WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

心理学の潮流を変えた全米で大ヒットのポジティブ心理学の書 「世界でひとつだけの幸せ」

2008-11-15 23:54:34 | 読書感想文
読み始めたら、凄く面白くてはまっています。
アメリカの心理学者マーティン・セリグマン教授が、
「ポジティブ心理学」という科学的な研究をもとに、
数々の心理テストやトレーニングを通じて、
「本物の幸せ」をつかむ方法を伝授する心理学書。

「本当の幸せ」とかいうと、なんだかフワフワしたかんじが
しますが、この本は凄く論理的で客観的。
明るくて面白いけど、それなりに堅く、読み応えがあります。

それにしても、ポジティブな人はネガティブな人よりも、
幸福で長生きな人生を送ることができるというデータが
本当に存在することに驚きました。

本書では、その科学的因果関係を示しながら、
従来の心理学が精神障害の治療に重点を置く
「ネガティブな心理学」であったことを指摘し、
心の病を防ぐためには、「ポジティブな心理学」が
重要であることを説いています。

セリグマン教授が提唱する「ポジティブ心理学」とは、
自分にとってマイナスの部分を補ってゼロに近づけるのではなく、
プラスの部分をさらに伸ばすというもの。

『7つの習慣』の著者スティーブン・R・コーヴィー氏や、
『EQ--こころの知能指数』の著者ダニエル・ゴールドマン氏
をはじめ、錚々たるベストセラー作家たちが絶賛の言葉を寄せ、
オビが豪華絢爛でまぶしすぎます。
(この写真にはついていませんが、絶賛の言葉が多すぎて
オビの面積が凄く広い)

とにかく、心理学の潮流を変えたと言われ、
全米で大ヒットしたのがよくわかる、お奨め本です。
(まだ三分の二しか読んでいませんが)

世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生
マーティン セリグマン
アスペクト

このアイテムの詳細を見る


■同じ著者の本。読んでいて、思い出しました。
これもかなり良いと思います。

つよい子を育てるこころのワクチン―メゲない、キレない、ウツにならないABC思考法
マーティン セリグマン,リサ ジェイコックス,カレン レイビック,ジェーン ギラム,Martin E.P. Seligman,Lisa Jaycox,Karen Reivich,Jane Gillham,枝廣 淳子
ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る

来年の手帳は、キャレル バーチカル2(ブルー)にしました。

2008-11-15 18:48:13 | このブログについて・お知らせ
ワーキングウーマンへのインタビューを行い、
その声を反映して作られた能率手帳のキャレル。

とても丈夫で、かつ、使い勝手が良いシリーズだと
私は思います。
今年で4年目になります。

見た目もかわいい「抜きだしインデックス」で、
すぐにページが開けます。

この「バーチカル」シリーズは、
月間予定表は好評のブロック型を、
週間予定表には、アポイントしっかりの
バーチカル型を採用。
バーチカル2は、平日同様、
土日の予定もたくさん書き込めるタイプなので、
土日お仕事の方にも便利です。


■商品情報

シリーズ名 能率手帳キャレル
シリーズ説明 「日経WOMAN」誌と共同開発した、
働く女性向けの機能的な手帳
サイズ タテ155mm×ヨコ110mm
表 紙 :塩ビ ブルー
・年齢早見・クレジットカードメモ・ヘルスチェックカレンダー
サイズチャート・テレフォン情報&キャリアアップガイド
マナー・日本地図・時差などがついています。

品番:2009-2027

リンクから能率手帳のページに飛び、
買うことが出来ます。

日産自動車、世界初となる貴金属を半減した「超低貴金属触媒」 新型キューブに採用

2008-11-15 18:00:49 | 環境全般
日産自動車は、従来の約50%の貴金属の使用量で、クリーンな排出ガスを実現する「超低貴金属触媒」を世界で初めて実用化し、2008年11月19日に発表する新型キューブに採用すると発表しました。

世界中で使用される貴金属のうち、自動車用途で使用される割合は、Pt(プラチナ)で約50%、Rh(ロジウム)で約80%となっており、貴金属の採掘可能量に限界があることや価格高騰を背景に、その使用量の抑制は自動車技術の重要な課題となっています。

従来の触媒は、走行を重ねるうちに、熱によりPt(プラチナ)などの貴金属が凝集して排出ガスとの接触面積が減少し、浄化処理性能が低下していました。そのため、初めからその劣化分を見込んだ量の貴金属を使用する必要がありました。

今回、日産が採用する「超低貴金属触媒」では、貴金属を付着させる基材*1のまわりに物理的な仕切りを設けることにより、貴金属の凝集による排出ガスとの接触面積の減少を抑え、貴金属量を半減することを可能としています。

日産 総合研究所の中村主任研究員は以下のように語っています。

「これまでの研究でも貴金属と基材との化学結合を使うことで、基材上の貴金属の凝集を防ぐことは、ある程度出来ていましたが、土台となっている基材同士が凝集してしまい、すべての劣化を抑えることができませんでした。
そこでいったん化学的な視点から離れて、物理的に基材を仕切るという発想に転換したことでブレークスルーすることができました。超低貴金属触媒は、貴金属をのせた基材があたかも鳥の巣に守られた卵のようにしきり材によって区切られた構造をしています。」

