WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

勝つためにトリプルアクセルを封印した浅田真央は精神的に強くなったと思う。

2007-11-08 23:49:41 | ワーキングウーマンの●●!
フィギュアスケートのグランプリシリーズ第2戦、
スケートカナダは3日に当地で女子フリーなどを行い、
浅田真央が、ショートプログラム3位から逆転優勝。
GPシリーズはこれで4勝目(日本人最多)。

浅田真央11度のジャンプを無難にこなすなどミスの少ない演技で、
フリーは1位の119・58点をマークし、合計177・66点で逆転した。

浅田真がトリプルアクセルの回避を決めたのは、
「きのうの夜、いや演技の直前かな…」
とのこと。

難易度の高いトリプルアクセルは、
主要大会では必ずフリーのプログラムに組み込んできた、浅田の必殺技。

しかし、練習の状況などから飛べる状況になかったため、
ラファエル・アルトゥニアンコーチは勝つために封印をアドバイス。
割り切れないながらも最終的にはふんぎりとつけたようだ。
「悔しい気持ちはあったけど、この試合は勝ちたかった」
と。

これを聞いて、
「真央ちゃん、強くなったな~」
と思った。

失敗すれば、次戦のフランス杯で優勝しないと、
目標のGPファイナル進出に赤信号がともる。
安全策をとるのも、いまや「追われる立場」になった真央ちゃんには必要だ。
大きなミスなく演技をまとめ、筋書き通りに逆転優勝。

荒川静香氏はこう解説した。
「跳べる状況になかったと思う。
逃げたというより、何がベストだったかということ。
チャレンジすることが、いいことばかりじゃない立場になった。
真央ちゃんも人間。機械じゃない」

これから大きな大会になればなるほど、
真央ちゃんは、こうした選択を迫られることだろう。

例えば、次の大きな大会で、
真央ちゃんのSPが1位で、2位の選手が僅差でがつけていたとする。
そのとき、フリーの2位の選手の演技がいまひとつだったとしたら、
真央ちゃんは、やはりそこでトリプルアクセルを封印して、
演技をまとめることが金メダルへの条件となるかもしれない。
(コンディションにもよるだろうが)
もちろんその逆もあり、先日の世界選手権のように、
フリーで大逆転を狙うことも必要になる。

それにしても、荒川氏の優勝したオリンピックでの、あの強さ、冷静さ、
そして美しさは強く印象に残っている。
荒川氏もやはり幾度も苦渋の選択を重ねてきた人だ。

真央ちゃんが、あんな風に輝くまでには、
幾多の試練が待っているだろうけれど、芯が強く、
努力家の彼女ならば、頑張れるだろうと思う。

最後の最後の最後に「運」を招きよせるのは、
「努力」だと私は信じたい。

坂東眞理子氏が「女性の品格」を書いた理由

2007-11-08 23:49:09 | ワーキングウーマンの●●!
品格がブームとなった観のある、2006年~2007年。
そういえば、日経ウーマンの今月号(12月号)も「女性の品格手帖」という特集を組んでいて、とても読み応えのある内容でした。

「国家の品格」も「女性の品格」も、一過性のブームでは終わらない、時代を超えて残る良書です。
権力志向、拝金思想がはびこる中、国家とはどうあるべきか、人間とはどうあるべきか、内面の充実の大切さについて考えさせてくれる貴重な本だったとあらめて思います。

坂東眞理子氏は、「女性の品格」の冒頭でこの本を書いた理由を極めて明確に説明されています。

***女性の品格 はじめに―凛とした女性に より****

では、人間個人の品格とは何でしょう。
正義感、責任感、倫理観、勇気、誠実、友情、そして忍耐力、持続力、節約心があり、判断力、決断力に富み、優しく思いやりがあるなどという美徳は、品格ある人間であるための重要な要素です。

(中略)

あえて「女性の品格」としてこの本を買いた理由は三つあります。

第一は、現代の社会の中での女性の生き方、役割が大きく変わり、伝統的な道徳が通用しなくなったにも関らず新しい基準が確立せず、混乱が見られるからです。男尊女卑の型にはまった女らしさにとらわれる必要はありませんが、乱暴な行動をしたり、粗雑な言葉を使ったり、弱いものをいじめたりしていいわけはありません。新しい美徳が求められています。

第二は、男性達が従来の組織人間、会社人間の枠にどっぷりとつかり、お金や権力の魔力から抜け出せないでいるなかで、女性も男性と同じ轍(わだち)を踏んで同じように権力志向、拝金志向になってはならないと思うからです。私は女性が社会に進出し活躍することが必要だと信じていますが、それは従来の男性とは異なる価値観、人間を大切にするよき女性らしさを、社会や職場に持ち込んでほしいと思うからです。女性が社会に進出しても、「できる女」を目指し有能なやり手ばかりが増えるのはさびしいことです。

