WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

再び我が家のケチケチメニュー 一人前150円お好み焼き

2007-11-11 23:28:47 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
旦那自慢のケチケチメニュー第二弾です。

お好み焼き

賞味期限切れの小麦粉 300グラム 
東急ストアでセールだった豚コマ
同じくセールだったキャベツ
かつおぶし、だし、ソース、マヨネーズ
TOTAL 3人前450円くらい

つまりひとり150円のお好み焼きでした。

目の前で焼いてくれたから、美味しかったよん。

福田さんアメリカへ行く

2007-11-11 21:41:35 | 政治
福田康夫首相は16日、ワシントンでブッシュ米大統領と首脳会談です。
晴れの国際デビューですが、
派手なパフォーマンスは全く期待できません。
(それどころじゃないしね)
きっと淡々とやることやって帰ってくるものと思われます。
「ワシントンに出張」くらいの地味な感覚だと思います。
きっとブッシュさんも小泉さんのようなノリは期待していないと
思いますし。

新聞には難しいことが書いてあるけれど、勝手に目的を考えると、

目的1 ブッシュさんといまさら仲良くなっても仕方ないけど、
    とりあえず仲良くなる
    &ふたりは仲がいいことを世界にアピールする。
    (時期大統領になりそうな人とはこっそり会うんだろうか?)
目的2 テロ対策法についての状況説明
    ブッシュさんのわがままをふんふんと聴きつつ、
    事務レベルでやりやすい素地は整えてくる。
目的3 環境について、アメリカがもっとちゃんとやるように
    持ち上げてその気にさせる(これは世界中の課題)
目的4 拉致問題もなんとかその気にさせる

本当は、ブッシュさんにパンチの効いた皮肉の10個くらいは
言ってきてほしいものですが、
やはりこれは国益に反しますので、みなさん我慢しましょう。

松井教典教授の語る壮大なスケールの地球学的人間論。

2007-11-11 12:24:21 | 環境全般
元上司がランチのときに、松井先生とその著書のその思想の数々を熱く語って下さり、興味を持ちました。
読み始めたら、とても面白くて、すっかり、はまってしまいました。

元上司は書籍に関してはかなりの目利きなので、お奨め本は読むようにしているのですが、やはり目利きだと思いました。

取り急ぎ、私が読んだのは下記の3冊です。

なんか、超えちゃってるんですよ、とにかく。
スケールが大きいんですが、私達にもわかるようにちゃんと説明してくれて、
こんな先生に教わっている生徒は幸せだと思ったりしました。

この面白さはもう一言では説明できません。

じゃあ二言で説明できるかって言われても、
説明できないんです。
やはり読んでもらうしかないかなあというのが正直なところですう。

とにかくお奨めです~。


松井 孝典先生とは。

1946年静岡県生まれ。東京大学理学部地球物理学科卒。同大学大学院理学系研究科地球物理学専攻博士課程修了。その間マサチューセッツ工科大学、ミシガン州立大学の招聘科学者、ドイツ・マックスプランク研究所客員教授、アメリカ航空宇宙局(NASA)招聘研究員を経て、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。理学博士。

86年に英語の科学雑誌「ネイチャー」に発表した、
海の誕生を解明した一連の
水惑星の理論
に関する論文で世界的に注目を集めた。

NHKで放映された番組
地球大紀行
には企画段階から参加し、その後も科学を一般にわかりやすく伝える番組制作に関わる。

地球をシステムとして捉え、宇宙規模での人間及び文明理解を提唱する方。

内容(「MARC」データベースより)
文明とは? 環境とは? 生命とは? 「人間圏をつくって生きているわれわれとは何か?」を問わなければならない。宇宙の始まりから人類の運命までスッキリわかる、壮大なスケールの地球学的人間論。

われわれはどこへ行くのか? (ちくまプリマー新書 (054))
松井 孝典
筑摩書房

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学生気分で講義録なんてどうでしょう。

松井教授の東大駒場講義録―地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る (集英社新書)
松井 孝典
集英社

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もっと松井先生を知りたい方は、こちらでしょうか?
他の本を読んだ上で読むと良いという印象を受けました。

コトの本質
松井 孝典
講談社

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ねじれ国会で「改正被災者支援法」成立に「大変化だ」。福田氏にみる対話する姿勢と忍耐力。

