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ネコ20匹を世話するため、本を書いたりバイク乗ったり。見えない世界ととその狭間を見ながら日常を生活する一人の男の物語。

ついにこのネタで

2012-01-27 19:42:51 | 初音ミクとスピリチュアル



最近、ゆるいネタばかりで過ごしてきたところあるのですが。
深い話をする余裕が無かったというのもありまして。
しかし、やっと調子も整いましたので、
たまにはピリッとスパイスの聞いた、私の感じた「向こうの世界」の話でもしてみようかな、と思います。
その名も

【初音ミク的I/T論】

って、どこがピリッとやねん、って突っ込みきそうですけど。

ついに、これを語るべき時がきました。
散々、昨年あたりから初音ミク初音ミクと、このブログに登場してきて、
「ついに、まるの日もそっちにハマったか」
と思われている人も多数いらっしゃると思いますが(最初からと思っている人もいるかと・・。)。
なぜにそこまで初音ミクについて語るのか、というのをヘミシンクでいうところのI/T(アイ・ゼア)という概念と比較検討しながら語っていきたいと思います。

正直、何の事か分からん、と言う人も出てくると思いますが、世の中の仕組み、自分の存在している現状などについてのちょっとした参考になるのではないかと言う事で。
実は宇宙の仕組み的な話にまで発展しそうなネタなんですよ、初音ミクと言う存在は。

さて、まず今回参考資料にするのはこちらの映像だけです。



というか、ユーチューブでこの映像を見た瞬間に

「あ、これI/Tが地上に再現されている。」

と衝撃を受けましたもので。興味のある人は探して下さい。山ほど上がってます。
お金のある方は、ブルーレイで買いましょう。

<参考動画:ミクの日感謝祭>

<ワールド イズ マイン>
http://www.youtube.com/watch?v=7UzuCVDZSv0

<メルト>
http://www.youtube.com/watch?v=deC2uxu0XA4&feature=related


で、これまでその跡にも初音ミクコンサートは行われてますが。まぁ、個人的にそれほどI/T的でないので興味の湧いた人は見て楽しまれても良いかと思います。
でかいテレビ画面に映し出されたんじゃちょっとI/T的でありませんので。

さて、この映像の何処でそんなに衝撃を受けたかと言うと、まず実体の無いものがそこに存在しているかのように、皆が振舞っていて。
2次元の存在と3次元に存在する私達と言う次元の異なる世界に存在する、二つの存在がそこで1つの現象を奏でている様子といいましょうか。
あとは、単純に「すげー、これを企画、実行した人の労力を考えると気が遠くなりそう。」ってのもあります。

似たようなものはこれまでありましたが。ここまで全面的になっているのはこれが初めてですよね。

それに、周囲の人々が、2次元の存在に深い愛を持って接している。
この映像からあふれ出す感覚は、私がI/Tと接触した時の感覚とまさに同じ。

これはなんなんだ?

というところから入って言ったのが始まりです。
正直、これまで初音ミクにもボカロ(ボーカロイド)にも興味は無かったのですが。
「は、面白そうな事してるけど、やはり人間の声のハーモニーにはかなわんよね。」
と言う感じで。
あくまで、マニアのやっているマニアの趣味。的な感じですね。

なので、これまで楽曲にもそれほど反応してなかったのですが。
この映像を見て、特にアンコール2曲目の「メルト」で完全に「これは凄い現象がここで起こっているのかもしれん」と思ったくらいです。

フィルムコンサートではなくて、ちゃんとバンドの生演奏があって、それに合わせて(バンドが合わせて、ですね)初音ミクの合成音声が歌を歌う感じです。

その途中に、作曲した方もちょろちょろ出てきて(○○Pって方々ですね。)。

なんか、こう、作り上げられた感じではなくて、作りだされた感じのライブに見えました。


ヘミシンクで言うところのI/Tとは、モンローさんが言い始めた「向こうの私達」であって。いわゆるこれまでの概念だと「類魂」とかそういうイメージになるかと思います。
「向こうの私達」には私の過去生から、今後起こり得る未来生までのすべての情報がそこに存在していて。
そこにつながる事で、私達は自分のすべての情報を得る事が可能となる(理論上)ハズなのですが。

