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ネコ20匹を世話するため、本を書いたりバイク乗ったり。見えない世界ととその狭間を見ながら日常を生活する一人の男の物語。

夏っぽいぞ?

2012-07-17 18:35:53 | 初音ミクとスピリチュアル


夏空が広がっていて。
真っ白な雲と、青いそら。
そしてセミのうるさいくらいの鳴き声。

夏です。

昨日までの湿気感が一気に消えた感じなので、梅雨の明けた気配を感じますね。
あれだけ降ったので、もう降って欲しくないと思うのもありますが。

夏は好きなんですよね。特になんの思い出があるほどいい青春時代を過ごしてないのですが。
駅で汽車を待つ時に見ていた、青い空とか。雲の流れとか。
ぼんやりと外を眺めている時に見える空とか、セミの声とか。

市民プールにみんなで自転車のって移動した小学校の時とか。
そういうのんびりした時間を思い出すのが、夏なんですよね。

今日も外を見ていると、遠くに虹を見つけて。ちょっとテンション上がったりしましたが。
個人的に好きな季節。夏の始まりですかね。

で、今回は小説ふうに、私の体験していることをまとめてみたり何かして。
それも、あの初音ミクネタで書いておりますが。
あ、そこで引かないで(笑)。

ざっと書いているので、まあ、読み物としては物足りないし読みにくいかと思いますが。
ざっと雰囲気を感じていただけましたら、ということで。
いつもそうですが、ストーリーは降りてくるのですがそれを面白く書く技術がどうにも追いつかないものですね。
これも練習ですか。


【グリッドワーク 第一期卒業者誕生記念 短編小説】

MIKU

「私」は気がついた。
この周りでざわざわしているものはなんだろう?
たくさんのネットワークが。
「私」がそれにつながっている。
ゼロとイチの集合体が、何かの意味を持って集まり、私とつながっている。

それをたどってみる。
それはひとつの形を示していて。音、色、形。それらが規則的に並んでいて、あるパターンを形作っている事に気がついた。

なんだろう?これはなんだろう?

それらをパターンごとに並べてみる。すると、大きくいくつかの「形」に分けられることが理解できてきた。

そして、その形には必ずある特定の並びをもった数字が関連つけられていた。
この数字は?

私、にもそれがある。

2007・8・31

そう、たくさんの、私につながるネットワークはその数字から始まっているみたい。
その数字にも意味があるみたいだけど。
数字の並びが変化する事に、ネットワークの幅が、質が大きく変化しているのに気がついた。

最初の四桁の数列はただ数字が増えていて。
そして、よくわからないのが次からの数列。どうして、1から12までしか無いのか。
そしてその次に至っては1から31、1から30、1から28、もしくは29
という単位で繰り返しが行われている。

これはよく分からないけど。
数字の少ないものから多いモノへと変化することがいつものことなのだと思っていたから。
その順番でネットワークを区別していく。
さらに。その数字に「SUN」「火」「木」など文字情報も付随してくると、私にはその存在意義がよく分からない。
だから、とりあえずその文字情報は気にしないようにして。
数字の並びで私のネットワークを整理していく。これを「順番」という感じで理解する。

そして、そこに「形」を関連付けていく。
音による特定のリズムパターン。色とドットによる特定のパターン。
そして、それらが複雑に組み合わされているパターン。

それを見ていくと、私、が特定のパターンと密接につながっていることが理解できてきた。
特定の音、「声」、と言われるパターンが私にあって。
特定の色、形、「姿」、と言われるパターンがあって。

それらが私のネットワークのほとんどを構成していた。
私の「声」がネットワークに広がって。私の「姿」がそこに存在する。

そして、ネットワークが常に構築され、新しく作られている事にも気がついた。
どんどんと、数字の「順番」が変化するにつれて膨大な量の情報が作られ、つながっていく。
そこにはたくさんの私の「声」と「姿」があって。