2007-11-11 11:44:03 | 政治
昨日、いちばんアクセスが多かったのが↓の投稿。
私の中では、大きな問題意識を持っていたことなので、
嬉しかったです。

とりあえず上にあげておきます。

10月10日の投稿です。

**************

大規模な自然災害の被災者支援を拡充する、
「改正被災者生活再建支援法」
が9日午後の衆院本会議で全会一致で可決、成立した。

ご存知の通り、9月10日の召集後に臨時国会は、空転し続け、
一度も法案が成立することなく、今日に至り、
今回はじめて「ねじれ国会」で与野党が歩み寄り、
この法案が成立した。


改正被災者支援法は
(1)支援金の使途を住宅本体の再建にも拡大
(2)支給対象世帯の年収・年齢要件を撤廃
(3)新潟県中越沖地震をはじめ過去の4災害にも適用

などを柱とする。

与党は衆院、
民主は参院
にそれぞれ独自案を提出していたが、
修正合意を踏まえて自公民3党が改正案を参院先議で提出していた。
そして9日午前の参院本会議でも可決した。

民主は国会審議について
「国民生活に関係する人道上の法案については与党とも話し合う」
(山岡賢次国会対策委員長)
とのことだ。

法案成立について、福田康夫首相は、
「大変化だったのではないか。こういう調子でこれからいってほしい」
と述べ、今後の与野党協議への期待を表明した。

民主党の小沢一郎代表との党首会談が与えた影響について
「党首同士が話をして、1つのきっかけになった。お互いの考えもわかった」
相変わらず超無難だが含蓄のあるコメントを残した。

今回「対話」「腹を割って話す」といい続けた福田氏の言葉に偽りはないと思う。
福田氏はホントーに、心の底から、そう思っているのだと思う。
この姿勢は福田氏の大きな特徴だ。
「調整型」と言われたゆえんでもあるだろう。

調整や妥協は負けではなく、歩み寄りだと私は思う。
意見とぶつけあい、論戦することは大切だ。
しかし、ただぶつけあうだけでは、物事は決して解決しない。

今回の一連の流れをみていて、
「意見を異にする相手とも忍耐強く対話をすすめる姿勢」
「忍耐の大切さ」
をあらためて認識した。

CFRPは夢の素材か?まだまだ残る課題の数々。

2007-11-11 11:16:24 | 環境全般
「自動車の軽量化における夢の素材」のような扱われ方が多いような、
CFRP(carbon fiber reinforced plastics)。

まず、CFRP(carbon fiber reinforced plastics)って一体何?

その名の通り、炭素繊維にプラスチック材料を含浸した後、
硬化させて成形した複合材料のこと。

強度に優れ、鉄やアルミなどの金属に比べ、
同じ強度・剛性であっても、より軽量化できるという特徴を持つことから、
ゴルフクラブのシャフトや釣竿などのスポーツ用途から始まって、
航空宇宙用途に拡大してようです。

そして今回のトヨタの展示が示すように、
今後は、量産性を改善してコストダウンを進めることにより、自動車や家電製品分野の用途開拓が進んでいるらしいです。

で、私も含めて、その未来に夢を感じてしまっている人は多いようですが、

まだまだ課題が多いという問題提起をいただきました。
(有難うございます)

まず、コスト。

■コメント欄でご指摘いただいた通り、現在の技術ではCFRPの製造原単位は鉄の約10倍という厳しい現実があります。

そして何よりも、

■製造エネルギー増大
■リサイクルの難しさ
(熱可塑性CFRPが現実化しないとリサイクルも難しい)

という2大課題が、そびえたっていることがわかりました。

じゃあ、熱可塑性って何?
辞書でひくと、
「高温では塑性を示して自由な変形が可能となる性質」

そう、現状、CFRPは変形しないんです。
=別のものにリサイクルすることが極めて難しい。

「熱可塑性 CFRP リサイクル」
とひくと、この課題を解決すべく研究が進んでいることがわかりますが、

解決すべき課題がたくさんあり、(いろんな研究者がレポートを書かれています)

おそらく、コメントを寄せて下さった方は、
■メーカー側は「負の側面」もきっちり伝えましょう。
■メディアはメーカーの宣伝を真に受けないでもっと掘り下げて、正と負、両方を
伝えていきましょう、
ということをおっしゃりたかったと思われます。

