これからの企業にとっての大きな課題となっていくでしょう。
そのときの競合相手は、ほかの企業ではありません。「経済」に縛られることなく、社会を変えていく新しい担い手としてのNPOこそが企業にとっての競合相手になっていくでしょう。「NPOに勝るほど魅力的な企業」をどのように作っていくのか?――21世紀に生き残るために企業の直面している大きな課題ではないでしょうか。
*************
なんだか優れた先輩たちは、
みな同じことを、表現を変えていっている気がします。
「自分のことだけを考えるな」
「広い視野、高い志、良心を忘れるな」
と。
私もまだまだ未熟ですが、
先輩方のこの教えをコツコツと実践し、
広げていければいいなと
思います。
なんだかワクワクします。
鋭いことを書いておられました。
***日経エコロミーより******
企業の社会に対する責任をきちんと果たすことなく、どうせ分からないだろうと社会を見くびって「うそ」を内包したままの企業は、持続可能な事業経営を続けるために何よりも必要な企業としての「志」や「良心」となってくれる優秀な人材を惹きつけることはできません。
NPOはこの点で、株主のための利潤を上げる必要もなく、自分たちが定めた目標のためにひたすら活動することができます。活動を続けていくための適正な資金を生み出し続ける工夫は必要ですが、組織を大きくする必要もなければ、成長を加速する必要もありません。株主や投資家の意向を気にすることなく、「社会」や「途上国の人々」や「未来世代」など、「自分たちが定めたステークホルダー」のためだけに活動することができるのです。
今の企業で、真に「未来世代」のことを考え、その声を事業活動に反映しようとしているところがどれほどあるでしょうか? 四半期ごとの決算や毎日のように上下する株価に縛られて、どうしても近視眼的にならざるをえない企業が多いなか、この点でもNPOは優位性を持っているのです。
****************
これは耳の痛い話です。
実際、私の周囲には、高額の収入を投げ打ってでもこうした活動に身をささげる方が何人もいます。
また、あきらかに「社会的責任」を放棄している企業が多いことも事実です。
私も「企業が世の中の為にできることは何か」
と毎日考えながらも、
ときにはその限界を感じることもあります。
しかしその一方で、企業だからできることもあるはずです。
いまは一企業人として、
「自分には何ができるのか?」
「何をすることが正しいのか?」
をじっくりと考えていきたいと思います。
枝廣氏はこう結びます。
****************
「もっとたくさん」「もっと金持ちに」ではない、真の豊かさや幸福や幸せを模索する人々が増えてきているなかで、人格や品位の本当に優れた人材を惹きつけ、保持し続けることは、これからの企業にとっての大きな課題となっていくでしょう。
そのときの競合相手は、ほかの企業ではありません。「経済」に縛られることなく、社会を変えていく新しい担い手としてのNPOこそが企業にとっての競合相手になっていくでしょう。「NPOに勝るほど魅力的な企業」をどのように作っていくのか?――21世紀に生き残るために企業の直面している大きな課題ではないでしょうか。
*************
なんだか優れた先輩たちは、
みな同じことを、表現を変えていっている気がします。
「自分のことだけを考えるな」
「広い視野、高い志、良心を忘れるな」
と。
私もまだまだ未熟ですが、
先輩方のこの教えをコツコツと実践し、
広げていければいいなと
思います。
なんだかワクワクします。
ちょっと予定を変えて
「プラダを着た悪魔」を創りあげた人々に、
スポットをあててみたいと思います。
まず原作。
『プラダを着た悪魔』(The Devil Wears Prada)は、
2003年4月に米国にて刊行されたローレン・ワイズバーガーによる
ベストセラー小説です。
ジャーナリスト志望の主人公が、悪魔のような最悪の上司の下で頑張る姿を描いた物語。
