ロミティ神父様
多くのことを教えていただきありがとうございました。
教会共同体に所属をしているということを感じさせて下さったのが、神父様でした。
受洗をしても、ただ、ミサに日曜日に与るだけのために行っているという信徒の方は多いと思います。
神父様は、私達が一つの家族の一員であることを感じさせてくださいました。 朝、玄関の前で待っていて、一人一人に声を掛け、子ども達には頭をなぜながら話をして下さいました。 神父様というのを、ただ恐れ多い方と思って来た私達には、本当に父親のように接して気遣って下さいました。 いつも優しくて、深い愛情で、私達の悩みを聞き、多くの疑問に答えてくださいました。 時々、用事で司祭館に行くと、エスプレッソを入れてくださいました。
私は、オルガンの奉仕をさせていただいていたので、結婚式や葬儀の時には、神父様に式次第とどのように奉仕したら良いのかを教えていただきました。 神父様ご自身がオルガンがお上手で、歌いながらいろいろお話しして下さいました。 音色のこと、弾き方のこと、選曲のこと・・・。 今に至って、それほど得意でもないオルガン奉仕をさせていただけているのも、神父様の教えがあったからこそ・・・。
那須の引っ越し先には、結局、一度も伺うことができませんでした。 しかし、年に何回かプレゼントをお贈りすると、必ず、お電話をくださいました。 一月前も、とてもお元気なお声を聞いたばかりでした。 主人のこと、息子のことも気にかけて下さって。 今年こそ会いに行きたいと話していたので、行き方などを検索していたばかり・・・。
最後まで、現役の司祭としてミサをたてていらしたので、まだ、生きていらっしゃるようなお顔でした。 また、天国にいらしたのだなと思えるような「さわやかなお顔」をされてほほえんでいらっしゃいました。 どうぞ、安らかに憩われますように・・・。
本当に良い神父様に出会えてよかったと、他の方々ともお話ししました。