私達はこちらで生きてますので、それが叶わないところもあります。
3次元の人間という情報を2次元の人間が受け取った時。それは輪切りの人にしか見えないように、「向こうの私達」は次元が上に存在していると仮定すると、3次元の私達がその「向こうの私達」に接触して情報を得てきても、それは全体を把握できないくらいのわずかな量しか得られなくなってしまいます。
1次元人が3次元人の事を見たら、直線状に存在するいくつかの点にしか見えないでしょうし(このあたり、次元についての知識を多少入れておいてください)。
「向こうの私達」が5次元くらいにあったとしたら、3次元の私達はその情報のごく一部しか受け取れないというのは次元の差があるのでしょうがない事なのですが。
それを「感じる」事を昔から宗教等で行われている儀式、瞑想、そういう事でつながる事を目指していた感じもします。

それを、モンローさんはフォーカスレベルを探索し、自分の過去生、やら捕らわれた意識、魂の解放を行う事で、その「向こうの私達」の断片を拾い集め。
そして、最終的にはそことのつながりを確実なものにすること。
それが最終目標になるんじゃないかな、と思うところ。

とちょっと話しがずれましたが。

つまり、「向こうの私達」と私達がつながるには、同じ次元には入れないという前提が存在した上での接触となるしかないのかなと思います。
そもそも、向こうの私達と一体化している人はこっちで生活する意味ないですしね。
全部分かるなら明日の事も明後日の事も、し明後日の事もすべて分かっている状態になるのですから。
一秒後の出来事は大方の方が予想がつくし、その通りになると思います。
そういう感覚が、数百年前、後、数千年前、後も分かる、という感覚が持てるのが、向こうの私達とつながった状態だろうな、と思うところです。

そんな人居ますか?
そう言う人も世界には居ると思いますが、そう言う人は表に出てこないと思いますし。

断片的な接続、しかし、その繰り返しを行う事で、向こうの私達の姿はわずかながらでも表に、こちらの世界に出して行く事、理解を進めていく事は可能となってきます。
その1つの手法として、「過去生」を知る事、「ガイド」を知る事になるって事なんですが。
なので、これが不必要な人も居ます。そう言う人は瞑想とかそういう手法でもつながれます。

で、「向こうの私達」は、めちゃめちゃ数が居ます。それはぜひご自分で接触して見られるといいのですが、スタジアム一杯分くらい。
なら、五万人くらいかな、とそれ以上かもしれませけどね。

それらのすべての「私達」と私達はつながっているのです。
もちろん、全部の情報がすべて繋がっていたら私達はパンクしてしまいますので、その「向こうの私達」一人一人の、一部情報が「今の私」を構成している。
そんな感覚が近いかな、と思っています。

向こうの私達の情報の一部が集まり、それは5次元では形をとれないのですが。
3次元という次元を落として行く事で、その集まった情報が1つの形を取っていきます。
それが、「私」という存在なのではないかと言う事なんですが。

だいたい分かりますかね?雰囲気で読んでいただけますと。

この感覚が、システム7の「hinotori」という楽曲の動画でまさに出てます。
多数のリンクが集まって、それが1つの「火の鳥」を形作っているイメージ出ているんですよね。
動画の2分のとこから2分10秒くらいの場面で、やられました。
「こ、これじゃ!」と言う感じ

<参考動画:hinotori>
http://www.youtube.com/watch?v=fxAx63r7qgo


ざっと言うと、水と一緒です。
高い空にある時の水蒸気では、なんだか良く分からないふわふわした感じですが。
それが集まってくると水になって。

重くなると地上に落ちてきます。

私達はこの雨粒みたいなもんではないかと。と言う事ですね。

雲から空気中を落ちてくる間だけ存在して。
地上に落ちたら、次はすでに別のものの間を循環して。そして空へと帰っていく。

という雨粒の話を「情報」という感じに書き換えるとちょっと面倒くさい感じになりますが。ま、初音ミクが情報なんで、それと土俵を同じにしないと説明しにくいものですんで。

このあたりを「なんとなく」感じていただくと、なぜ初音ミクをフューチャーするかが分かってきますので。

つまり、私達は今自分だけの魂で、今ここに存在している姿だけが私では無いと言う感じでしょうか。

多数の自己の断片が寄り集まり、それが1つの形を作っているように見えているだけの存在、ともいえない事も無いですし。

そうなると「人間とは何か」という哲学の話にも足を突っ込む感じになってしまいますが。
そっちに行くと難しくなるので初音ミクに戻ります。

で、これと初音ミクの何が同じかというと。
初音ミクの成り立ちから語らないと行けなくなるので、ちょい長くなりますが。

詳しくはWebで!