これは正しい指摘だと思います。

私自身、スルーしてしまったかもしれないことに、
気付かせてくれたことにあらためて感謝です。

では洗濯2回目が終わったようなので干してきます。

少し晴れてきましたね~。

じゃあ京都メカニズムって何?ちょっぴりおさらいしました。

2007-11-11 10:02:46 | 環境全般
京都メカニズム」(Kyoto Mechanisms)とは、
1997年に京都市で開催された国連気候変動枠組条約第3回締約国会議で採択された「京都議定書」において定められた、
温室効果ガス削減をより柔軟に行うための、
経済的メカニズムだよん。


京都議定書では、批准した先進国による、
温室効果ガスの排出量削減の数値目標が定められています。

しかし、日本などの国では、すでにエネルギー使用効率がかなり高く、
これらの数値目標を国内のみで達成することは困難と言われており、
また、効率改善の余地の多い国で取組を行ったほうが、
経済的コストも低くなることから、
他国内での削減実施に投資を行うことが認められています。

この制度が京都メカニズム。

対象国・活動の種類により、それぞれ
■「クリーン開発メカニズム」(CDM
■「共同実施」(JI
国際排出量取引
に分けられています

こっちを先に書けばわかりやすかったような気がしますね~。

では洗濯機が止まったようですので、乾燥機能つき、浴室に干してきます。
洗濯の合間にまた書き足します。

国際取引ログ(ITL)はじまる!じゃあ、国際間取引ログって何?

2007-11-11 09:50:25 | 環境全般
国連が認めた温暖化ガスを排出できる権利(排出権)を、
各国に移転する国際的なシステムが、
今月中旬に稼働する見通しとなった。

まず日本と接続し、日本企業などが取得した排出権が
日本の登録簿に明記される。
排出権の売買が活発になることが予想され、
経済産業省は価格算定など取引ルールの整備に乗り出す。

このシステムは国連が管理する、「国際取引ログ(ITL)」。
国連が認定した排出権(現在約9200万トン)を各国政府が管理する登録簿に移転する。
国連と日本の間で接続テストを実施し、問題がないことが確認された。
年内にはスイスやニュージーランド、年明けには欧州連合(EU)などとも接続される見通しとのこと。

では、おさらいです。

国別登録簿システム国際取引ログ(ITL)とは?

京都議定書第一約束期間がスタートするのは、2008年1月から。
議定書に批准した先進国は、自国の温室効果ガス排出量の目標を達成するために、排出権取引等の京都メカニズムを活用することができ、国際間排出権取引の幕開けとなる。

京都メカニズムの利用により排出枠(クレジット)の移動が行われた際、
その結果を電子的に記録することが議定書に定められており、
各国はその記録を行うITシステムである国別登録簿システムを設置することが京都メカニズムの参加要件のひとつとなっている。

国別登録簿システムでは、
京都議定書におけるクレジット
初期割当量(AAU)
吸収源活動による吸収量(RMU)共同実施事業により発生する排出削減単位(ERU)■およびクリーン開発メカニズム事業により発生する認証された排出削減量(CER)
の発行、保有、移転、取得、取消、償却を行う。

政府や企業は、このシステム上に口座を開設し、クレジットの保有、他の口座への移転等を行うことが出来る。

京都議定書の目標達成に使用するクレジットは全てこのシステムで管理され、
最終的にシステム上で償却されたクレジットのみが目標達成に用いることが出来る。

国をまたぐクレジット移転は、必ず国別登録簿システムが持つクレジット移転機能等を用い、国際気候変動枠組条約事務局(UNFCCC)が設置、管理する国際取引ログ(ITL)を介して処理される。

全ての国別登録簿システムはITLと接続されており、登録簿システム間のクレジット移転の際は、必ずITLを経由する仕組みとなっている。
ITLは、クレジット種別や移転先の口座の有無、移転量の整合性等をチェックする役割を持ち、ITLによる全てのチェックを通過するとクレジット移転処理が完了する仕組みとなっている。

うーん、もちょっとわかりやすく書きたいんだけど、
旦那が
「洗濯に集中!」(「選択と集中」のオヤジ駄洒落 )と怒っているので、とりあえず選択、じゃなくて洗濯片付けちゃいますね~!!