第三は地球環境の問題、途上国の人たちが抱える問題、高齢化、化学や技術の進歩などがもたらす新しい諸問題のなかで、私たちの社会がどうあるべきか、どう生きるかがあらためて問われているからです。自分の家族の幸せだけを考えていればよい時代ではありません。地球レベルでの女性の品格が求められているのです。

***************

この深い洞察には、ただただため息が出るばかりです。

この本が大勢の方達に、しかも長く愛された理由はこの洞察の深さ、そして普遍性にあるのではないかと思います。

私は女性の出世や収入アップは決して否定しません。
それを目指すことで、自分が向上していくのならば良いではないかと思います。

ただ、理想主義とか綺麗事と言われるかもしれませんが、権力におもねることや、
人を蹴落とす姿勢にはどうしても共感できませんでした。
しかし景気が悪くなり、社会がとげとげしくなる中、不健全な競争がはじまってしまったり、ときには仕事の成功の為に人間としての徳を忘れてしまった人が出てきてしまったように思えました。
また志ある人達も「こんなんじゃ損だね」なんて勢いをなくしてしまったり。
私は、ただただ、それが寂しかったです。

でも、みんなそんなに馬鹿じゃなかったんです。
すぐに気がついたんですよね。
そして気がつくと、自分を取り戻し、人皮むけた素敵な女性たちが、どんどん増えてきました。

人を蹴落とすのではなく、育てる。自分だけが得をするのではなく、シェアする。
志を同じくする仲間で助け合い何かを成し遂げる。そんなパワーや、プラスのオーラをもった女性がどんどん増えてきました。

これは素敵なことだと思います。
そんなさまざまな女性達をみていると、本当に嬉しくなってしまいます。

ああ、自分も頑張ろう、人生って、働くって素敵だな、と思います。

屋根に網、低コストで防暑「クールルーフ」ナカダ産業が開発。大ブレイクの予感。

2007-11-08 23:47:11 | 環境全般
相変わらず、じわじわとアクセスが上がり続ける「クールルーフ」。
頑張れ、「クールルーフ」!

費用対効果を考えると、ブレイクは時間の問題だと思います。

(再再再投稿です・笑)

建設現場やゴルフ練習場で使う陸上網製造のナカダ産業(静岡県島田市、蓑川和道社長)は、東レと共同で建物の屋根に乗せて室内温度の上昇を防ぐ防暑網「クールルーフネット」を開発、年明けに発売する。

屋上緑化より大幅に費用を抑えることが出来る、大注目の製品だ。

今朝(10月17日時点です)の日経に小さな記事が載っていて、先ほどネットでみてみたら、投資家は既に注目しているようだ。
(後日談ですが、東レの株は動いたみたいですね~)
私は投資はしないが、この製品の動向には強い関心を抱いている。

私は、都市の緑化そのものはいいことだと思っているが、
こと「屋上緑化」に関しては、
多くの方が抱いているのと同じ危惧をいだいている。

いちばんはコスト面(ランニングコスト)だが、
植栽植物の根茎による防水シートの破損劣化が心配なのだ。

モチロン、今は技術が進んでいるし、
多くの公共建築物にとりいれられているし、
説明をきくと、そうした配慮がされているケースがほとんどだと思うが、
導入は慎重になされるべきだと思っていた。

そんな中のこのニュースだ。

この製品「クールルーフネット」は、
糸と糸の間にできる直径2―5ミリの網の目で、
内部への熱の伝わりを抑えつつ内部にたまった熱を逃がす。

伊藤忠商事が販売窓口となる。

導入費用は1平方メートルあたり4000円。
直射日光を受ける屋上の表面温度を、
「セ氏20~25度」
ほど下げられる。

この値段とこの機能は、素人の私が聞いても凄い。
何人かの人に聞いても、凄いことだと言っていた。

大ブレイクの予感がする。
(10月17日時点)

竹中平蔵教授のオフィス・アワー「大連立」がテーマです!