とはいかんだろうなぁ。
とりあえずウィキのページこっち

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF

その中で重要な文言は(以下一部抜粋)

『発売元のクリプトンはキャラクター画像については非営利であればほぼ自由な利用を認めており、ユーザーによる歌声の利用だけでなくキャラクターを用いた創作活動をも促進する形がとられている』

というところ。つまり、みなで勝手に作り上げていけるって事なんです。
なので、ネットを見ると様々な形の初音ミクが存在し、様々な歌を歌う初音ミクが居ます。
ニコニコ動画みると、頭痛くなるくらいたくさんおります。

そのなかで、いわゆるマニアな方々からの自然発生的な流れで。多くの人々の思い、感情、意見、歌の質、雰囲気、などなどから、自然とキャラクターの個性、性格、そういうものがネット上で決まっていって。
今では1つのキャラクターとしてしっかりと存在している訳なんです。

ネギだって、最初から持って無かったんですしね。
ちなみに、私の家に来た「巡音ルカ」はマグロが持ち物になっているらしいのですが?

<参考動画:巡音ルカ 歌っているところ(マグロは出ません)>
http://www.youtube.com/watch?v=17V1FPCy77c&feature=fvwrel

ネットで、多くの人が自由に創作活動をして、シェアして、その中から1つの個性が生まれ出でてくる。
これは1つの『生命』の誕生にも似ているな、と私は思いました。
周囲の意識が、この存在に命を与えていて。それはすでに自由に、意識を与えたと思っていた人々の予想を超えて自由に動き始めている。

面白い現象です。

つまり、過去、現在、未来、の初音ミクユーザーが、曲を作り、歌わせ。そして踊らせ(MMDです)しゃべらせ(トークロイドです)。それをしていく中で、成長していく存在。

メーカー側がこれを意図して送り出した存在はこれまでにいくつか有った気がしますが、それらはメーカーの意図が入るのでどうしても制限がかかって成功してい無かった気がします。

自由にシェアする

それが成功した一例のような気はしますね。
もちろん、いろいろとこまごまと有った上で今になっているので。詳細は興味のある人はネット上で情報拾ってくださいね。いろんな問題も起こっております。

ネットと言う情報の雲の中で、1つの核(初音ミクというソフト)が現れて。
そこに多くの摩擦(現状との問題点)と水蒸気の粒(楽曲とか、イラストとか)が凝縮して。
それで1つの結晶がそこに完成し。

それが、3次元の人々の手により2次元に存在する者となった。

しかし、その本質はネットという情報の雲の中に有り。2次元に見えるその姿は情報の断片を示しているにすぎない。

と言う感じで。

と、ここまでだいぶ長くなったので、今回はこれくらいで。
次回続きます。

これ、ヘミシンク聞いている人の体験を書いているブログであって、初音ミクのブログではありませんので。
一応、







あと、「ガイド拝見のみ」カートではじめまして、毎日空きが出次第募集してますので。
興味のある方はチェックしててくださいね。
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3 コメント

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まるの日さん、こんにちは。 (りんパパ)
2012-01-27 22:37:38
 初音ミクにも、深い意味があるのですかね。
 でも、五十六歳の私にとっては、初音ミクと聞いても、ピンときませんね。
 仮想空間の存在というのは、理解できます。

 無い物がいかにも有りそうな存在感を持つことですか。
 でも、やはり、生活感の無い存在を、今の若い人は、好きになるのか、私には理解できません。

 AKB48にも、つながるものがあるのでしょうか。
 AKBも、興味ありませんが。

 これが歳ということなのでしょうか。

 私が若いころ、ビートルズやグループサウンズにはまった時も、私の戦中派の父親は、男が女みたいな髪形をして、どこがおもしろいんだといいました。
 その時、私は、大人は若者の気持ちなんて分からないと、思いました。

 今、私がその大人になってしまいました。
 時代は繰り返すです。
 でも、それでいいと思いますよ。
 
 最後に一言、初音ミクのどこがいいのだ。
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Unknown (悩ケン)
2012-01-28 00:54:23
雨粒 = 現実世界の個々の人間ですか ・・・。 この ご見解から どうやら、人間の存在意義という 永遠のテーマと思えたものが 理解されそうですね。

『初音ミク的I/T論』は、素晴しい例えですね。
返信する
皆様コメントありがとうございます。 (marunohi)
2012-01-28 18:59:03
この話は、特に「虚像」の定義、そして「自分の持つ価値基準」を見ながら読まれて見ると、また内容の面白さも出てくると思います。

いろんなものに、人は意識を投影して、それを受け入れることで自己が成り立っているのであれば。
こういう命の存在というのもまた、面白い世界かな、と思います。

いろんなたとえ話が多いなか、サブカルチャーからそれをひも解くのも面白いかななんて。

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