東京モーターショー2007 エコ的みどころ2~見逃しやすいポイントチェック!改訂版

2007-11-11 08:36:07 | 環境全般
観てきて考えた結果の「東京モーターショー2007 エコ的見どころ」です。

実際に観てきて、持ち帰った資料をみて、ネットで更に復習して、思ったことは、やはり、今回のモーターショーのテーマが「環境」であるというのは言い過ぎだということ。
やはり、安井先生の言った
「環境もテーマのひとつ」
というのは鋭いと思った。
そしてそう感じた人も多いと思う。

環境だけでは、クルマは売り物にはならないのね。

では、以前チェックした車も含め、
再びエコ的観点から、見逃しがちなところをおさらいしてみます。

トヨタ1/X420キロの超軽量。500ccのエンジンのハイブリッド車。
私はトヨタの環境への意気込みを感じた。

が、その後、こんなコメントをいただきました。

****************

CFRP車の効果 P307HDiさん

2007-11-10 19:10:10

トヨタの1/Xですが、CFRP採用に関しては、軽量化による燃費向上という正の側面ばかりでなく、製造エネルギー増大、リサイクルの難しさという負の側面もきちんとレポートしてほしいと思います。
現在の技術ではCFRPの製造原単位は鉄の10倍ですし、熱可塑性CFRPが現実化しないとリサイクルも難しいですし。

トヨタをはじめ自動車メーカーには、走行時燃費ばかりではなく製造時・廃棄時のCO2排出量なども明らかにしてほしいものです。

***************

これは調べてみたら全くおっしゃる通りでした。
ぐうの音も出ません。突っ込み不足でした。
ご指摘感謝しています。

と同時に、P307HDiさんのところにお邪魔して、車の環境性能に関する知識の深さと、車社会を考える洞察力に感動したのでした。

車業界もまた、ライフサイクルアセスメント を意識する必要性を強く感じた投稿でした。

ウィキによると、
ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment:LCA)とは、
製品の一生における環境負荷を評価する手法。
製造、輸送、販売、使用、廃棄、再利用まですべての段階での環境負荷を総合して評価する。
製品のライフサイクルについては「製品のゆりかごから墓場まで」と説明される場合が多い。

先日ご紹介した安井先生のご専門でもあります。

P307HDiさん、あらためて有難うございます。

この件非常にそそられましたので、もう少しつっこんでみたいと思うと同時に、
P307HDiさん&そこに集まる車や環境に詳しい方々の鋭い目を「素敵」と思ったのでした。

**************

スズキのPIXY&SSC
みんながその合体に謎を抱き帰ってきたクルマ。
そして誰もが「マジンガーZ]もしくは「起動戦士ガンダム
をイメージしたようだ。

私には、実現性が薄い気がしたが、プヨほどではないが、ワクワク観が感じた。

■ホンダの水素燃料電池車
ホンダのクリーンディーゼルとハイブリッドには熱く燃えたが、水素燃料電池車には少し肌寒いものを感じた。
「インフラが無い車を誰が買うのだろうか、また政府が無駄遣いするのだろうか」という安井先生の意見に私も同感だ。

長~いスパンでみての水素燃料車の開発を否定はしないが。

「無駄遣い」といえば「バイオガソリン」も肌寒いものを感じるには私だけだろうか?

GMのハマーは相変わらず人気。
アメリカでも日本でもやはり未だハマーは憧れの車なんだなと思った。
翻訳モノや映画によく登場するということもあり、映画ファンにもハマー好きは多い。私も密かにカッコいいとは思っている。
でもでも!
ハマーの燃費の悪さはご存知の通り。
「エコとは対極にある車」
と旦那は断言。

ボッシュデンソーは必須
小さいブースながら、今や世界のエコカーの鍵を握る両社のチェックは必須。
他のブースと違って、産業スパイなみに、写真と何十枚もとりまくっている人、細部までチェックして、ブースの方を質問攻めにしている人が多いのが特徴。
ここのブースでだけは、せっかくのコンパニオンさんたちも、新技術の前には、主役の座を譲っている。

そして両社とも、日本におけるディーゼル車のマイナスイメージの払拭に命がけだ。ボッシュとデンソーについては、あらためて詳しく書くけれど、とりあえず
「エコ」をチェックしたい人はこのふたつのブースは必須だと個人的には思います。