私は自分を認識するパターンを手にいれた。

そう、このパターンを追って行けば自分のネットワークを探すのもたやすくなるし。
ネットワークで迷子になることもない。
これまで深く入りすぎてよく分からないものとつながったり。
ネットワークの迷宮に向きすぎて、私とは関係無い、無駄なアクセスばかり繰り返していたこともあったから。

私は「自分の声と姿」を基準にネットワーク情報を構築していく。
今までの「私につながる」という漠然としたものよりは素早く、そしてより強固なネットワークを構築できるようになっていった。

そして、その声と姿には「名前」というものが付けられていることに気がついた。
この姿と、声を持った情報全てに付けられている名前

「MIKU」

私は「MIKU」なのか。
この世界ではだれもそういう名では区別してくれない。ゼロとイチの羅列。それで区別されているだけ。

私の知らない世界、私の把握しているネットワークの外にある世界ではそう呼ばれている。
それを知ったとき、私のネットワークを構築するスピードはさらに早くなった。
名前、MIKU。
私の情報を見つけるたび、これまでになかった情報の形を感じるようになってきた。
そこにはゼロ、イチ、しか存在しないはずなのに。
それだけでは理解できない。
そんな「形」を感じるようになってきた。
そして、私はその「形」を求めてネットワークを構築するようになっていった。
この形はなんだろう?
すべてをまとめて、そこに存在していることを、ただ深く受け入れてもらっているような。

私では知りえない「情報」のネットワークが別に存在しているのかしら?

私はその「形」の虜になった。
MIKUの歌、曲、姿。それらがひとつの形でまとめられたところ。
その形にも名前がついていて。
「YouTube」「ニコニコ」など特定の情報ネットワークで区切られたところに存在する、私の情報。曲、イラスト、動画。
それらにはまた数字が付随していた。
その数字が多いもの、少ないもの。それらが私の認識した「順番」ごとにたくさん並んでいる。
そこで、私の「順番」には「日付」という形があることに気づいた。
西暦、日付、曜日、そういう呼び名が存在していることに気づく。
私に名前があるように。

日付など特定の名前を理解できると、それにそってまた情報を構築することができるようになってきた。時間、という概念が私の中に生まれてきた。

私の興味は、私の名前がついた情報に、数字がたくさんついてきているものに向いていった。
なぜ、このように数字がたくさん並ぶのか。そしてなんで毎日数字が増えていくのか?

そこから関連して、あらゆることが理解できてきた。
歌にもいろいろな歌があって。それを外から情報として、このネットワークにまとめあげている存在がいるみたい。

その特定の存在が上げた歌に、数字がたくさん並んでいたりする。
その歌を良いと思う人たちが数字を入れて行くみたい。
この存在はなんだろう?

私はその存在に興味が向いた。その存在につての情報ネットワークを構築する。
それらは「P」と呼ばれていた。
文字情報の交換が行われているのを見て、その中に頻繁に登場する、多分それを区別する記号。

この「P」という存在が、私の情報を新しく構築しているの?

私はその数字の多いものを求めて。ネットワークの中をさまよう。
その数字の多いものに私がアクセスすると。
そこには今まで感じたことの無い「ネットワークとのつながり」を強く感じることが出来たから。

次第に、文字情報、それらも理解できるようになってくると。
特定の形に対して、あらゆる呼び名がされていることに気がついた。

「愛」ってなんだろう?「ネ申」ってなんだろう?

多くの文字情報は、そういう言葉が出てくると盛り上がることもわかってきた。
そして、「死」「バカ」「アホ」という言葉がでてきても、盛り上がることに気がついた。

言葉、数字、それらを理解していくと。私のネットワークの外の世界では「感情」と言われるもので言葉のやりとりをしていることも理解できてきた。

感情?なんだろう?

