♪天の后 天の門 海の星と輝きます アヴェ マリア
百合の花と 気高くも 咲き出でにし 聖(きよ)きマリア アヴェ マリア
奇(くす)しきバラ 芳しく 恵み給う 愛のみ母 アヴェ マリア
病める人に 慰めを 恵み給え 愛のみ母 アヴェ マリア
往(ゆ)く手しめす 暁(あけ)の星 導きませ み母マリア アヴェ マリア
神のみ母 我が望み 今も いつも 守り給え アヴェ マリア♪
(カトリック聖歌集322番:621番)
メロディーは、どなたかのHP ? http://hosanna.romaaeterna.jp/menu5.html に・・・
子ども(6歳:小一)のころから歌ってきた大好きな歌です。
歌詞は文語でことばの意味もわからず、どこで切るのかもわからずに ♪アーメーノーカードーキーミーハーノーボーリー ユーカーシークーモーカーガーヨーイーマースー アヴェ マリア・・・♪ と今でも覚えています。(天の門 君は昇り ゆかしくも 香がよいます・・・か?)
信仰の手本であるマリア様の歌ということで、一年中歌っていたように思います。五月はマリア様の月ですので、特に学校(カトリック)ではお祝いをして、各自が工作した白百合の造花を持って、ルルドのマリア様のところまでこの歌を歌いながら、百合の行列をしました。
マリア様の前に設えたカゴに、数名が横並びになって一斉に『お優しいマリア様、この百合の花のように、私たちをいつも清くお守りください』と唱えて捧げました。
今日は、信仰の先輩の方が93年の人生を終えられて、その通夜のご奉仕の際(献花の時)に、特にこの方がお好きだった聖歌ということで、めったに歌わない6番まで歌いました。
聖歌は、祈りそのものです。
聖歌を歌うことは、言葉で祈りを唱えるよりも2倍(人によって3倍とも)の祈りになると言います。より多くの人と唱和することは、さらに深い祈りになります。
きっと今頃、マリア様の元にいらして、ご家族や友人知人のことを見守ってくださっていると思います。
人生を終えられた方の式に与かる度、それぞれの生涯を知ることになります。こんな人生もあるのだなと思いめぐらし、新たに自分の今後の人生も考えさせられます。「どのように残りを生きていこうか?」「どんな人間に変っていこうか?」「今の自分はどうなのか?」
実は、十代からの私の在り様は決めています。
≪花の芳しさを持って、ただ、そこにいるだけで安らげるような人になること≫多くの言葉を使わずに、すべてをそのまま受け留めて、包み込むような雰囲気を持つ人。
☆マリア様のように☆ が目標です。