そんな主人公の姿が同世代の女性から受け、ベストセラーとなり、
現在までにこの小説は27ヶ国語に翻訳されています。
(日本語版は早川書房より発行。訳は佐竹史子)。
この作品の製作を担当することになったウェンディ・フィネルマンは、
ベストセラー作品の映画化が困難であることをよく知り、
これを託せる監督は、デイビッド・フランケル(「セックス・アンド・ザ・シティ」 を手がけた方)
しかないと思い、仕事を依頼。組むことになりました。
そして自動的に、衣装を託せるのは、同じく>「セックス・アンド・ザ・シティ」で知られる、
あのパトリシア・フィールドに決定。
(というか、デイビッド・フランケルには洩れなくパトリシアがついてくるので、
ふたりセットで依頼したといっても良いと思います。)
並行して脚本家を探したようですが、
これは難航したようです。
あがってくる脚本はファッション業界を皮肉るばかりで、
ミランダへの敬意が欠けていたり、いまひとつ。
そんな中、アライン・ブロッシュ・マッケンナに出会います。
彼女はアンディと同じような経験を持ち、
人々が共感できるような、等身大の
アンディ像をつくりあげました。
それにしても、
製作のウェンディ・フィネルマンの、
プロデュース能力は凄いと思います。
メイキングの中で作品を語る彼女は、
実にエネルギッシュでチャーミングです。
ほうっておけば、何時間でも、
この作品について語る勢いです。
是非、メイキングも観てください。
はじめに、パトリシア・フィールドの実物をみると、
その特異なキャラクターに、
ぎょっとするかもしれませんが、
お話ししている姿をみているうちに、
彼女もまたいかに仕事を愛しているかが伝わってきて、
製作陣の放つオーラに、魅了されることと思います。
「プラダを着た悪魔」を創りあげた人々に、
スポットをあててみたいと思います。
まず原作。
『プラダを着た悪魔』(The Devil Wears Prada)は、
2003年4月に米国にて刊行されたローレン・ワイズバーガーによる
ベストセラー小説です。
ジャーナリスト志望の主人公が、悪魔のような最悪の上司の下で頑張る姿を描いた物語。
そんな主人公の姿が同世代の女性から受け、ベストセラーとなり、
現在までにこの小説は27ヶ国語に翻訳されています。
(日本語版は早川書房より発行。訳は佐竹史子)。
プラダを着た悪魔〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)ローレン ワイズバーガー,Lauren Weisberger,佐竹 史子早川書房このアイテムの詳細を見る |
この作品の製作を担当することになったウェンディ・フィネルマンは、
ベストセラー作品の映画化が困難であることをよく知り、
これを託せる監督は、デイビッド・フランケル(「セックス・アンド・ザ・シティ」 を手がけた方)
しかないと思い、仕事を依頼。組むことになりました。
そして自動的に、衣装を託せるのは、同じく>「セックス・アンド・ザ・シティ」で知られる、
あのパトリシア・フィールドに決定。
(というか、デイビッド・フランケルには洩れなくパトリシアがついてくるので、
ふたりセットで依頼したといっても良いと思います。)
並行して脚本家を探したようですが、
これは難航したようです。
あがってくる脚本はファッション業界を皮肉るばかりで、
ミランダへの敬意が欠けていたり、いまひとつ。
そんな中、アライン・ブロッシュ・マッケンナに出会います。
彼女はアンディと同じような経験を持ち、
人々が共感できるような、等身大の
アンディ像をつくりあげました。
それにしても、
製作のウェンディ・フィネルマンの、
プロデュース能力は凄いと思います。
メイキングの中で作品を語る彼女は、
実にエネルギッシュでチャーミングです。
ほうっておけば、何時間でも、
この作品について語る勢いです。
是非、メイキングも観てください。
はじめに、パトリシア・フィールドの実物をみると、
その特異なキャラクターに、
ぎょっとするかもしれませんが、
