庭の草や木の芽がふくらんで、空気もぬるみ、本格的な春の訪れを感じるようになりました。 もうひな祭りの季節ですね。 昨年の今頃のことを思い返しています。 懇意にしていただいたご夫妻の奥様が、元旦から入退院を繰り返されて、体調のすぐれないご主人を病院に送迎。 ご主人も病院に通院。 ご主人の方が先に倒れるんじゃないかと思ったくらい。 私自身もすっかり疲れてしまいました。 送迎ついでに、近所の桜を見に遠回りしたり。
昨日見つけた可愛いお雛様。 生花の間
に入れてみました。
もう20年も関わっている、西東京市明るい選挙推進委員会で講演会をしました。何時の時代から生まれた芸能なのかハッキリわからないらしいのですが、目の見えない女性ばかりが、互いに助け合いながら、伝承してきた「ごぜ唄」の会。現代はもう目が見えない方でこの芸能をされている方はいないらしいですが。 調べてみると生まれた時に盲目だとわかると、子どもは「ごぜ」になるか、「あんま」になるかしかなかったのだそうです。 親は子供の将来を考えて、自分たちが先だった時を思い、泣く泣く「ごぜ」さんの組合に幼いころから芸を身に着けさせるために家から出したそうです。 今回、講演をして下さった萱森直子先生は、この芸能に感銘を受けて、学び、伝承をさらに広める活動をしていらっしゃるそうです。 詳しくは、先生のホームページをご覧ください。
https://www.echigo-gozeuta.com/
2020年には、映画「ごぜ」が公開されるとのことです。
ごぜ唄は、重苦しい暗いものばかりだと思い込んでいましたが、案外、「ごぜまんざい」というような、軽妙洒脱な乗りの良い明るいものもあって、とても楽しめました。機会があったら是非お聞きください。 都内でも公演をしているようです。