2007-11-08 23:35:52 | 政治
日経ネットプラスの、竹中平蔵氏のオフィス・アワー、
小沢代表続投、なぜ「大連立」だったのか(2007/11/07)が面白いです。

***冒頭のみご紹介*****

福田康夫首相と民主党の小沢一郎代表の党首会談、突如浮上した大連立構想、民主党の大連立拒否と小沢代表の辞意表明、そして辞意撤回。
竹中平蔵教授のオフィスアワーでは一連の「大連立騒動」を取り上げる。
竹中教授は「小沢代表の今回の行動で、民主党のイメージは大きく傷ついた。参院選での民主党の勝利は、自民党の失態によるものだったが、今回は民主党の失態で自民党が相対的に有利な立場に立つ確率が高まったことになる・・・自民党にとって合理的な選択は、一気に解散・総選挙に打って出ることだろう」と読む

続きは是非読んでみて下さいませ。

「ガラス越しの 陽だまりの中で」より学ぶ、恐れを解き放ち勇気を持って明日へと歩いていく姿勢

2007-11-08 23:20:11 | 心と身体の健康・医療
このブログは、時事問題とか環境とか働く女性のことばかり書いてあるので、
いきなり心の病の話になると、レギュラーで読んでいる方は、
「へっ」と思うかもしれませんが、
細々と私のささやかな、メンタルヘルスについても語ったりもしています。

私の病気に対するスタンスは、隠すつもりはないけれど、
宣伝したり売り物にする気はさらさらない、というかんじです。

今日は久しぶりに「フラッシュバック」というものが起こりましたので、この機会に少しふりかえってみたいと思います。

ウィキによると、

フラッシュバックという用語は過去に起こった記憶で、
その記憶が無意識に思い出されかつそれが現実に起こっているかのような感覚が非常に激しいときに特に使われる。
フラッシュバックは必ずしも映像及び音が存在するとは限らない。
記憶には様々な要素があるため、フラッシュバックは「恐怖」などといった感情や味覚、痛覚など、感覚の衝撃として発生し得る。

とのことです。

私の場合は、前にも説明したように、
1フレずつ、凄い勢いで、映像が頭の中で駆け巡ると同時に、身体が動かなくなり、時には、罵声や罵り声といったものが、頭の中で再生されて、耳を塞いでも頭の中で大音量、サラウンド、ボディソニックつきで響き続けること数十秒。痛覚や嗅覚もあります。
恐怖のあまり身体は硬直し、旦那の話では、そのとき私の身体は、
「彫刻みたいにかちんかちんになっている」とのこと。

これまで観たどの映画よりも、
迫力スリル恐怖インパクトは勝っていますね~。

でも、今は、有り難いことに、
数十秒で私の中を走り抜けてそれでおしまいです。

確かに、怖いことは怖いけれど、
「私はもう大丈夫」
「負けないぞ」
とはっきりと言えるようになったからぜんぜんへっちゃら。

束になってかかってこいです。

だから、今、同じような経験をしている人がいるとしても、大丈夫だよん。
絶対絶対絶対絶対、時が解決するから。

起こってしまったら、ひたすら嵐が過ぎ去るのを待つしかないけれど、
でもその嵐は
「必ず去る」
これは間違いありません。

そして、悲しいこと、怖いことよりも、
人生には美しいこと、素晴しいことがたくさんあります。

同じ病気のケイミさんという方が、
こんな歌をつくりました。

***ガラス越しの陽だまりの中で******

心が漂う 深い恐怖の中で
どうしたら逃れられる そのすべさえ解らず
ただ 時に涙流し 闘い 身をまかせてる

ガラス越しの 陽だまりの中で
誰にでもやさしく そそいでくれる光
太陽の暖かさ 温もりに 包まれたい

あの頃の自分探し 後ろを振り返っても
答えは闇の中で 何処にも見つからない
そこには悔しさが 込み上げてくるだけ
辛くなるだけ・・・

窓を開けて 風を感じ 信じる光をつかもう
恐れを 解き放ち 明日へと 歩いて行ける 勇気を

*************

私はこの歌が大好きで、よく聴いています。

これまでの人生で3回、奈落の底に落ちて
(というのは本人の実感であって、実際にはそのへんの水溜りに足をつっこんだ程度のことです)
そのとき、私はまさに部屋から一歩も出られず、テレビも音楽も電話もメールも怖くて、ただひきこもってじっとしていました。
大好きな本も映画も観れませんでした。

でもね~。

はじめはポストまで行く。
次は玄関まで行く。
次は通りに出てみる。
そしたらコンビニに行ってみる。
調子にのってスーパーへ行く。

できるたんびに
「よっしゃあ!」
と自分を褒め称えながら、調子にのせていくの。

次はまず駅まで行く。
ホームに行く。
各駅停車に乗る。
急行に乗る。

これができるたびに、
「よっしゃあ」
です。

はじめて授かった子供を亡くしたとき(2000年)
やはり生きる屍となって、
赤ちゃんのいない産休が終わって職場復帰するまで、残り1ヶ月。
この練習をはじめてなんとなりましたよん。
1ヵ月後には、復帰してすぐ現場。
2ヵ月後には、東京ドームのイベントの仕事で泊りがけおっけいでした・笑。