お話ししている姿をみているうちに、
彼女もまたいかに仕事を愛しているかが伝わってきて、
製作陣の放つオーラに、魅了されることと思います。
プラダを着た悪魔 (特別編) (ベストヒット・セレクション)20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
「プラダを着た悪魔」を見る前用基礎知識です。
■注目ポイント
大学を卒業し、ジャーナリストになるという夢をふくらませて
NYにやってきたアンディことアンドレア(アン・ハサウェイ)。
優等生にして田舎の素朴なお嬢様であるところの彼女は、
NY流最先端のファッションには全く興味なし。
学生新聞の編集長もつとめ、文章にも頭脳にも、
自信があると思われるアンドレアは、
「人間中身よ」といわんばかりに素朴なファッションを貫き、
就職活動をしていたようですが世間は厳しかったようです。
(製作者側も意識していますが、彼女の服装の変遷をチェック
するのがこの映画の大きな楽しみです)
そんなアンディが、ひょんなことからゲットした仕事は、
世界中の女性たちが死ぬほど憧れる、
一流ファッション誌RUNWAY(ランウェイ)のカリスマ編集長、
ミランダ・プリーストリー(メリル・メリルストリープ)の
第二アシスタントだったのでした。
ミランダは、これまで雇った第二アシスタントが
ことごとく使えなかったため、
「ダサいけど頭が良い子を雇う」
という決断をしたのでした。
そして、アンディの闘いがはじまります。
これまで何人もの犠牲者を出してきたこポストは、
理不尽かつ過酷。完全なる任務の遂行を強いられるものです。
そしてアンディの服装も馬鹿にされまくります。
しかし賢く、がんばりやさんのアンディもまけちゃあいません。
「ミランダ」VS「アンディ」の頭脳戦は、
ゴージャスな音楽陣(オープニングクレジットのケイティー・タンストールの
「Suddenly I See」を始め、
マドンナの「Vogue」やU2、
アラニス・モリセットなど) よるBGMの中、
テンポよく描かれます。
そして、アンディは理不尽な要求にこたえながらも着実に学び、
成長し、それに伴い美しくなっていきます。
■「キャスト&スタッフ」について。
カリスマ編集長「ミランダ」…メリル・ストリープ(宮寺智子)
ちなみに「吹き替えの宮寺さんは、「チャングムの誓い」で
チェサングンをやった方ですが、吹き替えもはまり役だと思います。
ジャーナリスト志望の「アンドレア」(通称アンディ)
…アン・ハサウェイ(小松由佳)
アン・ハサウェイはこの作品で一皮むけた感があり、輝いていましたよね。
エミリー…エミリー・ブラント(よの ひかり)
ナイジェル…スタンリー・トゥッチ(小形 満)
このふたりなしでは、この作品はありえない程、いい味出しています。
監督:デイビッド・フランケルこの方はあの大ヒット作、
「セックス・アンド・ザ・シティ」 を手がけた方。
製作:ウェンディ・フィネルマン
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
原作:ローレン・ワイズバーガー
衣装は「セックス・アンド・ザ・シティ」で、
サラ・ジェシカ・パーカーをファッション・アイコンにした、
あのパトリシア・フィールドが担当。
彼女だからこそ集められた人気ブランドのレアもの衣装や
アクセサリーの数々がこの作品ををまぶしく輝かせています。
プラダ、シャネル、ガッパーナ、ジミー・チュウなどがこれでもかと言わんばかりに出てきます。
アンディの変身ぶりもさることながら、
ミランダが毎日アンディの机に投げ捨てる、
コートとバック(毎日違います)も
いちいち豪華で笑えます。
■アンディの変身ぶりが可愛い。
大都会で右も左もわからないのに夢だけは大きく持っていた
ヒロインが、やり手編集長やスタッフにしごかれ、
失敗を繰り返しながらも学び、成長し、
キャリアガールになっていく姿は爽快。
そして仕事の成長とともに、
