オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

やっぱり安全第一

2006-04-13 20:29:25 | ノンジャンル
 ピカピカの新一年生が学校へ通い始めるこの時期、交通安全週間になっていますね。地域や会社の関係で交差点に立って街頭指導をやっているという方もいると思います。私の店も二輪車安全普及協会の会員になっているため参加したりします(したことがあるが正しい)。

 今年は、いつもサボっている街頭二輪車点検に初めて参加して来ました。ショッピングモールの駐車場の一部を借りてお巡りさんとバイク店の人で行ないます。圧倒的に自転車が多くて空気圧を見て足りなければ入れたり、ブレーキの遊びの調整をして効きを良くしたり。自転車などいじることのない私は、そういう高度な任務にはつかず安全運転をPRするティッシュを配ったり、スポークに反射板をつけるという重要な責務(小学生でもできる)を果たして来ました。

 オートバイに関する組織はいろいろありますが、中心はここ“NMCA日本二輪車協会”。ここのサイトにはオートバイに関する活動、情報が出ていますので、ぜひ覗いてみてください。
http://www.nmca.gr.jp/



バーチカルツイン

2006-04-11 19:53:41 | クラシック
 ヤマハTX650の修理をする機会がありました。とてもきれいで大事にされているようで、そういうオートバイを見ると、とても気持ちのいいものです。
 このオートバイのスタートは69年のXS-1から。当時はホンダのCB750がが出てきて人気を集めましたが、端整なスタイルにバーチカルツインのエンジンに私はこちらの方に興味がありました。しかし乗る機会もなく過ぎてしまいました。今回、その進化型であるこのTXに修理が終わったあと試乗させていただきました。
 とても調子が良くて、ツインエンジンの、爆発感と吹けあがりのよさを感じました。つい同じツインのトライアンフと比較してしまいますけど、エンジン本体、フレーム等の剛性の違いからでしょうか、TXはとてもかっちりしていてまさしく日本のオートバイでした。
 ポジションもゆったりしているし“これでツーリングにいきたいなぁ”と思わせてくれました。

オートバイの魅力のひとつにエンジンの形の美しさがあるのではないでしょうか?このヤマハもいい形だと思います。エンジンの形の美しさが魅力なのは、車も飛行機もあると思うけど、オートバイはそれが中心ですね。

追悼

2006-04-06 19:44:47 | ライディング
 先日の新聞に2日のモテギサーキットのレースに出ていた選手が亡くなったと出ていました。新聞はじっくり読まなかったので詳細は分からなかったのですが、後で亡くなったのが加藤直樹選手だと聞いて驚きました。

 私は6年ほど前からモテギサーキットを走り始めて走行会なんかに参加しています。走行会の中にモテギの会員のためにスキルアップミーティングというのがあります。そこにアドバイザーとして宮城さんなどともに加藤選手がいました。アドバイザーの方にはサーキットを走る上での質問に答えてもらったりしていました。加藤選手には一度先導走行をお願いして、快く引き受けてくれ、走り終わったあとアドバイスをもらいました。先導走行で引っ張ってもらったおかげでそのときはそれまでで一番いいタイムが出たのを一緒に喜んでくれました。速い人にいろいろ教えを請うのはとても嬉しいものです。年齢に関係なくオートバイのライディングテクニックを持っている人は憧れます。

若い人なのに気持ちのいい人でレースでも活躍していたのにとても残念です。ご冥福をお祈りいたします。


宇都宮の総合運動公園

フロントアップの練習

2006-04-05 17:16:02 | トライアル
 フロントアップ道場のDVDを見ればフロントアップのコツが分かりますが、これをこの前の日曜日に行なったトライアルセミナーでみんなでやってみました。こういうの実際やってみると本当にそのとおりやっているかが問題。やっているつもりがちょっと違うってことは良くあるもの、“我流”に陥らない為にもみんなで練習すのがいいです。ビデオカメラで撮影したの映像は、皆さんに配布できるようにDVDディスクにしましたので後でじっくり見ましょう!


 スタンディング状態でのサスペンションの動きはスタンディングスティルで行ないますが一人ではスタンディング自体が続かないのでお互いに支えあっての練習です。一人だけではやりにくいのでみんなでやるひとつひとつ体で感じながらやっていくとよくわかります。


 フロントアップ道場で学んだテクニックを使えば小学生のK山君もこのとおり!

フロントアップ道場!

2006-04-04 21:10:16 | ライディング
 トライアルはフロントアップができてトライアルらしい走りになります。他のオートバイの競技ではフロントアップを使うことはありませんね。トライアルのセクションに近い走りのエンデューロでは使うかもしれませんが。ロッシがゴールしたあとウィーリーで走ったり、レーサーの上で立っちゃったりするのはすごいけどレース中はやることはないです。昔、トップでフロントをあげてチェッカーフラッグに向かって行って、ゴール直前で抜かされてしまった間抜けなライダーがいました。余計なことはしないほうがいいようです。

 トライアルのフロントアップは、うまくできるようにみんな一生懸命練習します。昔練習した私などは力ずくの体重移動でオートバイを持ち上げるフロントアップです。そう、我流です。最近の軽くてサスペンションのよく動くトライアルマシンでも同じようにやっていましたね。クラッチを使ってのフロントアップはやらないしできない。そこでこのDVDを見てやってみたら、今までとは全然違う感覚です。新しいオートバイにはそれに合った使い方が必要ってことでした。