今も、電車も人混みもなんでもおっけい。

人間の脳は、誤作動してしまうような敏感さもあるけれど、鍛えれば働くし、回復する力もあります。

恐れを 解き放ち 明日へと 歩いて行ける 勇気を

いいフレーズですね。

元気な人も、そうでない人も、

恐れを解き放ち勇気を持って明日へと歩いていきましょおね~。

このタイミングで待ってましたの福田内閣メールマガジン。

2007-11-08 22:21:57 | 政治
このタイミングで、お待ちかねの福田内閣メールマガジンがきました。

今更言うまでもなく、メールマガジンは、メディアを通さない為、ダイレクトに伝えたいことが伝わるコミュニケーションツールです。

****福田内閣メールマガジンより*********

ひたすら国民のためを思い。福田康夫です。

先週金曜日、民主党の小沢代表と、二回目の党首会談を行いました。

その結果について、読者の方からは、賛成のご意見もありましたが、
「民主党との大連立は民意に反している」といったご批判もいただきました。
 
衆議院は自民党、参議院は民主党がそれぞれ第一党となっている「ねじれ」国会において、一ヶ月以上経った今でも、一つの法案も成立していないという異常な状況が続きました。

このままでは、国民生活に悪い影響が出るのではないかと、
私は深刻に考えておりましたが、小沢代表も同じ気持ちだったと思います。
何とか話し合いで解決できないかとの思いから、小沢代表と率直な意見交換を行いました。

党首会談について、「連立政権」の話だけがとりあげられていますが、テロ法や国民生活に関係する政策のことも話し合いました。与党と民主党で「政策協議の場」を作る方法なども含め、国民の皆さんからご理解が得られる枠組みを色々と検討していかねばならないと思っています。

また、党首会談のやり方について、「内容が国民に知らされなければ意味がない」、「聞かれたらまずいような内容のものなのでしょうか」といったご意見をいただきました。

公開の場での議論が、民主主義の基本です。しかし、そのような公開の場で、お互いが自分たちの主張だけを繰り返すだけでは、何も決まりません。

「政策を実現するためにはどうしたら良いか」との問題意識を持ち、それに必要な体制について議論するにあたっては、建前抜きで本音の話し合いを行う場があってもよいのではないかと思っております。

その上で、新しい仕組みや体制ができて、一つ一つの政策論議が、国会をはじめとした公開の場で、きちんと行われていくようになれば好ましいことは言うまでもありません。

今回の話し合いが、今後のねじれ国会の運営について、何らかの道筋がついていく契機になれば、と考えております。

***************

私は正直、誰がお膳立てしたとか仲立ちしたとかはあまり興味はありません。
「だから何?」「それがどうしたの?」
ってかんじです~。

今やるべきことは、ねじれ国会をなんとかして、国会をきちんと動かしていくこと、そして政策に建設的な意見交換をし、政策実現をしていくことだと思います。


おはようございます。「理性とは?」

2007-11-08 08:41:45 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
おはようございます。
昨日「ローマ人の物語」を読みながら、いかなるときも「理性の人」であったカエサルがカッコよくて、
「明日のブログに書こう」
と思って、折っておいたのに、
朝になったら、チビがふたり連続でびや~と泣いて大騒ぎ。

「あれ~何書こうと思っていたんだっけ」
などとボケボケではじまった一日でした。

ローマ皇帝で、賢帝と言われた人はすべて「理性の人」であったようです。そして
古今東西、理性なくして何かを成し遂げた人はいないと言い切っても過言ではない
人間として大切な資質であるところの「理性」。

「理性」とgooの辞書でひくと、

(1)感情におぼれずに、筋道を立てて物事を考え判断する能力。
「―をはたらかせる」「―を失う」
(2)〔哲〕〔英 reason; (ドイツ) Vernunft〕(ア)感覚的能力に対して、概念的に思考する能力。
(イ)カントの用語。広義には、先天的能力の総称。このうち先天的認識能力を理論理性、先天的意志能力を実践理性と呼ぶ。また狭義には、感性・悟性から区別され、理念によって悟性認識を統一する能力をいう。

ということです。

■筋道を立てて物事を考え判断する能力
■物事を統合する能力

が理性なのですね。

などと思って、ホントはもう少し詳しく書こうと思っていたら、時間がなくなってしまいました。
続きは今晩書きますね。

とにかく、「理性を働かせよう」
というのは今日の私のテーマです。

ではではいってきまーす。

今日もみなさんの一日がよい日でありますように!

WIND BENEATH MY WINGS くま
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素材は「ひまわりの小部屋」さん作成です