アンディがどんどん洗練され綺麗になっていきます。
最後にミランダのもとを去った彼女は、
一見元の素朴なファッションに戻りますが、
その素朴さは、なぜか、以前のダサい素朴ではなく、
シンプルな美しさに変わっています。
最先端の服やドレス姿もいいですが、
私は彼女が最後に着ている、
茶の皮ジャンにブーツ、
黒いセーターに細身のジーンズ、
長めのアクセサリーにポイントをおいた姿が
一番好きです。
ゴージャスを知った人間のシンプルは特権だなと
思いました。
■メリル・ストリープの怪演
彼女の出演なしのこの映画の成功ななかった
といえるほどの存在感です。
それにしても、演技力はあっても、
服のセンスは最低と、
自他友に認めていたあのメリル・ストリープが、
「ファッションリーダー」を演じるということ
そのものが、ブラックユーモアです。
すでにコメディの素質は開花させていたメリルですが、
今回も、ユーモアを漂わせがながらも、
冷徹&パワフル&傲慢なカリスマ編集長を、
見事に演じきって批評家たちからも絶賛をあび、
14回目のアカデミー賞ノミネートをはたし、
ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。
と同時に、彼女が出演した映画の中では、
本作品がナンバーワンヒット作となりました。
(これまでの映画、地味でしたからね~)
■原作について
同名の原作はジャーナリスト志望の主人公が、
悪魔のような最悪の上司の下で頑張る姿を描いた物語。
そんな主人公の姿が同世代の女性から受け、
ベストセラーとなり、
現在までにこの小説は27ヶ国語に翻訳されています。
(日本語版は早川書房より発行。訳は佐竹史子)。
著者のワイズバーガー自身も主人公と同様、
「ヴォーグ」で編集長アシスタントをしていた経歴を持つ。
この作品は彼女の実体験が基となっているとされ、
同誌のカリスマ編集長アナ・ウインター(Anna Wintour)が
作中に登場する編集長のモデルであるという噂がありますが、
著者は否定しています。
次回は「プラダを着た悪魔」が教えてくれたこと、
について書きたいと思います。
■注目ポイント
大学を卒業し、ジャーナリストになるという夢をふくらませて
NYにやってきたアンディことアンドレア(アン・ハサウェイ)。
優等生にして田舎の素朴なお嬢様であるところの彼女は、
NY流最先端のファッションには全く興味なし。
学生新聞の編集長もつとめ、文章にも頭脳にも、
自信があると思われるアンドレアは、
「人間中身よ」といわんばかりに素朴なファッションを貫き、
就職活動をしていたようですが世間は厳しかったようです。
(製作者側も意識していますが、彼女の服装の変遷をチェック
するのがこの映画の大きな楽しみです)
そんなアンディが、ひょんなことからゲットした仕事は、
世界中の女性たちが死ぬほど憧れる、
一流ファッション誌RUNWAY(ランウェイ)のカリスマ編集長、
ミランダ・プリーストリー(メリル・メリルストリープ)の
第二アシスタントだったのでした。
ミランダは、これまで雇った第二アシスタントが
ことごとく使えなかったため、
「ダサいけど頭が良い子を雇う」
という決断をしたのでした。
そして、アンディの闘いがはじまります。
これまで何人もの犠牲者を出してきたこポストは、
理不尽かつ過酷。完全なる任務の遂行を強いられるものです。
そしてアンディの服装も馬鹿にされまくります。
しかし賢く、がんばりやさんのアンディもまけちゃあいません。
「ミランダ」VS「アンディ」の頭脳戦は、
ゴージャスな音楽陣(オープニングクレジットのケイティー・タンストールの
「Suddenly I See」を始め、
マドンナの「Vogue」やU2、
アラニス・モリセットなど) よるBGMの中、
テンポよく描かれます。
そして、アンディは理不尽な要求にこたえながらも着実に学び、
成長し、それに伴い美しくなっていきます。
■「キャスト&スタッフ」について。
カリスマ編集長「ミランダ」…メリル・ストリープ(宮寺智子)