新型キューブでは、床下触媒での貴金属総使用量を1.3gから0.65gと半減しながらも、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」を達成しています。

同技術は日産独自のものであり、触媒に使われるPt(プラチナ)、Rh(ロジウム)、Pd(パラジウム)の全ての貴金属に適用可能です。
ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンはもちろん、自動車以外の触媒についても適用が可能な汎用性の高い技術です。

この「超低貴金属触媒」は横浜工場にて生産し、順次国内向けコンパクトカーに採用を拡大するとともに、コンパクトカー以外での採用や他業種への外販も検討していくそうです。

なお、同技術の開発はルノーとのアライアンスの一環として取り組んでいるもので、将来的にはルノー車への採用も計画しているとのことです。

日産は、中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム2010」に基づき、CO2排出量の削減、エミッションのクリーン化、資源循環の3つの重要課題に対して、真に実効性のある技術と商品を投入していく方針を打ち出していますが、
同社は触媒の貴金属量を減らすことは、エミッションクリーン化とコストの両立に寄与するだけでなく、資源枯渇問題への対応に繋がると考えており、更なる貴金属量の低減に取り組んでいくということです。

*1:基材とは、貴金属を触媒に付着させるためのベースで、成分はCeO2(酸化セリウム)等でできている。


環境と欲望―東京環境会議 小林 武史,AP BANG!

2008-11-15 17:37:13 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
「環境と欲望」という言葉に、ぞくっと、
鳥肌がたつような興奮をおぼえて、購入して、
なかなか読めずにいたのですが、本日読みました。

本書は2007年3月16日~18日に
東京・新木場「STUDIO CREATORS」にて開催された
AP BANG!東京環境会議 TOKYO CREATORS」から
生まれましたが、
同時に「環境と欲望」というテーマに基づき、
さまざまなジャンルの方々が、考えを語っている本です。

私はトリをつとめた、環境ジャーナリストの枝廣淳子さんと
小林武史さんの対談が読みたかったのですが、
他にも刺激的な話がたくさんありました。

「昔は良かったというノスタルジアからは何も生まれない」
石川直樹氏)

「欲望をいかに教育していくか、高めていくかが課題である」
茂木健一郎氏)

「伴侶がいて、ご飯を一緒に食べて、寝て。
そういうささやかなものがあればいい」
(なんと!銀杏BOYS・峯田和伸氏)

「本当の対策は成長をゆるめるべきなんです。
ただ、成長至上主義の人は、急に止まるのが怖い」
(環境ジャーナリスト・枝廣淳子さん)
↑私はこの考えに、強く、賛同します。
この話は長くなるので、またあらためて・・。

「環境対策」「環境保護」とは、
何かを我慢すること、禁欲だと思う人は多いと思います。

「欲望」という言葉にネガティブな反応をする人も多い。

実際に「欲望」とは厄介なことを起こすものであることは
否定はできません。

しかし私たち人間と欲望は決して切り離すことはできない
ように思えます。

小林氏は、その楽曲のテーマによく「欲望」を織り込んでおり、
人間の欲望について、右脳的にも左脳的にも
よく考えている人だという印象を持ちます。
それだけに「環境と欲望」というテーマで語られた
メッセージは非常に読み応えがありました。

本書で語っている言葉は、その楽曲やイベントと
同じく、人の心を揺さぶるものがあり、
より多くの人に、読んで貰いたい本です。

(尚、この文章は、ほぼ同文でアマゾンのレビューに
 投稿しています。ご承知おきください)


環境と欲望―東京環境会議
小林 武史,AP BANG!
ポプラ社

このアイテムの詳細を見る


ap bank fes’07

トイズファクトリー

このアイテムの詳細を見る

2009年度にはLED照明器具で合計約700品番 パナソニック電工

2008-11-15 00:03:36 | このブログについて・お知らせ
パナソニック電工は、LED照明事業を強化し、2009年春に約300品番(住宅:約130品番、非住宅:約170品番)のLED照明器具を発売することを2008年11月11日に発表しました。新製品の発売により2009年度にはLED照明器具で合計約700品番となります。(業界トップ。同社調べ)

新製品は、住宅、店舗、施設、防災、屋外など、各分野へ品揃えを展開。
住宅分野は「家一軒まるごとLEDで展開できる品揃え」、非住宅分野は「あらゆる部位に対応する業界最高の品揃え」が実現するとのこと。
まさに大攻勢です。

今後、国内のLED照明器具事業は、LEDならではの商品開発により国内NO.1を維持。照明器具メーカーを顧客とするグローバルのLEDデバイス事業は、ヨーロッパ・アメリカ・日本の3極体制で、LEDチップの調達コスト低減を図りコスト競争力を強化。これらの取組みにより、LED照明事業で、2010年度には現在の約2倍の約150億円(国内器具100億円、海外デバイス50億円)の売上を目指すとのことです。

照明事業全体では、省エネでない製品から撤退し、ダントツエコ、新光源(LED)事業を強化。売上構成比におけるエコ商品比率を、2007年度約60%から 2012年度に約80%に引き上げるとのことです。