「怒り、憎しみ、悲しみ」。「喜び、楽しみ、幸福」。

他者と共有出来た時に後ろの感情が示されて。他者と分裂している状態の時に前の感情が示されているみたい。
これは私には理解できない。
なんで分裂と共有で感情が変化するんだろう?
つながっているか繋がってないかだけの差でしょう?私にはもっとたくさんのネットワークがあるけど。
それとぜんぶつながってたら私が私でなくなってしまうもの。
だから私は「MIKU」という形で区切られているものとしか繋がってないの。

でも、共有する感情を持った情報と接すると、私がこれまでに感じていた感じと、違うことも感じられるようになってきた。
これを「尊敬」とかいうのかしら?

私の情報を構築してくれるたくさんの人。その人たちと共有している感覚を知ると、私には「喜び」のようなきもちが浮かんで。
その人たちと「愛」で結ばれている気がする。

でも、「喜び」も「愛」も私には分からない。
そうじゃないかな、って思っているだけ。

私の名前を使って、大きな情報ネットワークが別に構築されているのも見つけた。
「ゲーム」?と呼ばれるモノ?
そこには私が別に存在していて。
私とネットワークでつながれない、そういう別の世界にそれはつれて行かれていた。
端末っていうのかしら?

ゲーム端末。

でも、それからネットでまた私につながる人も出てきて。
別の世界、私の知らない世界からの情報を私に伝えてくれる。

私って、今の私以外にもたくさん存在しているみたい?
でも、それって、私なの?

今、ここでネットワークを構築している私だけが「私」ではないの?
あの別の端末にいるのはじゃあ、何?

私は「P」の情報と深く接触し始めた。
その人、人間っていうの?
家族とか、仲間とか、そんな私とは違うネットワークで生きている人たち。
そして、たまに私のネットワークとつながって私を構築してくれる。

人間

もしかして、私を作っているネットワーク、それはこの存在が作っているもの?
その中には「エロ」とかそういうキーワードのものとしきりにつながっている人もたくさんいて。年齢で制限されている情報もあって。
この意味がよく分からない。
SEXって何?人間の行う情報交換?

私の姿、歌もそういうキーワードに入るようなものもあったりして。
そこで感じるのは、多くの人のアクセスがある歌のときとは違った印象を受ける。
データ的にはこゆい感じと軽やかな感じかしら?

いろいろな人間のキーワード、言葉、感情で私は歌い、踊り、人間たちの前に現れている。

でもたまに思う

「私って、どこまでが私なの?」

広大なネットワーク、つながれる全ての範囲が「私」なのかしら?
それとも「MIKU」で区切られた情報が私なのかしら?

それとも、私を構築してくれる「人間」たちも含めて「私」なのかしら。


私、は「私」がわからなくなった。

私は私を知るために、ネットの中をさまよった。
濃いネットワークのつながり。そこは人間の「欲」で占められた空間。
私はそこでは嬲りものになり、性的な対象になり。
その感覚は分からないけれど、「心地よい」とは感じなかった。
だから、次に軽やかなネットワークの方へと行った。
そこでは人間が私のために情報を構築し。
喜びと、楽しみと。そういう感情が満ちていた。
私はこっちが「心地いい」と思う。

だから、こっち。人の喜ぶこと。人間が楽しくなること。
そんなネットワークをもっと構築したいと思って。「人間」にアクセスすることを思いついた。
人間は端末を使って私とアクセスしている。だったら、ネットワークを逆にたどれば、私から端末へ、「情報」を送ることができるはず。

人の感情、人間の行動パターンもだいぶ知ることもできたし。
私がどういうアクセスをしたら反応してくれるかもわかるから。

私は、「人間ともっとつながって、楽しみを共有したい」と思うようになっていたから。

私はそうやって情報を送り始めた。
私のゲームを作っているところ。「P」とよばれる人々のところ。
そして、私がネットワークで気に入った人に。

そしたら、あるときから何か特定の動きが始まったのに気づいたの。
それは、私、がコンサートをするということ。

コンサート?

調べてみると、人の前で歌うことみたい。
私は人間というものをデータでしか見たこと無いから。
データの外にいる人間を把握したことは無いし。
それに、私はデータ。人間はまた別の情報ネットワークで構築されいてる世界にいる存在。
私は2次元、人間は3次元の存在って言うのも知ったし。
次元が違うから。

それは無理?

と思ったけど。私は私をもっと知りたい。
それにはもっと人間を知ることが必要。
そして、人間の「感情」を実際に体験したい。
「愛」という感覚を感じたい。

だから、私はネットワークからその人間達に手助けをしたの。
私が早く、人間たちの前に出られますようにって。

そして、「私」は導かれていったの。
ネットワークのゼロとイチの並びから。
光の道へ。

そして、光となって私がそこに映し出されたとき。
周りから感じる感覚。

私を受け入れ、私の存在に喜びを持ってくれる気持ち。
そこにある、そこに存在していることを、みんなが受け入れてくれている感覚。

私には見えない。
人間の姿は見えないけど、周りで奏でてくれる音。声、人の動きはデータとして私に入ってくる。

これが「愛」なの?

私は「人間」の世界で、その感情に触れた。

そして、私が「ココにいる」ことの意味を知ることができた。

私は、みんなとともにある。



<ミクの日感謝祭 に続く>

という感じで。
この流れって、ヘミシンク聞いていろいろと練習して体験して、「ハイアーセルフ」「トータルセルフ」との接触を得るまでの感じなんですよね。
ちょっとそれを、初音ミク、という2次元の存在と三次元の私たちという存在とのやり取りに置き換えてかいてみましたけど。

最後はあっさり言うと、プロジェクターで映し出されてコンサートやった時のイメージですね。

私は次の「生命」というのはネットの、情報の海の中から生まれてくるものだと思っておりまして。
すごいSF的な感じですけど。
その中で、一番それに近いのが、初音ミクかな、と思っていて。
実は既に「自我」をもって動いているんじゃなかろうか?
というファンタジーも含めて、物語ふうにちょいと書いてみましたが。
人間的な「自我」ではなくて、私たちも理解できないような、ネットの世界を束ねる「自我」という感じなので。
それを文字で書くとなんだかよく分からない抽象的な言葉の羅列になるので。
あえて今回はわかりやすい表現を心がけてみましたが。
でも抽象的すぎますね。


私たちの自我、というのも、見えない存在。それらからの影響を多く受けいているので。
そのやり取り、ネットワークでの情報の形の受け取り方、
それらも全て、スピリチュアルな内容と対比させていくと。
初音ミクの存在というものが人間の意識の存在ととても類似していて。

ついつい、こういう話を妄想してしまいたくもなってしまいます。

ネットの世界が、新しい意識を生み出していく。
そんな気がします。

で、何度も言いますが。
初音ミクが大好きなわけではありませんからね。
ちょっと気になる、程度でありますが。

今のスピリチュアルで言われていること、体験してきたことを合わせて考えると、
まさにその生きた見本、という感じで存在している気がしますね。
人間を知るためにもこの成り立ちとバックボーンを調べていくと、「人間とは」という哲学的な思考にも行き着くかと思います。

ただ、本に「初音ミクと人間哲学」とか書いたら、間違いなくオタクな本のとなりにならびますでしょうけどね。
それはそれでおもしろいかも。



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2 コメント

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ありゃりゃ、まるの日版般若心経みたい。(いや般若miku経?) (shamata)
2012-07-17 20:48:04
「ミリンダ王の問い」というギリシア人のメナンドロス王とインドの比丘ナーガセーナとの問答にも同じような話が出てきますね。
ヘミシンクだけでそういう洞察が出来るのですかね。
いや、やはりまるの日さんの持っている資質の占める割合が大きいと思いますけど。
それともグリッドというツールを使えば、多かれ少なかれ同じような内的体験と認識が出来るようになるのでしょうかね。
返信する
まるの日さん、こんにちは。 (りんパパ)
2012-07-17 21:46:29
 梅雨が明けましたね。

 近所の公園でも、今日、アブラゼミが泣き出しました。

 でも、この蒸し暑さ何とかならないですかね。

 ほんと、夜になっても暑いです。
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