ちなみに「吹き替えの宮寺さんは、「チャングムの誓い」で
チェサングンをやった方ですが、吹き替えもはまり役だと思います。
ジャーナリスト志望の「アンドレア」(通称アンディ)
…アン・ハサウェイ(小松由佳)
アン・ハサウェイはこの作品で一皮むけた感があり、輝いていましたよね。
エミリー…エミリー・ブラント(よの ひかり)
ナイジェル…スタンリー・トゥッチ(小形 満)
このふたりなしでは、この作品はありえない程、いい味出しています。
監督:デイビッド・フランケルこの方はあの大ヒット作、
「セックス・アンド・ザ・シティ」 を手がけた方。
製作:ウェンディ・フィネルマン
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
原作:ローレン・ワイズバーガー
衣装は「セックス・アンド・ザ・シティ」で、
サラ・ジェシカ・パーカーをファッション・アイコンにした、
あのパトリシア・フィールドが担当。
彼女だからこそ集められた人気ブランドのレアもの衣装や
アクセサリーの数々がこの作品ををまぶしく輝かせています。
プラダ、シャネル、ガッパーナ、ジミー・チュウなどがこれでもかと言わんばかりに出てきます。
アンディの変身ぶりもさることながら、
ミランダが毎日アンディの机に投げ捨てる、
コートとバック(毎日違います)も
いちいち豪華で笑えます。
■アンディの変身ぶりが可愛い。
大都会で右も左もわからないのに夢だけは大きく持っていた
ヒロインが、やり手編集長やスタッフにしごかれ、
失敗を繰り返しながらも学び、成長し、
キャリアガールになっていく姿は爽快。
そして仕事の成長とともに、
アンディがどんどん洗練され綺麗になっていきます。
最後にミランダのもとを去った彼女は、
一見元の素朴なファッションに戻りますが、
その素朴さは、なぜか、以前のダサい素朴ではなく、
シンプルな美しさに変わっています。
最先端の服やドレス姿もいいですが、
私は彼女が最後に着ている、
茶の皮ジャンにブーツ、
黒いセーターに細身のジーンズ、
長めのアクセサリーにポイントをおいた姿が
一番好きです。
ゴージャスを知った人間のシンプルは特権だなと
思いました。
■メリル・ストリープの怪演
彼女の出演なしのこの映画の成功ななかった
といえるほどの存在感です。
それにしても、演技力はあっても、
服のセンスは最低と、
自他友に認めていたあのメリル・ストリープが、
「ファッションリーダー」を演じるということ
そのものが、ブラックユーモアです。
すでにコメディの素質は開花させていたメリルですが、
今回も、ユーモアを漂わせがながらも、
冷徹&パワフル&傲慢なカリスマ編集長を、
見事に演じきって批評家たちからも絶賛をあび、
14回目のアカデミー賞ノミネートをはたし、
ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。
と同時に、彼女が出演した映画の中では、
本作品がナンバーワンヒット作となりました。
(これまでの映画、地味でしたからね~)
■原作について
同名の原作はジャーナリスト志望の主人公が、
悪魔のような最悪の上司の下で頑張る姿を描いた物語。
そんな主人公の姿が同世代の女性から受け、
ベストセラーとなり、
現在までにこの小説は27ヶ国語に翻訳されています。
(日本語版は早川書房より発行。訳は佐竹史子)。
著者のワイズバーガー自身も主人公と同様、
「ヴォーグ」で編集長アシスタントをしていた経歴を持つ。
この作品は彼女の実体験が基となっているとされ、
同誌のカリスマ編集長アナ・ウインター(Anna Wintour)が
作中に登場する編集長のモデルであるという噂がありますが、
著者は否定しています。
次回は「プラダを着た悪魔」が教えてくれたこと、
について書きたいと思います。
プラダを着た悪魔 (特別編) (ベストヒット・セレクション)20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |